エフェクター変異をもつras遺伝子を導入したトランスジェニックマウスの作製と解析
エフェクター変異をもつras遺伝子を導入したトランスジェニックマウスの作製と解析
批准号:
12213026
负责人:
澤井 昭司
金额:
$3.01万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (C)
财政年份:
2000
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2000 至 --
中文摘要
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英文摘要
Ras遺伝子産物は、サイトカインや成長因子によって活性化されると、エフェクター分子であるRas結合蛋白(Raf、PI 3 kinase、RalGEFs)を通じて、下流の特異的なシグナル伝達系(MAP kinase、Akt kinase、Ral)を活性化する。Ras蛋白は、32-40番目のアミノ酸残基を通じてエフェクター分子と相互作用するが、この領域の点突然変異は、部分的にRasの機能を失わせ、ある特定のシグナルに対する伝達性を特異的に阻害する。こうしたエフェクター突然変異体を用いて、下流のシグナル伝達系のそれぞれの特異的な機能が解析されているが、これらの結果は、主に培養細胞を用いた実験から得られており、実際に個体内で、これらのシグナル伝達系がどういう役割を果たしているのかについては、わかっていない。我々の最終目的は、こうしたエフェクター突然変異体の個体における影響を調べることによって、Rasの下流にあるシグナル伝達系の個体における役割を明らかにすることである。今年度は、エフェクター変異を持つH-ras遺伝子の発現ベクターの構築およびトランスジェニックマウスの作製を試みた。まず、MAPキナーゼにのみシグナルが伝わるものとしてE38変異、PI3キナーぜにのみシグナルが伝わるものとしてC40変異、Ralにのみシグナルが伝わるものとしてG37変異を、site-directed mutagenesis法を用いて、正常H-ras遺伝子に導入した。骨格となるH-ras遺伝子の発現ベクターは、比較のため、我々の研究室で以前作製されたH-ras遺伝子のトランスジェニックマウスに用いられたものと、全く同じものを用いた。現在、これらのベクターを用いて、トランスジェニックマウスの作製を試みているところである。
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