東アジア近代民衆宗教運動の比較研究

东亚现代民间宗教运动的比较研究

• 批准号: 07610215
• 负责人: 対馬 路人
• 金额: $ 0.51万
• 依托单位: Kwansei Gakuin University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
• 财政年份: 1995
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1995 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-07610215/
• 关键词: 新宗教運動; 東アジア; 国際比; 海外布教

特に中国(台湾)系の民衆宗教の代表的教団、紅卍字会道院系及び一貫道系の団体に絞って、資料収集をおこなうともに、それらの日本での活動について聴取調査、参与観察をおこなった。いまのところ、日本国内では前者の系統に関しては日本道院、多摩道院の二団体、後者に関しては天道総天壇、天道日本総天壇、先天大道日本総天壇、孔孟聖道院、道徳会館、中国嵩山少林寺(活動休止)の六団体の存在が確認された。これらの分立状況は母国におけるこれらの教団の分立を背景としている。調査を通して、これらの団体の日本への浸透の経緯や日本での活動の実態については、全ての団体に関してというわけではないが、ある程度明らかになった。歴史的にはまず紅卍字会道院が、日本の大本数と提携するという特異なしかたで戦前に日本に入った。一貫道系が日本に入るのは戦後になってからであり、しかも活発になったのは比較的最近のことである。一貫道系の団体の多くは台湾から入っているが(一団体は韓国経由)、台湾におけるこれらの団体の活発な布教活動を背景としていると思われる。しかし両系統の団体とも日本人メンバーが中心となって活動しているというという点では共通している。こうした中国系の宗教結社は外地では華人のエスニックな相互扶助団体になる傾向があることを考慮すると、この点は日本での展開の特徴の一つといえる。特に菜食の実践、瞑想などの修行の面では日本の若者の姿が目立つ。日本の若者の間での精神世界への関心の高まりがこれらを受け入れる日本側の土壌となっている面がみられる。これらの中国系民衆宗教は、シャーマンの託宣による教団指導、諸教融合的傾向など日本のそれと共通の体質を少なからずもっているが、日本のそれらと比べると、全体として禁欲主義、現世超越、秘密主義の傾向がやや強いように思われる。これらの団体が日本に受容される際に、それらがどのように作用するかを更に検討していきたい。

In particular, China (Taiwan) is the representative of the popular religion of the church, the red swastika religious department and the organization of the consistent religious system. In Japan, the existence of the former system is confirmed, including the Japanese Taoist Temple, the Tama Taoist Temple, and the latter system, including the Tiandao Temple, Tiandao Temple, Xiantian Daodao Temple, Confucius and Mencius Taoist Temple, Taotoku Hall, and Songshan Shaolin Temple (inactive) in China. The situation of separation is different from that of the mother country. The investigation of the activities of the Japanese government and the Japanese government has been carried out to a certain extent. The history of the Red Cross Society, Japan's largest number of people to carry out special activities before the Japanese The path is the most recent one in Japan. Many organizations of the I-Kwon Dao system have been involved in Taiwan's education activities. The system of the Japanese people is divided into two parts: the center and the common point. This is one of the characteristics of the development of religious associations in China. Special food and practice, meditation and practice of the face, if the Japanese attitude and stand erect Japan's spiritual world is full of concern. This is the tendency of China's popular religion to resist, resist and resist propaganda, and to integrate all religions. This is the first time I've ever seen a woman.