Myc依存型アポトーシスを利用した癌の分子標的治療法の開発
Myc依存型アポトーシスを利用した癌の分子標的治療法の開発
批准号:
10153270
负责人:
野口 耕司
金额:
$1.41万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
财政年份:
1998
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1998 至 --
中文摘要
癌関連遺伝子産物による癌細胞の細胞死の分子機構の解明は、新しい癌の分子標的治療法を開発する上で非常に有益な情報をもたらすものである。我々は、イントロンレス構造を持つユニークなmyc関連遺伝子、s-mycを発見し、この遺伝子産物やMyc-family蛋白質によるアポトーシス誘導機構を解析してきた。本研究課題では、癌治療の分子標的としてMycとストレスキナーゼ、JNKとp38MAPKに注目し、紫外線、抗癌剤等によるストレス反応性シグナルとMyc依存的アポトーシスの相関を明らかにするとともに、癌細胞に特徴的な細胞死の新たな分子機構を解析し、その結果を癌の分子標的治療法における新規の標的分子の同定に応用することを目的とした。その結果、Myc高発現細胞では、紫外線やシスプラチンなどの抗癌剤によるアポトーシス誘導に高感受性を示すこと、このアポトーシスにc-Jun N-terminalkinasc(JNK)やp38MAPKが機能していることを明らかにした。特にJNKは、c-Myc蛋白質と会合しその転写活性化ドメインを直接リン酸化することで、c-Myc依存的アポトーシスの細胞死誘導シグナルを伝達していることが明らかになった。これらの知見は、ストレス反応性キナーゼ、JNKがc-Myc依存的アポトーシスを直接制御していることを初めて示すもので、抗癌剤等による細胞死誘導における新たな分子機構の存在を示すものとして非常に重要と考えられる。以上の本研究結果から、JNKの活性化シグナルがc-Myc依存的なアポトーシスを選択的に誘導できる可能性が初めて示唆され、また、将来的にはc-Mycを高発現している癌細胞に特異的に細胞死を誘導できる新しい分子標的治療法や新規抗癌剤の開発への応用が期待される。
英文摘要
癌関連遺伝子産物による癌細胞の細胞死の分子機構の解明は、新しい癌の分子標的治療法を開発する上で非常に有益な情報をもたらすものである。我々は、イントロンレス構造を持つユニークなmyc関連遺伝子、s-mycを発見し、この遺伝子産物やMyc-family蛋白質によるアポトーシス誘導機構を解析してきた。本研究課題では、癌治療の分子標的としてMycとストレスキナーゼ、JNKとp38MAPKに注目し、紫外線、抗癌剤等によるストレス反応性シグナルとMyc依存的アポトーシスの相関を明らかにするとともに、癌細胞に特徴的な細胞死の新たな分子機構を解析し、その結果を癌の分子標的治療法における新規の標的分子の同定に応用することを目的とした。その結果、Myc高発現細胞では、紫外線やシスプラチンなどの抗癌剤によるアポトーシス誘導に高感受性を示すこと、このアポトーシスにc-Jun N-terminalkinasc(JNK)やp38MAPKが機能していることを明らかにした。特にJNKは、c-Myc蛋白質と会合しその転写活性化ドメインを直接リン酸化することで、c-Myc依存的アポトーシスの細胞死誘導シグナルを伝達していることが明らかになった。これらの知見は、ストレス反応性キナーゼ、JNKがc-Myc依存的アポトーシスを直接制御していることを初めて示すもので、抗癌剤等による細胞死誘導における新たな分子機構の存在を示すものとして非常に重要と考えられる。以上の本研究結果から、JNKの活性化シグナルがc-Myc依存的なアポトーシスを選択的に誘導できる可能性が初めて示唆され、また、将来的にはc-Mycを高発現している癌細胞に特異的に細胞死を誘導できる新しい分子標的治療法や新規抗癌剤の開発への応用が期待される。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
細胞周期における新規蛋白質リン酸化酵素NEK11とその複合体の生理機能の解析
-
批准号:18770123
-
项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
-
资助金额:$2.37万
-
财政年份:2006
-
负责人:野口 耕司
-
依托单位:
細胞周期制御における新規蛋白質リン酸化酵素Nek9の機能解析
-
批准号:14780555
-
项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
-
资助金额:$2.18万
-
财政年份:2002
-
负责人:野口 耕司
-
依托单位:
癌原遺伝子産物c-Mycを分子標的としたアポトーシス誘導型がん治療法の開発
-
批准号:12217167
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (C)
-
资助金额:$1.92万
-
财政年份:2000
-
负责人:野口 耕司
-
依托单位:
転写調節因子c-Myc蛋白質のリン酸化と蛋白質分解機構
-
批准号:12780526
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$1.41万
-
财政年份:2000
-
负责人:野口 耕司
-
依托单位:
Myc依存的アポトーシスを制御する癌の分子標的治療法の開発
-
批准号:11140284
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
-
资助金额:$1.34万
-
财政年份:1999
-
负责人:野口 耕司
-
依托单位:
Myc依存型アポトーシスにおける制御分子の解明
-
批准号:09255263
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
-
资助金额:$1.28万
-
财政年份:1997
-
负责人:野口 耕司
-
依托单位:
海外基金