タグ付きMAPキナーゼ(p44MAPK/Erk1遺伝子発現)マウスの作成
タグ付きMAPキナーゼ(p44MAPK/Erk1遺伝子発現)マウスの作成
批准号:
14657620
负责人:
岩尾 洋
金额:
$1.79万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2002
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2002 至 --
中文摘要
本研究の目的はMAPキナーゼの一つであるERK1が含まれる蛋白質複合体の精製を、培養細胞でなく、マウス生体において行うことである。これにより、心肥大や動脈硬化といった病態時における複合体の変化をダイナミックにとらえることができる。蛋白質複合体の効率よい精製法として、本研究ではTandem affinity purification (TAP)法を用いた。これは目的蛋白質にC末側にプロテインAとカルモジュリン結合蛋白質の2つのタッグを付加し、IgGビーズとカルモジュリンビーズによる2段階のアフィニティー精製を行うものである。まずTAP法の効率を確認するために、緑色蛍光蛋白質(EGFP)およびNAT1にTAPタッグを付加した発現ベクターを作製した。EGFPは細胞内で単独で存在すること、一方、NAT1は多くの因子と複合体を形成することが知られている。これらの発現ベクターをMG1.19細胞に導入し、細胞抽出液からTAP法による精製を行った。2段階精製の後、電気泳動で分離し、銀染色にて確認した。その結果、EGFPとNAT1が共に高効率に精製されており、NAT1とは複数の蛋白質が共精製されるが、EGFPはほぼ単独で精製されることが明らかとなった。この結果、TAP法は哺乳類においても強力な精製法であることが確認できた。そこでマウスERK1にTAPを付加したcDNAを、普遍的なプロモーターであるCAGプロモーターの調節下に発現させるベクターを作製し、マウスの受精卵に導入した。その結果トベクターの染色体への挿入は1例でのみ認められた。このマウスの組織においてERK-TAPの発現をみたが、ウェスタンブロットでは確認できなかった。一方、同様にCAGプロモーターの調節下にEGFPを発現するベクターを受精卵に導入すると、誕生した約2割のマウスにおいてベクターが染色体に挿入されており、全例でEGFPの発現が確認できた。このことからERK1-TAPの過剰発現は生体にとって有害であると考えられた。現在、受精卵への導入を続行し、致死とならない程度に発現量が低いトランスジェニックラインの樹立を目指している。またトランスジェニックマウスではなく、相同組み換えにより内在性ERK1遺伝子にTAPタッグを付加するためのベクターを作製中である。
英文摘要
本研究の目的はMAPキナーゼの一つであるERK1が含まれる蛋白質複合体の精製を、培養細胞でなく、マウス生体において行うことである。これにより、心肥大や動脈硬化といった病態時における複合体の変化をダイナミックにとらえることができる。蛋白質複合体の効率よい精製法として、本研究ではTandem affinity purification (TAP)法を用いた。これは目的蛋白質にC末側にプロテインAとカルモジュリン結合蛋白質の2つのタッグを付加し、IgGビーズとカルモジュリンビーズによる2段階のアフィニティー精製を行うものである。まずTAP法の効率を確認するために、緑色蛍光蛋白質(EGFP)およびNAT1にTAPタッグを付加した発現ベクターを作製した。EGFPは細胞内で単独で存在すること、一方、NAT1は多くの因子と複合体を形成することが知られている。これらの発現ベクターをMG1.19細胞に導入し、細胞抽出液からTAP法による精製を行った。2段階精製の後、電気泳動で分離し、銀染色にて確認した。その結果、EGFPとNAT1が共に高効率に精製されており、NAT1とは複数の蛋白質が共精製されるが、EGFPはほぼ単独で精製されることが明らかとなった。この結果、TAP法は哺乳類においても強力な精製法であることが確認できた。そこでマウスERK1にTAPを付加したcDNAを、普遍的なプロモーターであるCAGプロモーターの調節下に発現させるベクターを作製し、マウスの受精卵に導入した。その結果トベクターの染色体への挿入は1例でのみ認められた。このマウスの組織においてERK-TAPの発現をみたが、ウェスタンブロットでは確認できなかった。一方、同様にCAGプロモーターの調節下にEGFPを発現するベクターを受精卵に導入すると、誕生した約2割のマウスにおいてベクターが染色体に挿入されており、全例でEGFPの発現が確認できた。このことからERK1-TAPの過剰発現は生体にとって有害であると考えられた。現在、受精卵への導入を続行し、致死とならない程度に発現量が低いトランスジェニックラインの樹立を目指している。またトランスジェニックマウスではなく、相同組み換えにより内在性ERK1遺伝子にTAPタッグを付加するためのベクターを作製中である。
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专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
血管内皮障害のプロテオーム解析
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批准号:19659062
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$2.11万
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财政年份:2007
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负责人:岩尾 洋
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依托单位:
腎炎治療薬の分子設計
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批准号:10169254
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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资助金额:$1.02万
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财政年份:1998
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负责人:岩尾 洋
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依托单位:
レニンの代謝‐腎皮質細胞内顆粒へのとり込みと分解‐
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批准号:58570102
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1983
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负责人:岩尾 洋
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依托单位:
レニンの不活性化
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批准号:57770175
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1982
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负责人:岩尾 洋
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依托单位:
レニンの直接ラジオイムノアッセイと分子量変換機序への応用
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批准号:56770133
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.42万
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财政年份:1981
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负责人:岩尾 洋
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依托单位:
海外基金