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子どもの死に対する概念の伝承と子どもの在宅死に関する研究

子どもの死に対する概念の伝承と子どもの在宅死に関する研究
儿童死亡观念的传播及儿童在家死亡的研究
批准号:
18791688
负责人:
藤原 友紀子
金额:
$1.49万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 2008

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
神奈川県川崎市で本調査を実施するためのフィールドを得た。神奈川県川崎市にて90代の女性に聞き取り調査を行った。子どもの死に関しては「かわいそうだ」という考えを持っており、在宅死について「生まれ育った場所で死ねるのが一番。家で死ねるほうがよい。家で死ねれば大往生といわれているから。」との語りが聞かれた。子どもの死についての語りを聞いた経験はないが、実際に自分の子どもを自宅で看取っていた。昭和20年代に感染症で子どもを亡くしたが、家族全員で看取ることができており、自宅で看取れたことに満足していた。死亡時までの看病は家族全員で行ったという。子どもを家で看取った経験については、孫に話したと経験があるという。看取り方に関する伝承についての語りは聞かれず、戦時中に兄弟を亡くした経験や祖父母・実父母を自宅で看取っている経験から「自宅で死ねるのは大往生」という考えにつながっていることが示唆された。また、看取りを容易にした要因として、「近くの医師がよくみにきてくれたこと」を挙げており、これについては先行文献および予備調査の結果と一致した。愛知県東栄町において、同意が得られた対象の件数が少ないため、他の地域での調査を今後行うために、フィールド確保の協力を神奈川大学に依頼した。群馬県・茨城県、また東京都などでの実施を検討中である。平成20年度にこれらの中からフィールドが得られた地域において調査を再開する予定である。
英文摘要
神奈川県川崎市で本調査を実施するためのフィールドを得た。神奈川県川崎市にて90代の女性に聞き取り調査を行った。子どもの死に関しては「かわいそうだ」という考えを持っており、在宅死について「生まれ育った場所で死ねるのが一番。家で死ねるほうがよい。家で死ねれば大往生といわれているから。」との語りが聞かれた。子どもの死についての語りを聞いた経験はないが、実際に自分の子どもを自宅で看取っていた。昭和20年代に感染症で子どもを亡くしたが、家族全員で看取ることができており、自宅で看取れたことに満足していた。死亡時までの看病は家族全員で行ったという。子どもを家で看取った経験については、孫に話したと経験があるという。看取り方に関する伝承についての語りは聞かれず、戦時中に兄弟を亡くした経験や祖父母・実父母を自宅で看取っている経験から「自宅で死ねるのは大往生」という考えにつながっていることが示唆された。また、看取りを容易にした要因として、「近くの医師がよくみにきてくれたこと」を挙げており、これについては先行文献および予備調査の結果と一致した。愛知県東栄町において、同意が得られた対象の件数が少ないため、他の地域での調査を今後行うために、フィールド確保の協力を神奈川大学に依頼した。群馬県・茨城県、また東京都などでの実施を検討中である。平成20年度にこれらの中からフィールドが得られた地域において調査を再開する予定である。
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