逆散乱法による多成分ソリトン方程式の研究
逆散乱法による多成分ソリトン方程式の研究
批准号:
01J04607
负责人:
土田 隆之
金额:
$2.3万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2001
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2001 至 2003
中文摘要
多成分ソリトン方程式は,複数の従属変数が結合した形の方程式であることから,非線形光学,流体力学,プラズマ物理学といった物理学の諸分野に登場し,自然現象の分析に不可欠な役割を果たすことがよく知られている.本研究では,逆散乱法に基づいたアプローチにより,多成分ソリトン方程式について,これまで他の方法では得られていなかった重要な結果を得ることを目的として,研究を進めてきた.本年度は,結合型非線形シュレディンガー方程式のソリトン解の性質について詳しく調べた.これは,光ファイバー等の非線形媒質中を伝わる電磁波を記述するモデルとして,特に偏光の自由度を考慮に入れた場合に,登場するソリトン方程式である.Manakovは,1974年(ロシア語版は1973年)の有名な論文の中で,この方程式の可積分性を示す一方,2つのソリトンの衝突が,各成分のレベルでは非弾性効果がみられる(偏光ベクトルが変化する)非自明なものであることを示した.その上で,Manakovは,直観的な議論によって,3つ以上のソリトンの衝突は2体衝突の重ね合わせには書けず,多体効果が存在すると結論づけた.しかし,一般のN-ソリトン解について,厳密で地道な計算を行うことにより,Manakovの直観的議論は誤りであり,多体効果がないことを証明できた.結合型非線形シュレディンガー方程式によって記述されるソリトンは,実験でも見られることが,Akhmediev等により実証されており(Phys.Rev.Lett.76(1996)3699),この結果は,実用上も意義を持つものと期待される.更に,この結果は,Steiglitz等により最近提唱された(例えば,Phys.Rev.E 63(2000)016608)光ソリトンを用いた論理演算,及びその光コンピューターへの応用における理論的な礎となるものである.また一方で,Drinfeldの意味での量子Yang-Baxter方程式の新しい集合論的解を与えるものでもあり,最近,Veselov等により独立に得られた結果の一種の拡張を与えている.
英文摘要
多成分ソリトン方程式は,複数の従属変数が結合した形の方程式であることから,非線形光学,流体力学,プラズマ物理学といった物理学の諸分野に登場し,自然現象の分析に不可欠な役割を果たすことがよく知られている.本研究では,逆散乱法に基づいたアプローチにより,多成分ソリトン方程式について,これまで他の方法では得られていなかった重要な結果を得ることを目的として,研究を進めてきた.本年度は,結合型非線形シュレディンガー方程式のソリトン解の性質について詳しく調べた.これは,光ファイバー等の非線形媒質中を伝わる電磁波を記述するモデルとして,特に偏光の自由度を考慮に入れた場合に,登場するソリトン方程式である.Manakovは,1974年(ロシア語版は1973年)の有名な論文の中で,この方程式の可積分性を示す一方,2つのソリトンの衝突が,各成分のレベルでは非弾性効果がみられる(偏光ベクトルが変化する)非自明なものであることを示した.その上で,Manakovは,直観的な議論によって,3つ以上のソリトンの衝突は2体衝突の重ね合わせには書けず,多体効果が存在すると結論づけた.しかし,一般のN-ソリトン解について,厳密で地道な計算を行うことにより,Manakovの直観的議論は誤りであり,多体効果がないことを証明できた.結合型非線形シュレディンガー方程式によって記述されるソリトンは,実験でも見られることが,Akhmediev等により実証されており(Phys.Rev.Lett.76(1996)3699),この結果は,実用上も意義を持つものと期待される.更に,この結果は,Steiglitz等により最近提唱された(例えば,Phys.Rev.E 63(2000)016608)光ソリトンを用いた論理演算,及びその光コンピューターへの応用における理論的な礎となるものである.また一方で,Drinfeldの意味での量子Yang-Baxter方程式の新しい集合論的解を与えるものでもあり,最近,Veselov等により独立に得られた結果の一種の拡張を与えている.
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
土田隆之: "スカラー変数とベクトル変数が結合した可積分系の分類"京都大学数理解析研講究録. (発売予定).
Takayuki Tsuchida:“结合标量变量和向量变量的可积系统的分类”京都大学数学分析研究讲座记录(待发布)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
土田隆之: "Integrable discretizations of derivative nonlinear Schrodinger equations"Journal of Physics A : Mathematical and General. Vol.35,Nom.36. 7827-7847 (2002)
Takayuki Tsuchida:“导数非线性薛定谔方程的可积离散化”物理学杂志 A:数学与综合。第 35 卷,第 7827-7847 号(2002 年)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
土田隆之: "N-soliton collision in the Manakov model"Progress of Theoretical Physics. Vol.111 No.2. 151-182 (2004)
Takayuki Tsuchida:“马纳科夫模型中的 N 孤子碰撞”理论物理学进展第 111 卷第 151-182 期(2004 年)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
逆散乱法による結合型ソリトン方程式の解析とその離散化
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批准号:99J09287
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.15万
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财政年份:1999
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负责人:土田 隆之
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依托单位:
海外基金