環境問題解決への合意形成プロセスに関する実験及び事例研究
環境問題解決への合意形成プロセスに関する実験及び事例研究
批准号:
16730303
负责人:
大沼 進
金额:
$2.18万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2006
中文摘要
環境問題の解決策に関する事例調査及び実験研究から、社会的ジレンマ状況における合意形成プロセスの研究を行った。合意形成の中でも、解決策としての制度導入支持へ関連する要因としてのフリーライダー問題と手続き的公正の観点から検討した。本研究では、環境問題のジレンマ解決への合意形成の阻害・促進要因としてのフリーライダーと公正の知見について、ゲーム実験及び事例調査から検討した。(1)ゲーミング・ゲーム実験新たなゲーミングを開発した。産業廃棄物の不法投棄問題を扱い、従来の単純な社会的ジレンマ構造に、利得の非対称性、情報の非対称性、フローの一方向性などを加味し、プレーヤー間のインタラクションがある現実味をもったゲーミングを作成した。監視を強化しても協力行動につながらない状況があることをデモンストレーションした。これらの成果は、シミュレーション&ゲーミング学会春大会にて実演し、秋の大会で詳細な報告をした。また、インターネットを使った仮想実験で、環境配慮行動の持続性と行動と態度の変化を調べ、態度が行動を規定するというより、行動することにより社会規範が形成されることを示した。(2)事例調査環境問題に関する社会的ジレンマ及び公正感に関する社会調査を2つ実施した。一つは、いわゆるポイ捨て禁止条例の受容に係る調査である。千代田区における事例調査の結果、手続き的公正感が高いほど施策を受容しやすいという結果が得られた。この結果は26th International Congress of Applied Psychologyにて報告した。もう一つは、自転車の路上違法駐輪に関する調査で、社会的ジレンマ事態における行動選択の一つと捉えたときに、現実には、監視や罰則の強化はあまり有効でなく、外界の誘因を考慮した強化子を発見していく方法が有効である可能性を示唆した。この結果は、日本心理学会第70回大会で報告した。なお、以上の成果の一部は、査読論文として学術誌に投稿しており、現在審査中である。さらに、ゲーミング実験や社会調査などの結果を集大成として社会的ジレンマという切り口から一冊の著書「人はどのような環境問題解決を望むのか-社会的ジレンマからのアプローチ」として取りまとめ2007年2月に刊行した。
英文摘要
環境問題の解決策に関する事例調査及び実験研究から、社会的ジレンマ状況における合意形成プロセスの研究を行った。合意形成の中でも、解決策としての制度導入支持へ関連する要因としてのフリーライダー問題と手続き的公正の観点から検討した。本研究では、環境問題のジレンマ解決への合意形成の阻害・促進要因としてのフリーライダーと公正の知見について、ゲーム実験及び事例調査から検討した。(1)ゲーミング・ゲーム実験新たなゲーミングを開発した。産業廃棄物の不法投棄問題を扱い、従来の単純な社会的ジレンマ構造に、利得の非対称性、情報の非対称性、フローの一方向性などを加味し、プレーヤー間のインタラクションがある現実味をもったゲーミングを作成した。監視を強化しても協力行動につながらない状況があることをデモンストレーションした。これらの成果は、シミュレーション&ゲーミング学会春大会にて実演し、秋の大会で詳細な報告をした。また、インターネットを使った仮想実験で、環境配慮行動の持続性と行動と態度の変化を調べ、態度が行動を規定するというより、行動することにより社会規範が形成されることを示した。(2)事例調査環境問題に関する社会的ジレンマ及び公正感に関する社会調査を2つ実施した。一つは、いわゆるポイ捨て禁止条例の受容に係る調査である。千代田区における事例調査の結果、手続き的公正感が高いほど施策を受容しやすいという結果が得られた。この結果は26th International Congress of Applied Psychologyにて報告した。もう一つは、自転車の路上違法駐輪に関する調査で、社会的ジレンマ事態における行動選択の一つと捉えたときに、現実には、監視や罰則の強化はあまり有効でなく、外界の誘因を考慮した強化子を発見していく方法が有効である可能性を示唆した。この結果は、日本心理学会第70回大会で報告した。なお、以上の成果の一部は、査読論文として学術誌に投稿しており、現在審査中である。さらに、ゲーミング実験や社会調査などの結果を集大成として社会的ジレンマという切り口から一冊の著書「人はどのような環境問題解決を望むのか-社会的ジレンマからのアプローチ」として取りまとめ2007年2月に刊行した。
期刊论文(7)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
Comparing the determinants of environmentally-conscious behaviors in Germany and Japan
比较德国和日本环保意识行为的决定因素
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
Abstract Book of 6th Biennial Conference on Environmental Psychology, Bochum
影响因子:
--
作者:
[Ando, K., Ohnuma, S.他4名]
通讯作者:
S.他4名
産業廃棄物不法投棄ゲームの開発
非法工业废弃物倾倒游戏开发
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
日本シミュレーション&ゲーミング学会全国大会2006年春号. 2006年春号
影响因子:
--
作者:
[大沼進, 北梶陽子]
通讯作者:
北梶陽子
産業廃棄物不法投棄ゲームの開発2 : 利得構造と情報の非対称性という構造的与件がもたらす効果の検討
非法工业废弃物倾倒游戏开发2:利润结构、信息不对称等结构性条件的影响考察
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
日本シミュレーション&ゲーミング学会全国大会2006年秋号 2006年秋号
影响因子:
--
作者:
[大沼進, 北梶陽子]
通讯作者:
北梶陽子
Acceptance of a high cost sanction system : Why decision by discussion is preferred
接受高成本制裁制度:为什么首选讨论决定
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
Abstract Book 26th International Congress of Applied Psychology
影响因子:
--
作者:
[Ohnuma, S., Unuma, K.]
通讯作者:
K.
Click me! Do you trust me? クリック募金を用いた環境配慮行動に及ぼす要請の効果とその持続性
点击我!你相信我吗?请求对使用点击捐赠的环保行为及其可持续性的影响
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
日本社会心理学会第47回大会発表論文集
影响因子:
--
作者:
[大沼進, 三浦亜澄]
通讯作者:
三浦亜澄
共 7 条
分断を乗り越えた共通善を目指す合意形成過程:功利主義vs多元的公正の超克
-
批准号:23K22343
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
-
资助金额:$6.66万
-
财政年份:2024
-
负责人:大沼 進
-
依托单位:
Consensus building process towards common good beyond the divided society: Overcome the dichotomy between utilitarianism and diverse justice
-
批准号:22H01072
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
-
资助金额:$10.98万
-
财政年份:2022
-
负责人:大沼 進
-
依托单位:
共有地の悲劇型環境ゲームを用いたフリーライダー研究
-
批准号:14710102
-
项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
-
资助金额:$2.43万
-
财政年份:2002
-
负责人:大沼 進
-
依托单位:
海外基金