自伝的記憶の想起と自我同一性との関連に関する基礎的検討

自传体记忆回忆与自我认同关系的基础研究

基本信息

批准号：
08710076
负责人：
佐藤浩一
金额：
$ 0.64万
依托单位：
Gunma University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1996
资助国家：
日本
起止时间：
1996 至无数据
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-08710076/
关键词：
自伝的記憶自我同一性エピソード記憶同一性地位

项目摘要

自伝的記憶とは個人が自分の人生において経験した出来事に関する記憶である。多くの研究者がこの記憶がセルフや自我同一性の基盤として機能している可能性を指摘しているが,その関連を実証的に検討した研究は少ない。本研究は自伝的記憶と自我同一性との関わりを,2つの視点から探索的に検討した。1.自我同一性地位と想起される自伝的記憶の安定性大学生を対象に加藤(1983)の「自我同一性地位判定尺度」を2ヶ月半の間隔をおいて繰り返し実施した。同時に「これまでの人生を振り返って重要と思われる出来事」を思い出して10個まで自由記述で回答することを求めた。2回ともに回答し,かつ1回目と2回目で同じ同一性地位に判定された回答者は34名であった(モラトリアム6名,拡散2名,A-F中間3名,D-M中間23名)。各人の自伝的記憶の内容を分析し,同じ出来事が2回繰り返し報告されている率を検討したところ,モラトリアム群で0.34,D-M中間群で0.31,A-F中間群で0.10,拡散群で0.09であり,想起される自伝的記憶の安定度が同一性地位によって異なることが示された。2.職業選択を支える自伝的記憶青年期において職業選択は同一性の達成に関わる重要な課題である。そこで自伝的記憶が職業選択に関与する可能性を検討するために,教員養成系大学の学生を対象に教職を希望する者とそうでない者で,教師にまつわる思い出に質的・量的な違いが見られるか質問紙調査を行った。その結果,1)教職を強く希望する者は希望しない者に較べて,中学時代の教師に対する快記憶を多く想起すること,2)教職を希望しない者では逆に,中学時代の教師に対する不快な記憶を多く想起することが示された。ただしこの差異は報告された思い出の絶対数の違いによるものではなく,個々人の中での快記憶と不快記憶の比率が重要であることが示唆された。教職希望者においても不快な記憶がないわけではない。しかしそれ以上に快記憶が多いのである。また希望しない者においても決して快記憶がないわけではない。しかし快記憶以上に不快な記憶を多く想起するのである。さらに報告された思い出の中でも特に「教師から強い影響を受けた」という回答を分析したところ,教職希望者では快記憶が多かったのに対し,希望しない者では快記憶と不快記憶の報告数に差が無かった。以上の結果から,中学時代の教師にまつわる快で影響力の強い思い出が,教職志望という進路選択の背景にあることが示唆された。

自传记忆是个人一生中经历的事件的回忆。许多研究人员指出，这种记忆可能是自我和自我身份的基础，但很少有人在经验上检查了关联。这项研究从两个角度探索了自传记忆与自我身份之间的关系。 1。自传记忆的稳定性回忆起自我身份状态Kato（1983）的自我身份状态量表，在两个半月的间隔间隔为期两个半月。同时，他们要求他们回想起“回顾过去似乎很重要的事件”，并自由回答最多10个答案。有34位受访者在第一和第二次被确定具有相同的身份状态（6个暂停，2个扩散，3个A-F中间体和23 D-M中间体）。我们分析了每个人的自传记忆的内容，并检查了两次相同事件的速度，并表明在暂停组中为0.34，在D-M中间组中为0.31，A-F中间组为0.10，在扩散组中为0.09，在0.09中为0.09，表明了回忆的自动图的稳定性，这表明具有不同的记忆力范围，依次依赖于依次依赖于依次依赖于依次依赖于依次依赖于依次依赖于依次依赖的依赖。 2。自传记忆支持青春期职业选择，职业选择是与实现身份有关的重要问题。为了检查自传记忆可能参与工作选择的可能性，我们进行了问卷调查，以查看教师培训大学和想要成为教师的学生之间与教师培训大学的学生之间与教师相关记忆的定性和定量差异。结果表明，1）强烈渴望成为老师的人回想起中学对老师的回忆，而不是那些没有的老师。 2）那些不想成为老师的人回想起中学中对老师的更多不愉快的回忆。但是，这种差异并不是由于报告记忆的绝对数量差异，而是建议个人之间令人愉悦和不愉快的记忆的比率很重要。即使是那些寻求教学职位的人也没有不愉快的回忆。但是，还有更多的回忆。此外，即使那些不希望这样做的人也永远不会没有愉快的记忆。但是，他回想起比愉快的回忆更多的令人不愉快的回忆。此外，在报道的记忆中，我们分析了“老师受到强烈影响”的回答，并发现那些想教书的人有更多愉快的回忆，但在那些不想这样做的人中，人们记忆的愉悦记忆和不愉快的记忆的报道没有差异。上述结果表明，中学老师的愉悦和有影响力的回忆是成为教师职业道路的选择。