ウイルスを用いた自閉症小脳病態の分子メカニズムの解明
ウイルスを用いた自閉症小脳病態の分子メカニズムの解明
批准号:
22890035
负责人:
本田 知之
金额:
$2.01万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2011
中文摘要
自閉症やうつ病、統合失調症などの精神疾患は、比較的発症頻度が高く社会的損失が大きい。しかし、それらの精神疾患の病態に関してはまだ不明な点が多い。精神疾患の発症には、遺伝的要因と環境要因が関与すると考えられている。現在、多くの精神疾患研究のアプローチはゲノム網羅的解析などの遺伝学的解析によるもので、ウイルス感染などの環境要因を用いたアプローチは不足している。さらには、遺伝学的要因と環境要因がどのようにクロストークをして精神疾患のような高次脳機能障害を引き起こすかは明らかになっていない。一方、解剖学的観点からは、様々な脳部位が精神疾患の病態に関与することが明らかになっている。小脳はその中でも比較的精神疾患への関与が多く報告されており、自閉症との関連も報告されている。本研究では、ウイルスを用いて自閉症病態の分子メカニズムを解明することを目的とした。本年度の研究において、ウイルスによる高次脳機能障害について以下の結果を得た。1)ボルナ病ウイルス(BDV)感染動物は自閉症様の行動異常、小脳病態を示すことが知られている。昨年度に、BDV P発現マウスが感染動物と同様の小脳病態を示し、それにはIGFシグナルが関与することを明らかにした。本年度は、自閉症様小脳病態を示すBDV P発現マウスの行動異常を探索し、社会性を測定する行動実験において明らかな異常を認めた。つまり、小脳障害は少なくとも自閉症の社会性の異常に何らかの関与が有ることが示唆された。2)麻疹ウイルス(MV)に対するワクチンを含むMMRワクチンは自閉症との関連が示唆されている。MVの持続感染と自閉症との関連を明らかにする為に、MVの持続感染メカニズムを検討し、持続感染した変異MVは、通常急性感染で認める細胞障害とは異なる表現型を示すことが明らかになった。
英文摘要
自閉症やうつ病、統合失調症などの精神疾患は、比較的発症頻度が高く社会的損失が大きい。しかし、それらの精神疾患の病態に関してはまだ不明な点が多い。精神疾患の発症には、遺伝的要因と環境要因が関与すると考えられている。現在、多くの精神疾患研究のアプローチはゲノム網羅的解析などの遺伝学的解析によるもので、ウイルス感染などの環境要因を用いたアプローチは不足している。さらには、遺伝学的要因と環境要因がどのようにクロストークをして精神疾患のような高次脳機能障害を引き起こすかは明らかになっていない。一方、解剖学的観点からは、様々な脳部位が精神疾患の病態に関与することが明らかになっている。小脳はその中でも比較的精神疾患への関与が多く報告されており、自閉症との関連も報告されている。本研究では、ウイルスを用いて自閉症病態の分子メカニズムを解明することを目的とした。本年度の研究において、ウイルスによる高次脳機能障害について以下の結果を得た。1)ボルナ病ウイルス(BDV)感染動物は自閉症様の行動異常、小脳病態を示すことが知られている。昨年度に、BDV P発現マウスが感染動物と同様の小脳病態を示し、それにはIGFシグナルが関与することを明らかにした。本年度は、自閉症様小脳病態を示すBDV P発現マウスの行動異常を探索し、社会性を測定する行動実験において明らかな異常を認めた。つまり、小脳障害は少なくとも自閉症の社会性の異常に何らかの関与が有ることが示唆された。2)麻疹ウイルス(MV)に対するワクチンを含むMMRワクチンは自閉症との関連が示唆されている。MVの持続感染と自閉症との関連を明らかにする為に、MVの持続感染メカニズムを検討し、持続感染した変異MVは、通常急性感染で認める細胞障害とは異なる表現型を示すことが明らかになった。
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持続感染時のモノネガウイルス病原性発現の分子メカニズム
单股病毒持续感染过程中致病性的分子机制
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Honda, T., et. al., Keisuke Yanagida, 本田知之]
通讯作者:
本田知之
DOI:
10.1128/jvi.01817-10
发表时间:
2011-05-01
期刊:
JOURNAL OF VIROLOGY
影响因子:
5.4
作者:
[Honda, Tomoyuki, Fujino, Kan, Tomonaga, Keizo]
通讯作者:
Tomonaga, Keizo
DOI:
10.1128/jvi.05554-11
发表时间:
2011-12-01
期刊:
JOURNAL OF VIROLOGY
影响因子:
5.4
作者:
[Daito, Takuji, Fujino, Kan, Tomonaga, Keizo]
通讯作者:
Tomonaga, Keizo
Upregultaion of insulin-like growth factor binding protein 3 in astrocytes of transgenic mice expressing Borna disease virus phosphoprotein
表达博尔纳病病毒磷蛋白的转基因小鼠星形胶质细胞中胰岛素样生长因子结合蛋白3的上调
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
Journal of Virology
影响因子:
5.4
作者:
[Honda, T., et. al.]
通讯作者:
et. al.
自己学習型ウイルス抵抗性細胞の樹立に向けた技術基盤の開発
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批准号:22K19436
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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资助金额:$4.16万
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财政年份:2022
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负责人:本田 知之
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依托单位:
Comprehensive analysis of roles of endogenous virome during virus infection
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批准号:21H02738
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.15万
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财政年份:2021
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负责人:本田 知之
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依托单位:
ウイルス感染を利用した高次脳機能障害の分子機序の解明
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批准号:07J07682
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$2.11万
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财政年份:2007
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负责人:本田 知之
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依托单位:
神経回路網形成におけるシナプス結合の新しい接着機構の解明
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批准号:01J01174
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.92万
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财政年份:2001
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负责人:本田 知之
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依托单位:
国内基金
海外基金
毛发中酪胺对精神疾患的历史诊断作用的研究
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批准号:30271447
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项目类别:面上项目
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资助金额:19.0万元
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批准年份:2002
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负责人:刘俊亭
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依托单位: