自伝的記憶の想起(回想)過程およびその適応的機能に関する基礎的研究

自传体记忆的检索过程及其适应功能的基础研究

• 批准号: 06851010
• 负责人: 佐藤 浩一
• 金额: $ 0.58万
• 依托单位: Osaka University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
• 财政年份: 1994
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1994 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-06851010/
• 关键词: 自伝的記憶; 回想; エピソード記憶; 記憶; 感情

本研究では、個人が自分の人生で経験した記憶(自伝的記憶)の想起(回想)に関して、以下の検討を行った。1.社会学文化人類学におけるライフヒストリー研究を検討した。その結果、ライフヒストリーは、誰が、何のために、誰を相手に語るのかという複雑な要因に影響されること、また、ライフヒストリーは語り手と聴き手との共同作業の産物であることが確認された。2.大学生38人(男性、20歳)を対象に、質問紙法により、「これまでの人生を振り返って思い出す出来事」と「最近半年間を振り返って思い出す出来事」を5個ずつ報告させた。そして「その出来事を経験した時の感情」と「その出来事を思い出して、いま感じる感情」を自由記述で回答してもらった。また、これらの回想の前後に状況不安測定尺度を実施した。結果は、(1)人生を振り返って想起された出来事は過去5年間のものが最も多く、古い記憶ほど報告数は少なかった。(2)経験した時の感情がそのまま想起されるケースは少ない。そのようなケースは、人生を振り返って想起された出来事190例中の22例、最近半年を振り返って想起された出来事190例中の26例であった。それ以外のケースでは、出来事や自分自身を対像化した記述(後悔、恥ずかしい、なつかしい、良い経験だった、等)が多く見られた。時間経過に伴い、出来事の記憶と感情が分離することが示唆される。3)回想後は回想前と比べて、状況不安得点が低下した(回想前:平均44.3,回想後:平均41.5,t=1.85,p<.0.5)今後の課題としては、報告された自伝的記憶の詳細な内容分析や、自己同一性地位などのパーソナリティ変数との関連の検討、回想(記憶の再構成)過程の詳細な分析、等が求められる。

This study is about the relationship between memory and recollection in the individual's life. 1. Sociology, culture, anthropology, research, etc. The result is that, who, what, who, what, what 2. 38 college students (male, 20 years old) 5 reports on questions, questions, questions The answer is: "When you come out, you have feelings.""When you come out, you have feelings." The measurement of the state of affairs before and after the event The results are as follows: (1) The number of people who remember things in the past 5 years is the highest, and the number of people who remember things is the lowest. (2)When you are in love, you will remember that you are in love. 22 out of 190 cases in the past six months, 26 out of 190 cases in the past six months There are many ways to describe yourself (regret, shame, good luck, etc.) Time passes by, memory comes out, feelings come out, and feelings come out. 3) After recalling, the score of state disturbance was lower than that before recalling (before recalling: average 44.3, after recalling: average 41.5,t=1.85,p<.0.5).