死後脳DNA chip解析に基づいた神経新生関連統合失調症候補遺伝子の同定

基于死后脑DNA芯片分析鉴定神经发生相关精神分裂症候选基因

• 批准号: 18790830
• 负责人: 柳 雅也
• 金额: $ 1.47万
• 依托单位: Kobe University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• 财政年份: 2006
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2006 至 2007
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18790830/
• 关键词: 統合失調症; 死後脳; マイクロアレイ; 遺伝子; 多型; グルタミン酸作動性ニューロン

DNA chip解析により、13qに位置し、転写因子をコードするKLF5遺伝子の発現量が、統合失調症死後脳前頭前野においてコントロール群よりも減少していることを見出した。さらに、その結果に基づき、378名の健常者および328名の統合失調症患者の血液サンプルを用いてKLF5遺伝子と統合失調症との相関研究をおこなったころ、KLF5遺伝子プロモーター上のSNPと統合失調症との有意な相関をみとめた。また、その相関をみとめた-1593T/C SNPについて統合失調症死後脳における発現量を検討したところ、-1593T/C SNPはKLF5遺伝子の発現量に影響を及ぼしていることを見出した。さらに統合失調症の血液サンプルを用いた遺伝子配列解析をおこなったところ、一つの一塩基変異はコントロール群においてはみられず、統合失調症においてのみみられた。さらにKLF5遺伝子の脳における発現分布について免疫組織学的な検討をおこなったところ、グルタミン酸ニューロンに多く発現していることを見出した。これまでにKLF5遺伝子は、MAPキナーゼカスケートに位置することが報告されており、MAPキナーゼカスケードは脳においてはシナプス可塑性に重要であることが知られている。これらのことは、KLF5遺伝子がグルタミン酸ニューロンのシナプス可塑性にかかわる可能性を示している。本研究において、KLF5遺伝子が統合失調症と相関したことは、統合失調症においてはグルタミン酸神経伝達に障害があるのではないかというグルタミン酸神経伝達仮説を支持するものであり、その障害にKLF5遺伝子が関わっていることを示唆するものである。以上の結果は、現在欧文雑誌に掲載予定である。

DNA chip analysis, 13q position, writing factor, KLF5 gene expression, schizophrenia, death, early field, group, group, decrease, see The results showed that 378 healthy individuals and 328 schizophrenic patients were significantly associated with KLF5 gene and schizophrenia. The effect of the-1593T/C SNP on the occurrence of KLF5 gene in postmortem schizophrenia was investigated. In addition, genetic sequence analysis of schizophrenia blood samples is used, and basic changes in the population are becoming more and more important, and schizophrenia is becoming more and more important. The distribution of KLF5 gene was detected by immunohistochemistry. The KLF5 gene is located in the KLF5 region, and the MAP gene is located in the KLF5 region. The possibility of the plasticity of the KLF5 gene is shown. This study was conducted to investigate the relationship between KLF5 gene expression and schizophrenia, and the relationship between KLF5 gene expression and schizophrenia. The above results are now set out in Owen's book.

项目成果

Expression of Kruppel-like factor 5 gene in human brain and association of the gene with the susceptibility to schizophrenia

• DOI: 10.1016/j.schres.2007.11.042
• 发表时间: 2008-03
• 期刊: Schizophrenia Research
• 影响因子: 4.5
• 作者: M. Yanagi;T. Hashimoto;N. Kitamura;M. Fukutake;O. Komure;N. Nishiguchi;T. Kawamata;K. Maeda;O. Shirakawa

DNAマイクロアレイと脳バンク

DNA 微阵列和脑库

• 发表时间: 2006
• 期刊: 分子精神医学 6(3)
• 作者: 柳雅也;白川治;北村登;福武将映;橋本健志;前田潔
• 通讯作者: 前田潔