電子化診療情報の患者への提供のあり方に関する調査研究

如何向患者提供电子医疗信息的研究

基本信息

批准号：
18049024
负责人：
山本隆一
金额：
$ 3.52万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份：
2006
资助国家：
日本
起止时间：
2006 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

医療機関で取得される診療情報は一般の患者が想定するよりきわめて多量であり、従来は省略・要約を行い簡潔な形式で提供されていたが、電子化の進行に伴い、客観情報はすべて提供できるようになることが期待できる。第三者による保管が普及する可能性はあるが、診療情報の主権者である患者の判断で行われなければならない。つまり少なくとも一度は患者に対して提供され、患者は大量の診療情報に関して一定の理解をし、一時的にせよ管理を行うために情報へのアクセスの制限を行う手段が提供され、それを患者がコントロールできる必要がある。これらの問題が解決されない場合には自身の取得する診療情報の爆発的増加と管理の破綻が生じる恐れがあり、被害を受ける可能性も否定できない。先進各国では生涯利用可能な健康情報データベースの構築に取り組んでいるが、このような問題に取り組んだ研究はない。方法として医療機関に対して提供可能な電子化情報の種別および標準化の程度に関するアンケート調査を行った。電子化診療情報の媒体による提供およびネットワークによる提供における患者によるアクセス制御に関して利用可能な技術のサーベイを行い、医療文書の包括的な暗号化規格、電子署名規格を策定し、医療分野の標準化団体であるHELICS協議会に提案した。フランスで患者の情報を法律に基づいて政府が一括データベース管理するプロジェクトが2007年に開始されるので、その主体であるパリのGIP-DMPを訪問しJaque Salutes所長に当該プロジェクトの進捗状況と患者によるアクセス制御についてインタビュー調査を行った。CD-R等の媒体ベースの情報提供に関してはその真正性、セキュリティについて一定の成果があった。また個人の権利を保障した利用を可能にするためにはフランスの例に見られるようにセキュリティトークンを用いたアクセスコントロール基盤が必須であり、わが国でもこれを整備する必要がある。

在医疗机构获得的医疗信息要比普通患者的期望大得多，并且过去以简明的格式提供，但随着数字化的进展，可以预期所有客观信息都可以提供。尽管第三方的存储可能会变得广泛，但必须由患者酌情决定，后者是医疗信息的主权。也就是说，它至少向患者提供一次，并且患者必须对大量医疗信息有一定的了解，并提供一种限制访问信息以临时管理和能够控制此信息的方法。如果这些问题无法解决，则可能会爆炸您获得的医疗信息，并且管理层会崩溃，并且不能排除损害的可能性。发达国家正在努力构建可用于终生的健康信息数据库，但没有研究解决此类问题。作为一种方法，我们对可以提供给医疗机构的数字信息类型和标准化程度进行了调查。该公司调查了有关患者访问控制的可用技术，以提供媒体和网络提供的数字化医疗信息，为医疗文档和电子签名标准制定了全面的加密标准，并将其提交给医疗领域的标准化组织Helics Council。法国的一个项目，政府根据法律启动了基于法律的全面数据库，因此我们访问了巴黎的GIP-DMP，这是主体，并向董事Jaque致敬项目的进度和患者访问控制权。关于基于媒体的信息提供（例如CD-R）的真实性和安全性有一些结果。此外，为了确保使用个人权利，使用安全令牌的访问控制基础架构至关重要，如法国示例所示，这也必须在日本实施。