麻酔薬のオピオイド受容体に対する作用の遺伝子工学的手法による解析
麻酔薬のオピオイド受容体に対する作用の遺伝子工学的手法による解析
批准号:
08671732
负责人:
福田 和彦
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
1996
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1996 至 --
中文摘要
クローン化したラットμ、δ、κオピオイド受容体のcDNAをCHO細胞に導入することによりそれぞれの受容体を発現する細胞株を作成した。これらの細胞株を用いて、オピオイド受容体を介する細胞内情報伝達機構を検討し、従来報告されているアデニル酸シクラーゼ抑制作用の他に、オピオイド受容体の活性化によりMAP(Mitogen-activated protein)キナーゼが活性化されることがわかった。オピオイド受容体によるMAPキナーゼの活性化にはチロシンキナーゼ及びプロテインキナーゼCが関与していることが示された。さらにオピオイド受容体をアゴニストで刺激するとMAPキナーゼの活性化を介してホスホリパーゼA2の活性化が起こり、アラキドン酸が放出されることが明らかになった。これらの知見はオピオイド受容体の新しい細胞内情報伝達機構を解明したものである。今後、このオピオイド受容体を介する細胞内情報伝達機構に対する各種麻酔薬の作用を検討する計画である。μ、δ、κオピオイド受容体を大量に発現する細胞株を用いて、オピオイドアンタゴニスト(ナロキソン、ナルトリンドール、ナルトレキソン、ナロキソナジン)の薬理作用を検討した。その結果、アゴニスト非存在下ではこれらのオピオイドアンタゴニストは弱いアゴニスト作用を持ち、アデニル酸シクラーゼを抑制いて細胞内サイクリックAMP量を減少させることが明らかになった。このアデニル酸シクラーゼ抑制にはGTPase活性の上昇すなわちG蛋白の活性化を伴っていた。これらの結果は、臨床的に報告されている少量のナロキソンによる鎮痛作用の基礎となると考えられる。
英文摘要
クローン化したラットμ、δ、κオピオイド受容体のcDNAをCHO細胞に導入することによりそれぞれの受容体を発現する細胞株を作成した。これらの細胞株を用いて、オピオイド受容体を介する細胞内情報伝達機構を検討し、従来報告されているアデニル酸シクラーゼ抑制作用の他に、オピオイド受容体の活性化によりMAP(Mitogen-activated protein)キナーゼが活性化されることがわかった。オピオイド受容体によるMAPキナーゼの活性化にはチロシンキナーゼ及びプロテインキナーゼCが関与していることが示された。さらにオピオイド受容体をアゴニストで刺激するとMAPキナーゼの活性化を介してホスホリパーゼA2の活性化が起こり、アラキドン酸が放出されることが明らかになった。これらの知見はオピオイド受容体の新しい細胞内情報伝達機構を解明したものである。今後、このオピオイド受容体を介する細胞内情報伝達機構に対する各種麻酔薬の作用を検討する計画である。μ、δ、κオピオイド受容体を大量に発現する細胞株を用いて、オピオイドアンタゴニスト(ナロキソン、ナルトリンドール、ナルトレキソン、ナロキソナジン)の薬理作用を検討した。その結果、アゴニスト非存在下ではこれらのオピオイドアンタゴニストは弱いアゴニスト作用を持ち、アデニル酸シクラーゼを抑制いて細胞内サイクリックAMP量を減少させることが明らかになった。このアデニル酸シクラーゼ抑制にはGTPase活性の上昇すなわちG蛋白の活性化を伴っていた。これらの結果は、臨床的に報告されている少量のナロキソンによる鎮痛作用の基礎となると考えられる。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Fukuda,K.et al.: "Functional coupling of the δ-,μ-and κ-opioid receptors to mitogen-activated protein kinase and arachidonate release in chinese hamster ovary cells" Journal of Neurochemistry. 67. 1309-1316 (1996)
Fukuda, K. 等人:“中国仓鼠卵巢细胞中 δ-、μ- 和 κ-阿片受体与丝裂原激活蛋白激酶和花生四烯酸释放的功能耦合”《神经化学杂志》67. 1309-1316 (1996)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
麻薬耐性成立におけるノシセプチン受容体の関与に関する分子生物学的研究
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批准号:14657390
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.98万
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财政年份:2002
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负责人:福田 和彦
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依托单位:
海外基金