ショウジョウバエ成虫原基における位置情報遺伝子カスケードの研究

果蝇成虫盘位置基因级联的研究

• 批准号: 08250202
• 负责人: 多羽田 哲也
• 金额: $ 1.92万
• 依托单位: The University of Tokyo
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
• 财政年份: 1996
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1996 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-08250202/
• 关键词: 位置情報; モルフォゲン; パターン形成; 成虫原基; ショウジョウバエ

ショウジョウバエの翅、肢などの器官は2つの発生コンパートメントから成る成虫原基から形成される。TGF-βファミリーに属する分泌性シグナル分子decapentaplegic(dpp)は、成虫原基のコンパートメントの境界に発現し、パターン形成を司る位置情報を規定する働きを持つと考えられている。この機構を解明するためにdppのシグナルにより転写誘導される新規遺伝子1883を同定し、機能解析を行った。1.異所的に発現させたdpp、あるいは構成的な活性を持つDpp受容体により1883の発現の誘導が観察されたことから、1883の転写はdppにより正に制御されていることが示された。2.cDNAの塩基配列の解析から1883遺伝子産物はMadとよばれる転写因子に低い相同性を持つことが明らかとなった。Madはdppと相互作用することによりショウジョウバエから単離された遺伝子で、Dppのシグナル伝達に必要とされる転写因子と考えられている。3.1883遺伝子を固体に異所的に発現させたところ、dppのシグナルが遮断された表現型を示した。さらにdppにより発現が誘導される転写因子であるsalやombの発現が1883により抑えられることが観察され、表原型と一致した。4.Madを固体に異所的に発現させるとDppシグナルが増強された表現型を示す。Madと1883遺伝子を同じ細胞で異所的に発現させるとお互いの作用を打ち消し、ほぼ野性型の表現型を示した。以上の結果から、Dppモルフォゲンによるパターン形成機構は、1883によるネガティヴフィードバック制御を受けると考えられる。dppからの正の制御と、それにより誘導される負の制御のバランスによって、位置情報の勾配が決定されているのであろう。

The organ of the wing and limb is divided into two parts: the first part is the development of the adult primordium. TGF-β is a secretory molecule decapentaplegic(dpp), which regulates the position information of the adult primordium in the development and formation of the protein. The organization of this article is based on the analysis of the functions and functions of the new article. 1. The activity of the Dpp receptor is detected by the detection of the Dpp receptor and the control of the Dpp receptor. 2. The analysis of cDNA gene sequence is not only Mad, but also has low identity. Mad is the first to interact with Dpp and the second to interact with Dpp. 3.1883 The expression pattern of Dpp and Dpp is different. In 1883, Dpp was discovered and the prototype was discovered. 4. The expression of Mad and Dpp Mad 1883: The development of the same cell and the interaction between them are shown in the phenotype of the wild type. The above results show that the formation mechanism of Dpp is different from that of 1883. Dpp: positive control, negative control, position information matching

项目成果

多羽田哲也: "ショウジョウバエの翅形態形成" Molecular Medicine. 33. 762-767 (1996)

Tetsuya Tahada：“果蝇翅膀形态发生”分子医学 33. 762-767 (1996)。

多羽田哲也: "engrailed遺伝子とコンパートメント仮説" 蛋白質核酸酵素. 41. 1104-1112 (1996)

Tetsuya Tahada：“基因和区室假说”蛋白质核酸酶 41. 1104-1112 (1996)