可逆的光応答機能を有する縮合多環芳香族類およびキノン類の設計と合成
可逆的光応答機能を有する縮合多環芳香族類およびキノン類の設計と合成
批准号:
01550669
负责人:
三木 定雄
金额:
$0.96万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份:
1989
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1989 至 --
中文摘要
本研究では、芳香族化合物やキノン類の分子内にこみあいによる興味ある分子構造および電子構造の変化やそれに伴う特異な光原子価異性化反応の検討、ならびにその光異性化に基ずくフォトクロミック系の開発等を行なった。その結果、1、2、3位に嵩高い置換基を導入したナフトキノン、アントラキノンにおいて,可逆的な光ヘミ-ヂュワ-化が起こること、ならびにトリ-t-ブチルナフタセンキノンではナフタセンキノバレンとの間に可逆的な光原子価異性化が観測され、これらの反応系で新しいフォトフロミック系を構築することができた。一連のキノン類誘導体において特徴的なことは、対応する母体化合物の最長波長吸収帯がnπ型であるのに対し、光異性化に活性なキノンの誘導体の最長波長吸収帯はいずれも大きな分子吸光係数を示し、ππ遷移に対応しているものと考えられる。トリ-t-ブチルアントラキノンは凍結媒体中リン光が観測されるがそのスペクトル形態から最低励起三重項状態もππ性を強く帯びていることが分かった。これは、1、2-ジ-t-ブチルアントラキノンの吸収スペクトル及びリン光スペクトルが母体アントラキノンに類似していることと対照的である。ちなみに1、2-ジ-t-ブチルアントラキノンは光原子価異性化に十分なこみあいを有していると考えられるにもかかわらず、光照射で分子内水素引き抜きで開始される生成物のみを与え、分子価異性化は全く進行しない。一連の原子価異性化が、励起一重項から進行するのか三重項状態を経るのかは定かではないが、以上の結果はいずれの状態においても最低励起状態がππ性を帯びていることを示唆しており、キノン系化合物として珍しい芳香環π系での結合の組み換え反応が進行することが合理的に理解される。
英文摘要
本研究では、芳香族化合物やキノン類の分子内にこみあいによる興味ある分子構造および電子構造の変化やそれに伴う特異な光原子価異性化反応の検討、ならびにその光異性化に基ずくフォトクロミック系の開発等を行なった。その結果、1、2、3位に嵩高い置換基を導入したナフトキノン、アントラキノンにおいて,可逆的な光ヘミ-ヂュワ-化が起こること、ならびにトリ-t-ブチルナフタセンキノンではナフタセンキノバレンとの間に可逆的な光原子価異性化が観測され、これらの反応系で新しいフォトフロミック系を構築することができた。一連のキノン類誘導体において特徴的なことは、対応する母体化合物の最長波長吸収帯がnπ型であるのに対し、光異性化に活性なキノンの誘導体の最長波長吸収帯はいずれも大きな分子吸光係数を示し、ππ遷移に対応しているものと考えられる。トリ-t-ブチルアントラキノンは凍結媒体中リン光が観測されるがそのスペクトル形態から最低励起三重項状態もππ性を強く帯びていることが分かった。これは、1、2-ジ-t-ブチルアントラキノンの吸収スペクトル及びリン光スペクトルが母体アントラキノンに類似していることと対照的である。ちなみに1、2-ジ-t-ブチルアントラキノンは光原子価異性化に十分なこみあいを有していると考えられるにもかかわらず、光照射で分子内水素引き抜きで開始される生成物のみを与え、分子価異性化は全く進行しない。一連の原子価異性化が、励起一重項から進行するのか三重項状態を経るのかは定かではないが、以上の結果はいずれの状態においても最低励起状態がππ性を帯びていることを示唆しており、キノン系化合物として珍しい芳香環π系での結合の組み換え反応が進行することが合理的に理解される。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Sadao Miki: "Synthesis and Photochemical Reaction of a Stable Isobenzofuran Derivative" Tetrahedron Letters. 30. 103-104 (1989)
Sadao Miki:“稳定异苯并呋喃衍生物的合成和光化学反应”四面体字母。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Sadao Miki: "Donor-Acceptor Norbornadiene/Quadricyclane of High Miscibility with Organic Media" Chemistry Express. 4. 53-56 (1989)
Sadao Miki:“与有机介质高度混溶的供体-受体降冰片二烯/四环烷”化学快报。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
無機構造体をテンプレートとする重合による高分子材料のサブミクロン構造構築
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批准号:15655071
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$2.18万
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财政年份:2003
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负责人:三木 定雄
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依托单位:
光pka応答を示す新規光応答性分子の開発
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批准号:08651009
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$0.7万
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财政年份:1996
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负责人:三木 定雄
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依托单位:
光エネルギーの化学的変換のための新規可逆反応系の開発
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批准号:04203221
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.41万
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财政年份:1992
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负责人:三木 定雄
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依托单位:
光エネルギ-の化学的変換のための新規可逆反応系の開発
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批准号:03203238
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.41万
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财政年份:1991
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负责人:三木 定雄
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依托单位:
光エネルギ-の化学的変換のための新規可逆反応系の開発
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批准号:02203234
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.54万
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财政年份:1990
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负责人:三木 定雄
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依托单位:
海外基金