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分子性導体の特異な電荷ダイナミクスと超伝導

分子导体中的特殊电荷动力学和超导性

基本信息

批准号：
15073210
负责人：
小形正男
金额：
$ 10.24万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份：
2003
资助国家：
日本
起止时间：
2003 至 2007
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-15073210/
关键词：
電荷移動錯体有機超伝導有機導体擬1次元系 SDW相スピンゆらぎ超伝導機構電荷秩序フラストレーションによる量子融解電荷ゆらぎ f波超伝導有機伝導体分子性導体異方的超伝導拡張ハバードモデルフラストレーショントリプレット超伝導

项目摘要

本研究は、分子性導体中の電荷秩序状態近傍での電荷の自由度に着目して、それの引き起こす特異なダイナミクス、および超伝導に関する理論的研究を行うことを予定した。電荷秩序状態は、最近実験的に数多く見出されるようになってきたものであり、それに関する問題はまだ詳しく研究されていない。さらに、分子性導体では電子相関の効果も強いと考えられ、このような状況での電荷自由度に関し多くの課題が残されている。長距離の斥力的相互作用を仮定した拡張型ハバードモデルというモデルに対しては、平均場近似による研究や数値計算によって、電荷秩序が形成されることが分かっている。我々は基本的にはこのモデルを用いて、伝導を担うキャリアが導入された場合や、フラストレーションが生じている場合などを調べた。また電荷秩序状態がゆらぎとなった場合、そのゆらぎを通して超伝導転移が可能かどうかについても研究を行った。スピンゆらぎと次元性についても、擬1次元系の数値くりこみ群の手法を用いて明らかにした。また、モット絶縁体状態でのスピン液体の可能性について、1次元化という観点から調べた。

This study is intended to provide a theoretical study on the degree of freedom of charge in the vicinity of the charge order state in molecular conductors. The state of charge order is the most recent number of problems that have been studied in detail. In addition, molecular conductors are related to electron correlation, and the charge degree of freedom is related to many problems. Long distance repulsive interaction is determined by the average field approximation and the calculation of the number of charges. The basic principle is to adjust the situation in which a person's voice is transmitted, and the situation in which a person's voice is transmitted. The charge order state is different from the case, the conduction is different from the conduction, and the research is different. The number of the quasi-dimensional system is the number of the group. The possibility of a liquid in an insulating state is reduced to 1-dimensional.