社会規範のネットワーク-ゲーム・モデル

社会规范网络——博弈模型

• 批准号: 19653016
• 负责人: 町野 和夫
• 金额: $ 1.34万
• 依托单位: Hokkaido University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
• 财政年份: 2007
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2007 至 2009
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19653016/
• 关键词: ゲーム理論; 社会規範; 神経経済学; ネットワーク

本研究は社会規範の形成・維持・脆弱化をネットワーク・ゲームとしてモデル化し分析することを目的としていたが,研究の過程で神経経済学と生物人類学或いは動物行動学との関連に気づいた。前者では,理性的なはずの意思決定も意識下の自動的な情報処理に影響されることや,進化過程で情動的情報処理を行う脳の領域に理性的情報処理を行う領域が追加されたことによる両者の相関性が主張されており,進化生物学・人類学では,家族単位ではめったに獲れない大きな獲物の集団内分配の慣習化・規範化によって,食糧摂取の変動を最小化し氷河期を生き抜いた歴史が人類の平等主義の進化的起源だという主張がある。両分野のこうした研究成果を総合すると,人間の利他性或いは公平性は,進化過程での個人及び共同体の生き残りに起源があり,それが脳に無意識な反応として組み込まれ,不公平な行為には負の感情を抱くようになった,という仮説が立てられる。しかしこのような進化ゲーム・モデルは想定する期間が長過ぎるので,本研究ではAdam Smithが『道徳感情論』(1759)で拠り所としていたsympathy(同感)を生み出すと解釈できるミラー・ニューロンの働きに注目した。ただしゲーム理論モデルとしてはBinmore(1994,1998)が考案した共感均衡という概念を参考にした。これは個々のプレーヤがそれぞれ主観的に他人と自分の効用を比較し,徐々に異なる個人間で合意され最終的には社会的に合意され共有認識となった時点で達成される均衡である。この過程は,Hayek的自生的(進化的)秩序の形成過程と解釈できるし,合意された均衡としての効用の中には,法哲学者Dworkin(1986)の言うintegrity(純一性,整合性)のある法体系に共有される道徳が含まれるとも解釈できる。以上のモデルのアイディアついては下記の論文にまとめたが,数理モデル化については試行錯誤の段階にある。

The purpose of this study is to study the relationship between the formation, maintenance and vulnerability of social norms and the relationship between biological anthropology and animal dynamics. The former is rational, the latter is rational, the former is rational, the former, the former is rational, the former is rational, the former, the former is rational, the former is rational The history of the evolution of human egalitarianism The results of this research are summarized as follows: human altruism or fairness, evolutionary process, individual and community survival, origin, unconscious reaction, group, unfair behavior, negative feelings, and establishment. In this study, Adam Smith's "Theory of Moral Affection"(1759) was published in the Journal of Sympathy. The concept of common sense equilibrium is examined in Binmore(1994, 1998). This is the first time that we have reached an equilibrium between individuals and society. This process is contrary to Hayek's spontaneous (evolutionary) order formation process and its solution, which is contrary to the legal philosopher Dworkin(1986)'s statement of integrity and legal system. The above is the first time that the paper has been written down, and the mathematical model has been used to test the wrong stage.

项目成果

法政策と経済学-法政策の目的に関するゲーム理論的考察-

法律政策与经济学 - 法律政策目的的博弈论考虑 -

• 发表时间: 2010
• 期刊: 新世代法政策学研究 5
• 作者: Koizumi;Junko;小泉順子;小泉 順子;小泉順子;町野和夫
• 通讯作者: 町野和夫

平等主義の進化的起源と規範形成のゲーム・モデル

平等主义的进化起源和规范形成的博弈模型

• 发表时间: 2009
• 期刊: 経済学研究(北海道大学) 58(4)
• 作者: Koizumi;Junko;小泉順子;小泉 順子;小泉順子;町野和夫;町野和夫
• 通讯作者: 町野和夫

ニューロサイエンスと経済学モデル

神经科学和经济模型

• 发表时间: 2008
• 期刊: 経済学研究(北海道大学) 53(3)
• 作者: Koizumi;Junko;小泉順子;小泉 順子;小泉順子;町野和夫;町野和夫;町野和夫
• 通讯作者: 町野和夫