炎症性腸疾患における粘膜内リンパ球の役割-粘膜内リンパ球の上皮に与える影響
炎症性腸疾患における粘膜内リンパ球の役割-粘膜内リンパ球の上皮に与える影響
批准号:
14770230
负责人:
柴原 健
金额:
$1.98万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2002
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2002 至 2004
中文摘要
消化管粘膜免疫においては、上皮細胞と上皮内リンパ球(Intestinal Intraepithelial Lymphocyte ; IEL)の相互作用が重要な役目を担っていると考えられているが、IELが上皮細胞の機能に与える影響については不明な点が多い。我々はその相互作用を研究するために『IEL homing model』を作製した。このモデルでは、単層上皮細胞の基底側にIELをまくと、IELの上皮内への自然な遊走(IEL homing)が認められる。今回の検討の結果、IEL homing後、上皮細胞のMHC class-I、-II、ICAM-1、CD44の有意な発現増加が認められた。この発現の増強は(CD44を除き)、IELの産生するIFN-gammaによることが確認された。またIEL homingが起こると、上皮バリア機能(上皮の電気的抵抗)の著しい低下が認められた。この変化は、IEL由来のIFN-gamma、TNF-alphaなどが協調的に作用していることによることが確認された。さらにIEL homingの後に、上皮の基底側から、IL-8、GRO-alpha、およびIP-10などのキモカイン産生が著しく亢進することが確認された。IP-10は、IEL由来のIFN-gammaによって、IL-8はIEL由来のTNF-alphaとその他の因子の影響で発現亢進することが確認された。またIELによって上皮細胞を刺激することによって、炎症細胞の上皮への遊走がさらに誘導されることが確認された。以上のように、IELは、上皮細胞の免疫機能に著しい変化をもたらすことが判明し、IELの消化管粘膜免疫における重要性が確認された。
英文摘要
消化管粘膜免疫においては、上皮細胞と上皮内リンパ球(Intestinal Intraepithelial Lymphocyte ; IEL)の相互作用が重要な役目を担っていると考えられているが、IELが上皮細胞の機能に与える影響については不明な点が多い。我々はその相互作用を研究するために『IEL homing model』を作製した。このモデルでは、単層上皮細胞の基底側にIELをまくと、IELの上皮内への自然な遊走(IEL homing)が認められる。今回の検討の結果、IEL homing後、上皮細胞のMHC class-I、-II、ICAM-1、CD44の有意な発現増加が認められた。この発現の増強は(CD44を除き)、IELの産生するIFN-gammaによることが確認された。またIEL homingが起こると、上皮バリア機能(上皮の電気的抵抗)の著しい低下が認められた。この変化は、IEL由来のIFN-gamma、TNF-alphaなどが協調的に作用していることによることが確認された。さらにIEL homingの後に、上皮の基底側から、IL-8、GRO-alpha、およびIP-10などのキモカイン産生が著しく亢進することが確認された。IP-10は、IEL由来のIFN-gammaによって、IL-8はIEL由来のTNF-alphaとその他の因子の影響で発現亢進することが確認された。またIELによって上皮細胞を刺激することによって、炎症細胞の上皮への遊走がさらに誘導されることが確認された。以上のように、IELは、上皮細胞の免疫機能に著しい変化をもたらすことが判明し、IELの消化管粘膜免疫における重要性が確認された。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Alteration of Intestinal Epithelial Function by Intraepithelial Lymphocyte Homing.
上皮内淋巴细胞归巢改变肠上皮功能。
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
J.Gastroenterology In press
影响因子:
--
作者:
[T.Shibahara]
通讯作者:
T.Shibahara
上皮内リンパ球ホーミングによる消化管上皮細胞機能の変化についでの検討
上皮内淋巴细胞归巢导致胃肠道上皮细胞功能变化的研究
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
Ulcer Research In press
影响因子:
--
作者:
[T.Shibahara, 柴原 健]
通讯作者:
柴原 健
胆道系悪性腫瘍の術後肝転移・腹膜播種転移に対する標的分子の探索と分子標的薬の選択
-
批准号:19591501
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
-
资助金额:$3.0万
-
财政年份:2007
-
负责人:柴原 健
-
依托单位:
海外基金