細胞質分裂における収縮環構造とその構成成分のターンオーバの関係
細胞質分裂における収縮環構造とその構成成分のターンオーバの関係
批准号:
17049005
负责人:
中野 賢太郎
金额:
$2.18万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2006
中文摘要
細胞質分裂は、分裂面に一過的に形成されるアクチン繊維とII型ミオシンを主成分とする収縮環を基盤とする分子装置により引き起こされる。従来は、細胞膜をくびりきるために必要な収縮環の収縮力は、アクトミオシンの相互作用による点で筋収縮と同様であると考えられてきた。ところが最近、収縮環においてアクチンとミオシンは非常に早いターンオーバー速度をもっことが明らかにされた。このことは、収縮環の構造が、筋肉を構成するサルコメアとは大きく異なることを示唆する。従って、収縮環の構成成分の機能と動態を収縮環のダイナミクスと結びつけて理解することが不可欠である。そこで私は、収縮環による細胞質分裂の分子機構が最も良く解明されている分裂酵母をモデルに用いて研究を進めた。今年度は、アクチンのダイナミクスを誘導する因子であるAdf1の制御機構について重点的に解析した。Adf1がアクチン繊維を脱重合する際に、アクチンモノマーとAdf1の複合体が生じる。本研究により、細胞内のアクチンとAdf1のモル比は、6:1であり、細胞内のアクチンの約半数が重合状態であることが示された。これより、Adf1が効率的にアクチン繊維に作用するためには、アクチンモノマーからAdf1を積極的に解離する機構が必要であると予想した。その候補として、アデニルサイクラーゼ複合体の成分であるCap1に着目した。最初に、Cap1がAdf1と競合的にアクチンモノマーに結合することを生化学的に同定した。次に、Cap1欠損細胞では、Adf1が局在しない異常なアクチン構造体が形成された。この構造体は、収縮環の収縮に伴い生じる過剰なアクチン繊維に由来するようであった。おそらく、Cap1は、Adf1を効率的に収縮環のアクチンに作用させるために必要なのだろう。この機構は、細胞質分裂後にアクチンが他の細胞内現象のために再編成されるためにも重要であると考えられた。
英文摘要
細胞質分裂は、分裂面に一過的に形成されるアクチン繊維とII型ミオシンを主成分とする収縮環を基盤とする分子装置により引き起こされる。従来は、細胞膜をくびりきるために必要な収縮環の収縮力は、アクトミオシンの相互作用による点で筋収縮と同様であると考えられてきた。ところが最近、収縮環においてアクチンとミオシンは非常に早いターンオーバー速度をもっことが明らかにされた。このことは、収縮環の構造が、筋肉を構成するサルコメアとは大きく異なることを示唆する。従って、収縮環の構成成分の機能と動態を収縮環のダイナミクスと結びつけて理解することが不可欠である。そこで私は、収縮環による細胞質分裂の分子機構が最も良く解明されている分裂酵母をモデルに用いて研究を進めた。今年度は、アクチンのダイナミクスを誘導する因子であるAdf1の制御機構について重点的に解析した。Adf1がアクチン繊維を脱重合する際に、アクチンモノマーとAdf1の複合体が生じる。本研究により、細胞内のアクチンとAdf1のモル比は、6:1であり、細胞内のアクチンの約半数が重合状態であることが示された。これより、Adf1が効率的にアクチン繊維に作用するためには、アクチンモノマーからAdf1を積極的に解離する機構が必要であると予想した。その候補として、アデニルサイクラーゼ複合体の成分であるCap1に着目した。最初に、Cap1がAdf1と競合的にアクチンモノマーに結合することを生化学的に同定した。次に、Cap1欠損細胞では、Adf1が局在しない異常なアクチン構造体が形成された。この構造体は、収縮環の収縮に伴い生じる過剰なアクチン繊維に由来するようであった。おそらく、Cap1は、Adf1を効率的に収縮環のアクチンに作用させるために必要なのだろう。この機構は、細胞質分裂後にアクチンが他の細胞内現象のために再編成されるためにも重要であると考えられた。
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Rho1-GEFs Rgf1 and Rgf2 are involved in formation of cell wall and septum, while Rgf3 is involved in cytokinesis.
Rho1-GEF Rgf1 和 Rgf2 参与细胞壁和隔膜的形成,而 Rgf3 参与胞质分裂。
DOI:
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发表时间:
2005
期刊:
Genes Cells 10
影响因子:
--
作者:
[Tadashi Mutoh, Kentaro Nakano Issei Mabuchi]
通讯作者:
Kentaro Nakano Issei Mabuchi
DOI:
10.1091/mbc.e05-09-0900
发表时间:
2006-04-01
期刊:
MOLECULAR BIOLOGY OF THE CELL
影响因子:
3.3
作者:
[Nakano, K, Mabuchi, I]
通讯作者:
Mabuchi, I
Actin-capping protein is involved in controlling actin dynamics and organization of actin cytoskeleton in fission yeast
肌动蛋白加帽蛋白参与控制裂殖酵母中肌动蛋白动力学和肌动蛋白细胞骨架的组织
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
Genes to Cells 11
影响因子:
--
作者:
[Kentaro Nakano, Issei Mabuchi]
通讯作者:
Issei Mabuchi
DOI:
10.1016/j.febslet.2005.10.011
发表时间:
2005-11-21
期刊:
FEBS LETTERS
影响因子:
3.5
作者:
[Nakano, K, Bunai, F, Numata, O]
通讯作者:
Numata, O
Small GTPase Rho5 is a functional homologue of Rho1, which controls cell shape and septation in fission yeast.
小 GTP 酶 Rho5 是 Rho1 的功能同源物,控制裂殖酵母中的细胞形状和分隔。
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
FEBS Lett. 579
影响因子:
--
作者:
[Kentaro Nakano, Ritsuko Arai, Issei Mabuchi]
通讯作者:
Issei Mabuchi
Study of the molecular mechanisms that guarantee the functional quality and quantity of the actin cytoskeleton
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批准号:23K05746
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.08万
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财政年份:2023
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负责人:中野 賢太郎
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依托单位:
自立型ナノシステムとしてのアクチン細胞骨格の細胞周期に伴う構造変換のメカニズム
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批准号:19037004
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$3.97万
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财政年份:2007
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负责人:中野 賢太郎
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依托单位:
細胞の極性化における細胞骨格とメンブレントラフィックの制御機構
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批准号:18770163
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.37万
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财政年份:2006
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负责人:中野 賢太郎
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依托单位:
細胞の極性成長および細胞質分裂におけるエキソサイトーシスの役割とその制御機構
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批准号:16044205
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$3.9万
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财政年份:2004
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负责人:中野 賢太郎
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依托单位:
収縮環形成におけるアクチンのダイナミクスの制御機構
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批准号:15770122
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.3万
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财政年份:2003
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负责人:中野 賢太郎
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依托单位:
分裂酵母を用いたアクチン細胞骨格の制御機構の解明
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批准号:11780508
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1999
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负责人:中野 賢太郎
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依托单位:
海外基金