フェンシクリジン精神病モデル動物に対するシグマ遮断薬の効果について
フェンシクリジン精神病モデル動物に対するシグマ遮断薬の効果について
批准号:
05770724
负责人:
氏家 寛
金额:
$0.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1993
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1993 至 --
中文摘要
Phencyclidine(以下PCP)をヒトが乱用すると分裂病に酷似した精神症状を惹起することはよく知られており、これを動物に投与したときに誘発される異常行動は分裂病の動物モデルとみなされている。これは、これまで広く研究されてきたmethamhetamine逆耐性モデルとは分裂病の異なる側面・病態を反映していると考えられており、分裂病の横断症状モデルあるいは治療抵抗性モデルとみなされている。分裂病の病態および新しい治療可能性を検討するためこのモデルを用いてsigmaアンタゴニストの効果を検討した。また、比較として従来の抗精神病薬の主要な薬理作用であるドパミンアンタゴニストの効果もサブタイプ別に検討した。PCP10mg/kgの単回腹腔内投与はラットに多彩な異常行動を生じ、Locomotion、sniffingを中心とした過活動と中等度から軽度のrearing、ataxia、head movement、弱いhead twitchingを生じた。PCPの主な薬理作用はN-methyl-D-aspartate(以下NMDA)受容体遮断作用であるが、この作用に選択性の高い(+)-dizocilpine 1mg/kgもほぼ同様の異常行動を生じた。これら誘発性異常行動に対しsigmaアンタゴニストのBMY-14802は用量依存的に全ての行動に拮抗した。また、rimcazole 50mg/kgもこれらの行動に拮抗し、その力価はBMY-14802 10mg/kgとはぼ同定度であり、sigma受容体への親和性の強さの順と一致した。一方、ドパミンアンタゴニストではD1/2アンタゴニストのhaloperidolとD1アンタゴニストのSCH 23390は強く拮抗したが、D2アンタゴニストのsulpirideは全くこれらの行動に対し作用しなかった。(+)-dizocilpine誘発性行動に対してもsigma antagonistはPCP同様に抑制した。以上の結果はsigmaアンタゴニストがNMDA受容体に相互作用を示すことがin vivoで明らかとなると共に、sigmaアンタゴニストがPCP精神病やある種の分裂病の治療薬として有望であることを示唆するものと考えられる。
英文摘要
Phencyclidine(以下PCP)をヒトが乱用すると分裂病に酷似した精神症状を惹起することはよく知られており、これを動物に投与したときに誘発される異常行動は分裂病の動物モデルとみなされている。これは、これまで広く研究されてきたmethamhetamine逆耐性モデルとは分裂病の異なる側面・病態を反映していると考えられており、分裂病の横断症状モデルあるいは治療抵抗性モデルとみなされている。分裂病の病態および新しい治療可能性を検討するためこのモデルを用いてsigmaアンタゴニストの効果を検討した。また、比較として従来の抗精神病薬の主要な薬理作用であるドパミンアンタゴニストの効果もサブタイプ別に検討した。PCP10mg/kgの単回腹腔内投与はラットに多彩な異常行動を生じ、Locomotion、sniffingを中心とした過活動と中等度から軽度のrearing、ataxia、head movement、弱いhead twitchingを生じた。PCPの主な薬理作用はN-methyl-D-aspartate(以下NMDA)受容体遮断作用であるが、この作用に選択性の高い(+)-dizocilpine 1mg/kgもほぼ同様の異常行動を生じた。これら誘発性異常行動に対しsigmaアンタゴニストのBMY-14802は用量依存的に全ての行動に拮抗した。また、rimcazole 50mg/kgもこれらの行動に拮抗し、その力価はBMY-14802 10mg/kgとはぼ同定度であり、sigma受容体への親和性の強さの順と一致した。一方、ドパミンアンタゴニストではD1/2アンタゴニストのhaloperidolとD1アンタゴニストのSCH 23390は強く拮抗したが、D2アンタゴニストのsulpirideは全くこれらの行動に対し作用しなかった。(+)-dizocilpine誘発性行動に対してもsigma antagonistはPCP同様に抑制した。以上の結果はsigmaアンタゴニストがNMDA受容体に相互作用を示すことがin vivoで明らかとなると共に、sigmaアンタゴニストがPCP精神病やある種の分裂病の治療薬として有望であることを示唆するものと考えられる。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
氏家寛: "薬物関連性脳障害の神経機構 5)神経化学的接近" 薬理依存と脳障害(佐藤光源編)学会出版センター. (印刷中). (1994)
Hiroshi Ujiie:“药物相关脑损伤的神经机制5)神经化学方法”药理学依赖性和脑损伤(佐藤光编辑)学会出版中心(1994年)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
氏家寛: "sigma受容体と精神分裂病" 神経精神薬理. 15. 665-676 (1993)
Hiroshi Ujiie:“Sigma 受体和精神分裂症”神经精神药理学 15. 665-676 (1993)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
氏家寛: "Phencyclidine誘発性異常行動に対するsigma(シグマ)アンタゴニストの効果について" 神経精神薬理. 15. 309-317 (1993)
Hiroshi Ujiie:“西格玛拮抗剂对苯环己哌啶诱导的异常行为的影响”《神经精神药理学》15. 309-317 (1993)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Proposal of guidelines for antibody designing by physicochemical control of association state of membrane protein
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批准号:22KJ1171
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.6万
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财政年份:2023
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负责人:氏家 寛
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依托单位:
精神分裂病動物モデルにおける中枢シグマ受容体の変化の検討
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批准号:06770757
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1994
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负责人:氏家 寛
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依托单位:
前シナプス性ドパミン機能に対するσ(シグマ)神経系の作用の検討
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批准号:04770792
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1992
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负责人:氏家 寛
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依托单位:
抗精神病薬の副作用に関する実験的研究-急性ジストニアにおけるシグマ受容体の関与-
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批准号:03770733
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1991
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负责人:氏家 寛
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依托单位:
海外基金