平和活動による法の支配の確立-旧ユーゴスラヴィアでの諸活動を中心にして-
平和活動による法の支配の確立-旧ユーゴスラヴィアでの諸活動を中心にして-
批准号:
14701010
负责人:
篠田 英朗
金额:
$5.82万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (A)
财政年份:
2002
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2002 至 2004
中文摘要
本年度は、前年度までの研究成果として得られた平和構築活動の理論的枠組みを用いながら、旧ユーゴスラヴィアを中心とする地域での平和活動についての資料・情報収集、および実地調査を行い、研究の最終的整理作業にあたった。平成16年11月には、二度目となるボスニア=ヘルツェゴビナでの実地調査を行い、多くの国際機関職員および現地住民の方々との面談を行なった。3年間の研究で得られた成果の部分的要約は、平成17年3月にハワイのホノルルで開かれた国際学学会年次大会において口頭で報告し、専門家との意見交換もさらに深めることができた。また部分的な研究成果は、随時国内の関連研究者との間の意見交換の対象とし、さらなる精緻化に努めてきた。紛争(後)社会に永続的な平和を構築するための戦略を作るために有益な概念として着目されているのが、法の支配である。法の支配の文化が広まり、法の支配の制度が定着すれば、たとえ社会内に対立が起こった場合でも、武力紛争にまで発展させることなく処理できると期待されるからである。旧ユーゴスラヴィア地域のボスニアやコソボにおける国際平和活動では、欧米諸国の主導で行われ、法の支配を確立するという戦略をもとにした措置が大々的にとられている。しかしその歴史には紆余曲折もあった。当初、ボスニアにおいては、選挙を通じた民主化が平和への鍵であるという認識が極めて強かった。しかし度重なる選挙が、武力紛争に関与した民族主義政党の勝利を導き出してきた結果、現在のボスニアの平和構築は軌道修正を迫られている。民主化に対して、司法改革、汚職対策、犯罪取締、人権擁護などの「法の支配」に関連する全般的な制度構築・能力強化が、主要な戦略的指針として認識されるようになったのである。そうしたボスニアでの情勢に対応したコソボにおける平和構築においても、同様の「法の支配」に対する戦略的位置付けを確認することができる。
英文摘要
本年度は、前年度までの研究成果として得られた平和構築活動の理論的枠組みを用いながら、旧ユーゴスラヴィアを中心とする地域での平和活動についての資料・情報収集、および実地調査を行い、研究の最終的整理作業にあたった。平成16年11月には、二度目となるボスニア=ヘルツェゴビナでの実地調査を行い、多くの国際機関職員および現地住民の方々との面談を行なった。3年間の研究で得られた成果の部分的要約は、平成17年3月にハワイのホノルルで開かれた国際学学会年次大会において口頭で報告し、専門家との意見交換もさらに深めることができた。また部分的な研究成果は、随時国内の関連研究者との間の意見交換の対象とし、さらなる精緻化に努めてきた。紛争(後)社会に永続的な平和を構築するための戦略を作るために有益な概念として着目されているのが、法の支配である。法の支配の文化が広まり、法の支配の制度が定着すれば、たとえ社会内に対立が起こった場合でも、武力紛争にまで発展させることなく処理できると期待されるからである。旧ユーゴスラヴィア地域のボスニアやコソボにおける国際平和活動では、欧米諸国の主導で行われ、法の支配を確立するという戦略をもとにした措置が大々的にとられている。しかしその歴史には紆余曲折もあった。当初、ボスニアにおいては、選挙を通じた民主化が平和への鍵であるという認識が極めて強かった。しかし度重なる選挙が、武力紛争に関与した民族主義政党の勝利を導き出してきた結果、現在のボスニアの平和構築は軌道修正を迫られている。民主化に対して、司法改革、汚職対策、犯罪取締、人権擁護などの「法の支配」に関連する全般的な制度構築・能力強化が、主要な戦略的指針として認識されるようになったのである。そうしたボスニアでの情勢に対応したコソボにおける平和構築においても、同様の「法の支配」に対する戦略的位置付けを確認することができる。
期刊论文(15)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
Hideaki Shinoda: "Japan's Role in Peace Operations : It is Time to be More than a 'Free Rider' and 'Cash Dispenser'"Weatherhead East Asia Institute, Columbia University. 13 (2003)
筱田秀明:“日本在和平行动中的角色:现在不仅仅是‘搭便车者’和‘提款机’”,哥伦比亚大学威瑟黑德东亚研究所。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
篠田英朗: "平和構築と法の支配-国際平和活動の理論的・機能的分析-"創文社. 255 (2003)
筱田秀明:“和平建设与法治——国际和平行动的理论和功能分析”Sobunsha 255 (2003)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Hideaki Shinoda: "Peace-building by the Rule of Law : : An Examination of Intervention in the Form of International Tribunals"International Journal of Peace Studies. 7・1. 41-58 (2003)
筱田秀明:“通过法治建设和平::对国际法庭形式干预的审查”《国际和平研究杂志》7・1(2003 年)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
篠田英朗: "国際関係における国家主権概念の再検討-両大戦間期の法の支配の思潮と政治的現実主義の登場"思想. 945. 86-103 (2003)
筱田英明:“国际关系中国家主权概念的重新审视——两次世界大战期间法治思潮与政治现实主义的出现”思想945. 86-103(2003)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
篠田英朗: "「新介入主義」の正統性:NATOによるユーゴスラビア空爆を中心に"人道危機と国際介入(有信堂). 19-41 (2003)
筱田秀明:“‘新干预主义’的合法性:聚焦北约对南斯拉夫的空袭”《人道主义危机与国际干预》(Yushindo)19-41(2003)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 15 条
The role of the Popular Mobilization Forces in the Iraqi conflict and its influence as a non-state actor
-
批准号:17F17785
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$0.83万
-
财政年份:2017
-
负责人:篠田 英朗
-
依托单位:
平和構築における安全保障機能の研究-紛争(後)社会の治安維持と法秩序の確立
-
批准号:17683003
-
项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (A)
-
资助金额:$6.66万
-
财政年份:2005
-
负责人:篠田 英朗
-
依托单位:
平和建設活動の理論と環状-「法の支配」の観点から-
-
批准号:12720058
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$1.47万
-
财政年份:2000
-
负责人:篠田 英朗
-
依托单位:
海外基金