胸腺の退縮における微小環境ダイナミクスの解明
胸腺の退縮における微小環境ダイナミクスの解明
批准号:
22H02886
负责人:
新田 剛
金额:
$11.23万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
胸腺のストロマ細胞は、T細胞の生成と抗原認識能の決定に重要な役割を果たしている。胸腺は加齢や妊娠やストレスによって退縮し、これがT細胞生成能の低下をもたらす。しかし、胸腺退縮の要因となる胸腺ストロマ細胞の変化の実体は明らかになっていない。本研究ではマウスをモデル動物として、胸腺退縮の鍵となる胸腺ストロマ細胞およびその機能分子を同定し、胸腺退縮のしくみを分子レベルで解明する。また、胸腺の退縮がT細胞機能に与える影響をTCRの抗原認識能の観点から理解することをめざす。野生型マウスの若齢期と老齢期の胸腺ストロマ細胞を解析し、遺伝子発現プロファイルを得た。遺伝子改変マウスを用いて、通常は分離困難なストロマ細胞集団を分けることにも成功した。退縮時の胸腺ストロマ細胞の変化の全容が明らかになりつつある。また、老齢期の胸腺には、若齢期にはみられないTCRクローンをもつT細胞が検出された。老齢期では負の選択が障害される可能性について検証を進めている。胸腺退縮の制御因子候補について、cKOマウスを作製した。また、特定の胸腺ストロマ細胞の役割を調べるため、標的遺伝子の下流にloxP-pA-loxP-DTAを挿入したノックインマウスを作製し、Cre系統との交配により目的のストロマ細胞を特異的に除去するcell ablationマウスを樹立した。これらのマウスの表現型解析を進めると同時に、上記の解析で見出された遺伝子や細胞集団の機能を解明するための遺伝子改変マウスの作製に着手している。さらに、独自のTCRシーケンス解析法を用いて、老齢期の胸腺におけるTCRレパトアを解析した。退縮期のTCRレパトアは、負の選択が障害された状態と近い傾向を示した。今後、pMHCテトラマー染色やシングルセルTCR-seq解析によって、TCRの抗原認識がどのように変化しているかを精査してゆく。
英文摘要
胸腺のストロマ細胞は、T細胞の生成と抗原認識能の決定に重要な役割を果たしている。胸腺は加齢や妊娠やストレスによって退縮し、これがT細胞生成能の低下をもたらす。しかし、胸腺退縮の要因となる胸腺ストロマ細胞の変化の実体は明らかになっていない。本研究ではマウスをモデル動物として、胸腺退縮の鍵となる胸腺ストロマ細胞およびその機能分子を同定し、胸腺退縮のしくみを分子レベルで解明する。また、胸腺の退縮がT細胞機能に与える影響をTCRの抗原認識能の観点から理解することをめざす。野生型マウスの若齢期と老齢期の胸腺ストロマ細胞を解析し、遺伝子発現プロファイルを得た。遺伝子改変マウスを用いて、通常は分離困難なストロマ細胞集団を分けることにも成功した。退縮時の胸腺ストロマ細胞の変化の全容が明らかになりつつある。また、老齢期の胸腺には、若齢期にはみられないTCRクローンをもつT細胞が検出された。老齢期では負の選択が障害される可能性について検証を進めている。胸腺退縮の制御因子候補について、cKOマウスを作製した。また、特定の胸腺ストロマ細胞の役割を調べるため、標的遺伝子の下流にloxP-pA-loxP-DTAを挿入したノックインマウスを作製し、Cre系統との交配により目的のストロマ細胞を特異的に除去するcell ablationマウスを樹立した。これらのマウスの表現型解析を進めると同時に、上記の解析で見出された遺伝子や細胞集団の機能を解明するための遺伝子改変マウスの作製に着手している。さらに、独自のTCRシーケンス解析法を用いて、老齢期の胸腺におけるTCRレパトアを解析した。退縮期のTCRレパトアは、負の選択が障害された状態と近い傾向を示した。今後、pMHCテトラマー染色やシングルセルTCR-seq解析によって、TCRの抗原認識がどのように変化しているかを精査してゆく。
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Diversity of thymic stromal cells for T cell repertoire selection
用于 T 细胞库选择的胸腺基质细胞多样性
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kosuke Sato, Jing Li, Ziying Yang, Akihisa Kawajiri, Shunichi Tayama, Yuko Okuyama, Motoshi Wada, Naoto Ishii, Takeshi Kawabe, Takeshi Nitta]
通讯作者:
Takeshi Nitta
DOI:
10.1186/s41232-022-00219-5
发表时间:
2022-11-02
期刊:
Inflammation and regeneration
影响因子:
8.1
作者:
[]
通讯作者:
東京大学大学院医学系研究科 免疫学 高柳研究室
东京大学医学研究生院免疫学高柳实验室
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
DOI:
10.1038/s41590-022-01285-0
发表时间:
2022-08
期刊:
Nature Immunology
影响因子:
30.5
作者:
[Minglu Yan;N. Komatsu;Ryunosuke Muro;N. Huynh;Yoshihiko Tomofuji;Y. Okada;Hiroshi I. Suzuki;Hiroyuki Takaba;R. Kitazawa;S. Kitazawa;W. Pluemsakunthai;Y. Mitsui;T. Satoh;T. Okamura;T. Nitta;S. Im;C. Kim;G. Kollias;Sakae Tanaka;Kazuo Okamoto;Masayuki Tsukasaki;H. Takayanagi]
通讯作者:
Minglu Yan;N. Komatsu;Ryunosuke Muro;N. Huynh;Yoshihiko Tomofuji;Y. Okada;Hiroshi I. Suzuki;Hiroyuki Takaba;R. Kitazawa;S. Kitazawa;W. Pluemsakunthai;Y. Mitsui;T. Satoh;T. Okamura;T. Nitta;S. Im;C. Kim;G. Kollias;Sakae Tanaka;Kazuo Okamoto;Masayuki Tsukasaki;H. Takayanagi
The University of British Columbia(カナダ)
不列颠哥伦比亚大学(加拿大)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 8 条
胸腺の退縮における微小環境ダイナミクスの解明
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批准号:23K24148
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2024
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负责人:新田 剛
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依托单位:
IANファミリー分子によるアポトーシス制御の分子機構
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批准号:06J06186
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$2.18万
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财政年份:2006
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负责人:新田 剛
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依托单位:
Tリンパ球の分化・選択・アポトーシス制御におけるIANファミリーの役割
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批准号:17790323
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.24万
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财政年份:2005
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负责人:新田 剛
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依托单位:
Tリンパ球の分化と選択におけるIANファミリー分子の役割
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批准号:16790296
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$1.41万
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财政年份:2004
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负责人:新田 剛
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依托单位:
海外基金