重金属に同時暴露された人間集団における複合健康影響の解析
重金属に同時暴露された人間集団における複合健康影響の解析
批准号:
02202240
负责人:
友国 勝麿
金额:
$0.77万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
1990
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1990 至 --
中文摘要
某鉄鋼関連企業の労働現場において,酸化鉄をはじめクロム,ニッケル等の粉じん又はフュ-ムに同時暴露される労働者の間で,特に腎の尿細管機能に対する早期影響が認められるか否かを,尿中重金属の排泄動態と関連させて解析した。上記暴露群(82名)及び対照群(31名)より,作業終了時のスポット尿を収集し,腎尿細管機能異常の早期指標である尿中NアセチルーBーDーグルコサミニダ-ゼ(NAG)活性並びに尿中鉄,クロム,ニッケル排泄量を測定して,得られた測定値を両群間で比較検討した。暴露群から得られた尿中NAG活性の測定値は全て正常レベルであったが,集団間で比べると,暴露群の方が対照群よりも有意に高値を示した。また尿中鉄,クロム,ニッケル排泄量を両群間で比べると,当然のことながら暴露群の方が高値を示した。暴露群のうちで尿中クロム及びニッケルが検出された者(検出群,36名)と,そうでない者(不検出群,46名)との間で尿中NAG活性値を比較したところ,検出群の方が若干高値を示した。次に,これら検出群36名の間で,尿中NAG活性と尿中鉄,クロム又はニッケル排泄量との相関々係を調べたところ,尿中鉄排泄量との間には有意な相関がみられたが,他の重金属との間には有意な相関はみられなかった。これらの結果から,今回の調査対象者(暴露群)において,腎の尿細管機能に対する鉄,クロム,ニッケルの複合影響の可能性が示唆されたものの,説得力のある結論を得るに至らなかった。今後は,当該労働者を追跡調査するとともに,対象者を更に増やして数百名の規模とし,より信頼性の高い解析が出来るよう,デ-タの収集を図りたい。
英文摘要
某鉄鋼関連企業の労働現場において,酸化鉄をはじめクロム,ニッケル等の粉じん又はフュ-ムに同時暴露される労働者の間で,特に腎の尿細管機能に対する早期影響が認められるか否かを,尿中重金属の排泄動態と関連させて解析した。上記暴露群(82名)及び対照群(31名)より,作業終了時のスポット尿を収集し,腎尿細管機能異常の早期指標である尿中NアセチルーBーDーグルコサミニダ-ゼ(NAG)活性並びに尿中鉄,クロム,ニッケル排泄量を測定して,得られた測定値を両群間で比較検討した。暴露群から得られた尿中NAG活性の測定値は全て正常レベルであったが,集団間で比べると,暴露群の方が対照群よりも有意に高値を示した。また尿中鉄,クロム,ニッケル排泄量を両群間で比べると,当然のことながら暴露群の方が高値を示した。暴露群のうちで尿中クロム及びニッケルが検出された者(検出群,36名)と,そうでない者(不検出群,46名)との間で尿中NAG活性値を比較したところ,検出群の方が若干高値を示した。次に,これら検出群36名の間で,尿中NAG活性と尿中鉄,クロム又はニッケル排泄量との相関々係を調べたところ,尿中鉄排泄量との間には有意な相関がみられたが,他の重金属との間には有意な相関はみられなかった。これらの結果から,今回の調査対象者(暴露群)において,腎の尿細管機能に対する鉄,クロム,ニッケルの複合影響の可能性が示唆されたものの,説得力のある結論を得るに至らなかった。今後は,当該労働者を追跡調査するとともに,対象者を更に増やして数百名の規模とし,より信頼性の高い解析が出来るよう,デ-タの収集を図りたい。
期刊论文(4)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
友国 勝麿: "重金属に同時暴露された人間集団における複合健康影響の解析" 平成2年度 科学研究費重点領域研究「人間環境系」人体影響領域(N2)研究発表会 講演予稿集. 14 (1991)
Katsumaro Tomokuni:“分析共同暴露于重金属的人群的复杂健康影响”1990年科学研究优先领域研究资助“人类环境”人体影响领域(N2)研究演示文稿14(1991)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Tomokuni,K.: "Interaction between nickel and lead in relation to porphyrin metabolism in mice" Industrial Health. 28. 145-149 (1990)
Tomokuni,K.:“镍和铅之间的相互作用与小鼠卟啉代谢的关系”工业健康。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
分子生物学的手法を用いた環境発がん物質による毒性発現機構の解析
-
批准号:13877053
-
项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
-
资助金额:$1.22万
-
财政年份:2001
-
负责人:友国 勝麿
-
依托单位:
分子生物学的手法を用いたダイオキシン類に対する新しい健康リスク評価の試み
-
批准号:11877064
-
项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
-
资助金额:$1.09万
-
财政年份:1999
-
负责人:友国 勝麿
-
依托单位:
重金属に同時暴露された人間集団における複合健康影響の解析
-
批准号:03202242
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
-
资助金额:$0.83万
-
财政年份:1991
-
负责人:友国 勝麿
-
依托单位:
赤血球酵素の活性変動を用いる重金属の暴露評価
-
批准号:X00095----567096
-
项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (D)
-
资助金额:$0.3万
-
财政年份:1980
-
负责人:友国 勝麿
-
依托单位:
海外基金