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溶液中の高速化学反応におよぼす微視的不均一場の影響

微观不均匀场对溶液中快速化学反应的影响

基本信息

批准号：
63540355
负责人：
佐々木宗夫
金额：
$ 0.9万
依托单位：
Konan University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份：
1988
资助国家：
日本
起止时间：
1988 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

1.1,8-ビス(ジメチルアミノ)ナフタレン(別名プロトン・スポンジ、PSと略す。)の関与するプロトン移動反応を、種々のミセル溶液中で速度論的に研究した。PSの共役酸であるPSHからのOH^-へのプロトン移動過程(kf)は、各種ミセル水溶液中でミセル量の増加と共に著しく遅くなった。PSH^+やOH^-Sがミセル相と水相とに平衡分配されるため、ミセル相、水相および水-ミセル界面の三種の異なる反応場でそれぞれに特有の反応性のもとに反応が起こると考えて定量的に解釈できることを明らかにした。25Cではミセル界面での反応速度定数は、水相でのそれより約100倍小さい。これらの結果は例えば生体系でのプロトン移動反応の解釈や制限などにとって有効な知見を与えるものである。2.DNAと中性色素であるピリジン-2アゾ-P-ジメチルアニリン(PADA)との結合反応では溶媒にエタノールを添加していくと平衡定数Kは急激に減少した。さらに、水溶液ではエンタルピー変化が△H 0、エタノールのモル分率が0.03の混合溶媒では△H 0であることがわかり、結合様式へのスタッキングによってインターカレーションの寄与が高いことが明らかになった。合成RNAと環状部と側鎖とにそれぞれ正電荷を持つプロピジウムと合成RNAとの結合反応での塩効果をみると、10mMNaClではK=1x10^6M^<-1>、100mMNaClではK=1.1x10^6M^<-1>、100mMNaClではK=4.3x10^5M^-、1MNaClではK=3.2x10^4M^<-1>となった。静電相互作用に基ずいて解析したところ、低塩濃度では結合に関与する電荷が一価であり、高塩濃度では二価であると結論づけらえた。さらに反応速度の測定からも高濃度側で二段階になることが確かめられた。3.電子冷熱式セルホルダーを用いて核酸一色素系の水溶液の融点測定を行ない、色素が結合したことによる核酸構造の安定化エネルギーが低下することを定量的にし、上記の実験結果と合わせて考察した。

1.1,8-()( A Study on the Velocity Theory in Solution PS co-active acid, PSH, OH, NH3, NH4, NH4, NH4 PSH^+ OH^-S is divided into three different phases: water phase, water phase and water phase. 25C. The velocity of reaction at the interface is about 100 times smaller than that in the aqueous phase. The result of this is that the system of production is very simple, and the system of production is very simple. 2. DNA and neutral chromophore (PADA) and solvent binding reaction (PADA). In addition, the aqueous solution is mixed with the solvent at a ratio of 0.03 and a ratio of 0.03. Synthetic RNA is a loop with a positive charge, 10 mM NaCl K=1x10^6M^, 100 mM NaCl K= 1.1x10^6M <-1>^, 100 mM NaCl <-1>K=4.3x10^5M^-, 1 mM NaCl K=3.2x10^4M^<-1>-. Electrostatic interaction is the basis of the analysis, low concentration, high concentration, low concentration, high concentration, The measurement of the reverse flow velocity is carried out on the high concentration side. 3. Determination of melting point of aqueous solution of nucleic acid and pigment system by electron thermal analysis, determination of melting point of aqueous solution of nucleic acid and pigment system by electron thermal analysis.