舌癌の後発リンパ節転移のスクリーニング―口底のバリアー欠損は転移ルートか―
舌癌の後発リンパ節転移のスクリーニング―口底のバリアー欠損は転移ルートか―
批准号:
23792143
负责人:
斎藤 美紀子
金额:
$1.08万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2011
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2011 至 2012
中文摘要
本研究は、T1/2舌癌症例において、造影CTで認められる顎舌骨筋の部分欠損(以下、顎舌骨筋欠損)は舌・口底から顎下隙への転移経路ではないかと考え、顎舌骨筋欠損の割合、頸部リンパ節転移の関連、顎舌骨筋欠損の内部を通過するリンパ管の有無等を検索し、画像検査で指摘しうる顎舌骨筋欠損が舌癌の顎下リンパ節への転移を予測する指標となり得るか否かを検討するものである。まず舌癌T1/2症例44例において、顎舌骨筋欠損の有無と顎下リンパ節転移の有無の関連を検討した。術前の造影CTで、顎舌骨筋の部分的な断裂あるいは顎舌骨筋を貫通する血管構造が認められたものを顎舌骨筋欠損ありと判断し、欠損の割合について検討した。また頸部リンパ節転移のみられた症例については顎下リンパ節転移の有無を検討した。その結果、患側に顎舌骨筋欠損がみられたのは44例中の61.3%であり、そのうちリンパ節転移ありの症例では66.6%、転移なしの症例では57.7%に顎舌骨筋欠損がみられ、リンパ節転移の有無と顎舌骨筋欠損の有無の間に統計学的な関連はみられなかった。一方、「リンパ節転移あり」の症例のうち、顎下リンパ節への転移があった症例では、全例に顎舌骨筋欠損がみられ、造影CTで指摘しうる顎舌骨筋欠損と顎下リンパ節転移は統計学的な関連がみられた。平成24年度は、口腔領域の手術の既往がない解剖体9体(18側)において、顎舌骨筋欠損の有無について検討した。11側(61.1%)で顎舌骨筋欠損がみられ、そのうち5側(45.5%)に管腔構造が認められた。摘出した管腔構造に対する組織学的な検索では1側においてリンパ管と考えられる構造が認められた。以上より、画像検査で指摘しうる顎舌骨筋欠損は顎下リンパ節転移と関連するが、舌から顎下部へ向かうリンパ管が、この欠損の内部に存在するかどうかについては、更なる検討が必要であると考えられた。
英文摘要
本研究は、T1/2舌癌症例において、造影CTで認められる顎舌骨筋の部分欠損(以下、顎舌骨筋欠損)は舌・口底から顎下隙への転移経路ではないかと考え、顎舌骨筋欠損の割合、頸部リンパ節転移の関連、顎舌骨筋欠損の内部を通過するリンパ管の有無等を検索し、画像検査で指摘しうる顎舌骨筋欠損が舌癌の顎下リンパ節への転移を予測する指標となり得るか否かを検討するものである。まず舌癌T1/2症例44例において、顎舌骨筋欠損の有無と顎下リンパ節転移の有無の関連を検討した。術前の造影CTで、顎舌骨筋の部分的な断裂あるいは顎舌骨筋を貫通する血管構造が認められたものを顎舌骨筋欠損ありと判断し、欠損の割合について検討した。また頸部リンパ節転移のみられた症例については顎下リンパ節転移の有無を検討した。その結果、患側に顎舌骨筋欠損がみられたのは44例中の61.3%であり、そのうちリンパ節転移ありの症例では66.6%、転移なしの症例では57.7%に顎舌骨筋欠損がみられ、リンパ節転移の有無と顎舌骨筋欠損の有無の間に統計学的な関連はみられなかった。一方、「リンパ節転移あり」の症例のうち、顎下リンパ節への転移があった症例では、全例に顎舌骨筋欠損がみられ、造影CTで指摘しうる顎舌骨筋欠損と顎下リンパ節転移は統計学的な関連がみられた。平成24年度は、口腔領域の手術の既往がない解剖体9体(18側)において、顎舌骨筋欠損の有無について検討した。11側(61.1%)で顎舌骨筋欠損がみられ、そのうち5側(45.5%)に管腔構造が認められた。摘出した管腔構造に対する組織学的な検索では1側においてリンパ管と考えられる構造が認められた。以上より、画像検査で指摘しうる顎舌骨筋欠損は顎下リンパ節転移と関連するが、舌から顎下部へ向かうリンパ管が、この欠損の内部に存在するかどうかについては、更なる検討が必要であると考えられた。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
舌癌における顎舌骨筋欠損と頸部リンパ節転移との関連
舌癌下颌舌骨肌缺陷与颈部淋巴结转移的关系
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[斎藤美紀子, 西山秀昌, 勝良剛詞, 林孝文]
通讯作者:
林孝文
CT lymphography in cNO tongue cancer patients. -preliminary study-
cNO 舌癌患者的 CT 淋巴成像。
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[M. SAITO, et al.]
通讯作者:
et al.
cNO舌癌のCT lymphography-リンパ経路と至適撮影タイミングについて-
cNO舌癌的CT淋巴成像-淋巴通路和最佳成像时机-
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[斎藤美紀子, 他3名]
通讯作者:
他3名
海外基金