パラジウム-金属トリフラート複合系触媒による新しい炭素-炭素結合形成反応の開発 (アルケン炭素-水素結合の不飽和結合への付加反応)
パラジウム-金属トリフラート複合系触媒による新しい炭素-炭素結合形成反応の開発 (アルケン炭素-水素結合の不飽和結合への付加反応)
批准号:
13750794
负责人:
土本 晃久
金额:
$1.41万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2001
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2001 至 2002
中文摘要
昨年度の報告書において、Pd(OAc)_2/PPh_3/In(OTf)_3からなる複合触媒が様々なアリールアルケンの二量化反応に有効でることを示したが、この反応が、期待通りアリールアルケンのPd(0)錯体への酸化的付加を経て進行しているかの反応機構について考察した。アリールアルケンの二量化反応はカチオン性パラジウム二価錯体によっても触媒されることが知られているが、α-メチルスチレンとスチレンの1対1混合物をカチオン性パラジウム錯体あるいはPd-In(OTf)_3を触媒に用いて反応させたところ、カチオン性パラジウム錯体を触媒とする反応系では、スチレンのみが二量化したのに対し、Pd-In(OTf)_3を用いる反応系では、α-メチルスチレンが選択的に二量化した。この結果は、Pd-In(OTf)_3を用いる反応系において、ルイス酸であるIn(OTf)_3による活性化によって、より安定なベンジルカチオン種を与えるα-メチルスチレンの方がP4(0)価錯体に酸化的付加し、選択的に二量化したと考察することができる。この結果に加えて、アリールアルケンの二量化反応はPd(OAc)_2の代わりにPd(0)価錯体を触媒前駆体として用いても進行するので、触媒サイクルは期待通りPd(0)【double arrow】Pd(II)の過程を含むことを実験化学的に示すことができた。以上の結果をまとめてChemical Communicationsに速報紙として投稿し、受理された。アリールアルケン同士の二量化反応以外に、芳香族アルデヒドや芳香族イミンをPd(0)価錯体に対する求電子剤として利用する、アルデヒド・イミンへのアルケン炭素-水素結合の付加反応についても検討した。アリールアルケンの二量化反応の反応条件はこの反応には直接適用できなかったので、他のパラジウム錯体・ホスフィン配位子・金属トリフラート・溶媒等の反応条件について改めて詳細に検討したが、この場合にはアルデヒド及びイミンの原料回収に留まり、目的の反応を進行させることができなかった。
英文摘要
昨年度の報告書において、Pd(OAc)_2/PPh_3/In(OTf)_3からなる複合触媒が様々なアリールアルケンの二量化反応に有効でることを示したが、この反応が、期待通りアリールアルケンのPd(0)錯体への酸化的付加を経て進行しているかの反応機構について考察した。アリールアルケンの二量化反応はカチオン性パラジウム二価錯体によっても触媒されることが知られているが、α-メチルスチレンとスチレンの1対1混合物をカチオン性パラジウム錯体あるいはPd-In(OTf)_3を触媒に用いて反応させたところ、カチオン性パラジウム錯体を触媒とする反応系では、スチレンのみが二量化したのに対し、Pd-In(OTf)_3を用いる反応系では、α-メチルスチレンが選択的に二量化した。この結果は、Pd-In(OTf)_3を用いる反応系において、ルイス酸であるIn(OTf)_3による活性化によって、より安定なベンジルカチオン種を与えるα-メチルスチレンの方がP4(0)価錯体に酸化的付加し、選択的に二量化したと考察することができる。この結果に加えて、アリールアルケンの二量化反応はPd(OAc)_2の代わりにPd(0)価錯体を触媒前駆体として用いても進行するので、触媒サイクルは期待通りPd(0)【double arrow】Pd(II)の過程を含むことを実験化学的に示すことができた。以上の結果をまとめてChemical Communicationsに速報紙として投稿し、受理された。アリールアルケン同士の二量化反応以外に、芳香族アルデヒドや芳香族イミンをPd(0)価錯体に対する求電子剤として利用する、アルデヒド・イミンへのアルケン炭素-水素結合の付加反応についても検討した。アリールアルケンの二量化反応の反応条件はこの反応には直接適用できなかったので、他のパラジウム錯体・ホスフィン配位子・金属トリフラート・溶媒等の反応条件について改めて詳細に検討したが、この場合にはアルデヒド及びイミンの原料回収に留まり、目的の反応を進行させることができなかった。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Teruhisa Tsuchimoto, Susumu Kamiyama, Ryoji Negoro, Eiji Shirakawa, Yusuke Kawakami: "Palladium-catalysed dimerization of vinylarenes using indium triflate as an effective co-catalyst"Chemical Communications. 852-853 (2003)
Teruhisa Tsuchimoto、Susumu Kamiyama、Ryoji Negoro、Eiji Shirakawa、Yusuke Kawakami:“使用三氟甲磺酸铟作为有效助催化剂的钯催化乙烯基芳烃二聚”化学通讯。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
酸化物イオンの固相レドックスとナトリウムイオン電池への応用
-
批准号:20J23089
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$1.6万
-
财政年份:2020
-
负责人:土本 晃久
-
依托单位:
アルキニル-B(dan) を多様な有機分子へと導く合成化学的活用に関する研究
-
批准号:19K05484
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
-
资助金额:$2.75万
-
财政年份:2019
-
负责人:土本 晃久
-
依托单位:
縮合多環式芳香族化合物の簡便合成法の確立と新規有機EL発光材料開発への応用
-
批准号:16750075
-
项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
-
资助金额:$2.37万
-
财政年份:2004
-
负责人:土本 晃久
-
依托单位:
ランタノイド反応剤を用いる新規炭素-炭素結合生成反応
-
批准号:97J04221
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$0.77万
-
财政年份:1998
-
负责人:土本 晃久
-
依托单位:
海外基金