卵巣癌腫瘍マーカーCA125を癌隔絶抗原とする活性化T細胞治療法に関する研究
卵巣癌腫瘍マーカーCA125を癌隔絶抗原とする活性化T細胞治療法に関する研究
批准号:
19659425
负责人:
大久保 光夫
金额:
$2.05万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 2009
中文摘要
手術療法と化学療法を終了してなお再発状態にある進行卵巣癌に対する新たな治療法を開発するための基礎的研究を行った.具体的な目的は卵巣癌の腫瘍マーカー内に癌隔絶抗原を求め,このペプチドアナログを利用して,患者のT細胞を活性化する事である.今年度の研究でCA125抗原特異的活性化T細胞の誘導と腫瘍障害作用を確認した.倫理委員会で承認を受けた「卵巣癌に対する細胞治療に関する研究」に協力する事を同意された卵巣癌患者8人から末梢静脈血の提供を受け無名化して解析した.我々はすでに卵巣癌抗原CA125のアミノ酸配列MUC16の特定の領域を含む合成ペプチドアナログ(OVCA11)が,IL-4を産生する抗原特異的なCD4陽性T細胞を活性化することは確認している.今年度はこれを発展させ,抗腫瘍免疫として直接役割を果たすCD8陽性T細胞が活性化されるかどうかについて,合成ペプチドアナログ(OVCA11)刺激の16時間培養後のCD8陽性TNFα陽性T細胞の細胞数をフローサイトメトリーで解析したところ,8例中6例においてコントロールのペプチド刺激の場合と比較して平均4.1%の増加が認められた.増加のなかった患者は化学療法から1ヶ月以内あるいは全身状態が悪化している状態にあった.本年度の目標のひとつであったCA125抗原特異的活性化T細胞の継代培養は困難であったため,合成ペプチドアナログ(OVCA11)で刺激した患者T細胞(初代細胞)をHLAが一致する卵巣癌細胞と共に培養して,その細胞傷害活性を試験管内で観察した.なお,この卵巣癌細胞はTNFαによって細胞死が誘導される事がわかっている.その結果,コントロールのペプチド刺激の場合と比較して15%以上の卵巣癌細胞の細胞死が観察された.これらの研究成果は卵巣癌の腫瘍マーカー内に実際の治療に応用できる可能性があるアミノ酸配列が特定された事を示している.
英文摘要
手術療法と化学療法を終了してなお再発状態にある進行卵巣癌に対する新たな治療法を開発するための基礎的研究を行った.具体的な目的は卵巣癌の腫瘍マーカー内に癌隔絶抗原を求め,このペプチドアナログを利用して,患者のT細胞を活性化する事である.今年度の研究でCA125抗原特異的活性化T細胞の誘導と腫瘍障害作用を確認した.倫理委員会で承認を受けた「卵巣癌に対する細胞治療に関する研究」に協力する事を同意された卵巣癌患者8人から末梢静脈血の提供を受け無名化して解析した.我々はすでに卵巣癌抗原CA125のアミノ酸配列MUC16の特定の領域を含む合成ペプチドアナログ(OVCA11)が,IL-4を産生する抗原特異的なCD4陽性T細胞を活性化することは確認している.今年度はこれを発展させ,抗腫瘍免疫として直接役割を果たすCD8陽性T細胞が活性化されるかどうかについて,合成ペプチドアナログ(OVCA11)刺激の16時間培養後のCD8陽性TNFα陽性T細胞の細胞数をフローサイトメトリーで解析したところ,8例中6例においてコントロールのペプチド刺激の場合と比較して平均4.1%の増加が認められた.増加のなかった患者は化学療法から1ヶ月以内あるいは全身状態が悪化している状態にあった.本年度の目標のひとつであったCA125抗原特異的活性化T細胞の継代培養は困難であったため,合成ペプチドアナログ(OVCA11)で刺激した患者T細胞(初代細胞)をHLAが一致する卵巣癌細胞と共に培養して,その細胞傷害活性を試験管内で観察した.なお,この卵巣癌細胞はTNFαによって細胞死が誘導される事がわかっている.その結果,コントロールのペプチド刺激の場合と比較して15%以上の卵巣癌細胞の細胞死が観察された.これらの研究成果は卵巣癌の腫瘍マーカー内に実際の治療に応用できる可能性があるアミノ酸配列が特定された事を示している.
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DOI:
10.1111/j.1525-1438.2007.00938.x
发表时间:
2007-01
期刊:
International Journal of Gynecologic Cancer
影响因子:
--
作者:
[Maki Saito;Mitsuo Okubo;R. Hirata;Satoru Takeda;Hiroo Maeda]
通讯作者:
Maki Saito;Mitsuo Okubo;R. Hirata;Satoru Takeda;Hiroo Maeda
卵巣癌抗原特異的T細胞による癌細胞障害活性の誘導
卵巢癌抗原特异性 T 细胞诱导癌细胞的细胞毒活性
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[大久保光夫, 柳沢雅実, 鈴木康文, 阿南昌弘, 平田蘭子, 前田平生, 大久保 光夫]
通讯作者:
大久保 光夫
輸血・細胞治療マニュアル
输血/细胞治疗手册
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[大久保光夫, 柳沢雅実, 鈴木康文, 阿南昌弘, 平田蘭子, 前田平生, 大久保 光夫, 大久保光夫, 大久保 光夫]
通讯作者:
大久保 光夫
臨床における細胞治療の最前線 進行卵巣癌に対するCA125抗原特異的T細胞活性化療法
临床细胞治疗最前沿:CA125抗原特异性T细胞激活治疗晚期卵巢癌
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[大久保光夫, 前田平生, 阿南昌弘, 鈴木康文, 平田蘭子, 柳沢雅美]
通讯作者:
柳沢雅美
腫瘍マーカー内にエピトープを持つ抗原特異的T細胞による進行卵巣癌治療の研究
使用具有肿瘤标志物表位的抗原特异性T细胞治疗晚期卵巢癌的研究
DOI:
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发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[大久保光夫, 柳沢雅実, 鈴木康文, 阿南昌弘, 平田蘭子, 前田平生]
通讯作者:
前田平生
共 7 条
可溶型CD163分子による遊離ヘモグロビン細胞毒性回避機構解明と分子創薬への応用
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批准号:20K07834
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.75万
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财政年份:2020
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负责人:大久保 光夫
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依托单位:
全身性エリテマトーデスにおける精神・神経障害発生機序の解明:HLA DR分子と親和性を持つ神経カドヘリンペプチドの解析
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批准号:11770247
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.54万
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财政年份:1999
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负责人:大久保 光夫
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依托单位:
膠原病患者におけるT細胞レセプターの複数自己抗原認識機序の解明
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批准号:09770318
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.22万
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财政年份:1997
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负责人:大久保 光夫
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依托单位:
個々の細胞内の特異的mRNAを検出する蛍光PCR法の確立
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批准号:08772183
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1996
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负责人:大久保 光夫
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依托单位:
臓器非特異的な自己免疫疾患患者のT細胞が認識する自己抗原エピトープの解析
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批准号:07770334
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1995
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负责人:大久保 光夫
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依托单位:
海外基金