色素-高分子ハイブリッド組織体の構築とそのホールバーニング分光

染料-聚合物杂化组织的构建及其烧孔光谱

基本信息

批准号：
08246211
负责人：
堀江一之
金额：
$ 1.28万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份：
1996
资助国家：
日本
起止时间：
1996 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究では、種々の色素-高分子ハイブリッドナノ組織体における色素微環境をPHBにより評価し、その光・電子機能との関わりを解明することを目的として、以下のことを行った。(1)種々の主鎖をもつ高分子系において熱誘起のホール幅の不可逆的変化を測定し、ローカルな分子運動を高分子の化学構造との関わりから評価した。かさ高い置換基をもつ高分子ほど低温からホール幅が広がったことから、自由体積とローカルな分子運動の起こりやすさに相関があることが示唆された。(2)様々な高分子中で、ホールの飽和深さの分布より、単一の吸収成分のみからなる真の不均一幅を見積もった。色素の感じる不均一幅は、高分子の結晶化度には依存せず、むしろ高分子の極性と関係する因子である凝集エネルギー密度とよい相関を示した。色素の周囲に極性基が存在すると、極性基の配向の仕方により色素周囲の静電的環境の違いが大きくなり、不均一幅が大きくなったと解釈した。(3)色素含有ユニマ-ミセル形でPHBを行い、ミセル中の色素微環境を評価した。ミセル形成によるホールの熱安定性が向上しフォノン周波数が大きくなったことから、ミセル形成による色素周囲の緻密なパッキングがPHBの結果に反映されたことが示唆された。(4)色素/DNA-脂質複合体フィルム系のPHB測定より、DNAの核酸塩基対にインターカレートされた色素の微環境を考察した。45K付近からホール幅の不可逆的増加が観測された。色素の感じる不均一幅は、アモルファス高分子系とほぼ同程度であった。

在这项研究中，我们使用PHB评估了各种染料聚合物混合纳米结构中的色素微环境，并阐明了其与照片和电子功能的关系，并进行了以下操作：（1）在各种链条中，在聚合物系统中测量了孔宽度的热诱导的不可逆变化，并根据各种链条进行了对局部链的结构进行了评估。从较低温度的孔宽度越大，具有大量取代基的聚合物越大，表明自由体积与局部分子运动的可能性之间存在相关性。（2）在各种聚合物中，根据孔饱和深度的分布估算了仅由单个吸收成分组成的真实宽度。染料感觉的不均匀宽度不取决于聚合物的结晶度，而是与粘性能密度良好的相关性，这是与聚合物极性有关的因素。据解释说，当极性群存在周围时，极性群的方向会增加染料周围静电环境的差异，从而导致更大的不均匀宽度。（3）PHB以含染料的Unima-Micellar形式进行，以评估胶束中的颜料微环境。由于胶束的形成而引起的孔的热稳定性得到了改善，声子频率增加，这表明PHB结果反映了由于胶束形成而染料周围的紧密堆积。（4）通过染料/DNA-lipid复合膜系统的PHB测量结果检查了与DNA核碱基对结合的染料的微环境。从大约45k的孔宽度观察到不可逆转的增加。染料感觉的不均匀宽度与无定形聚合物的宽度大致相同。