幼児期における規範意識の形成に関する研究
幼児期における規範意識の形成に関する研究
批准号:
25780494
负责人:
湯浅 阿貴子
金额:
$2.16万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2013
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2013-04-01 至 2015-03-31
中文摘要
平成26年度は以下の内容を中心に研究を進めた。(1) 幼児の規範意識の実態については、継続的に幼稚園での観察調査を行った結果を論文にした。具体的には、『保育学研究』日本保育学会,第53号3,「幼児のゲーム遊びに生じる“ずる”の実態と仲間との相互交渉による意識の変容~縦断的観察からのエピソード分析から~」に掲載される。この論文により、幼児がルールのある遊びを展開する中で経験する葛藤及び、葛藤解決方略としての“ずる”の実態を示すことができた。そして“ずる”に起因する意見の対立が善悪に対する認識の変化を促し、規範意識の形成へと影響していくことを指摘することができた。また、全国の幼稚園教諭を対象に「幼児の規範意識の形成に関する調査」を質問紙形式で実施した。幼児の規範意識が顕在化する場面の記述回答について、テキストマイニングによる形態素分析を行った。結果、日常生活場面では一斉活動に関連するキーワードが多く挙がり、遊び場面では、公平性や公正観に関わる内容が多く挙がった。日常生活上と遊び場面では表出する規範意識が質的に異なるものとして捉えられていることが示された。(2)幼児の規範意識の形成を促す保育者の具体的なかかわり方については、質問紙調査及びインタビュー調査を実施した。質問紙調査の結果、規範伝達の実践において重視する事項は7つの因子で説明された(1.個の発達と充実2.子ども同士の調和的関係・クラス集団の秩序維持3.経験値4.年齢5.ルール生成・自己抑制6.自己主張7.自主性・見守り)。そして保育者の経験年数や園の組織の違いによって実践上の重視事項が異なることが示された。当初予定していたよりも1年早く研究を終了することになったが、研究の目的は概ね達成することができた。今後は、本研究成果が保育実践に寄与するものとなるよう広く結果を開示していくことに努めたい。
英文摘要
平成26年度は以下の内容を中心に研究を進めた。(1) 幼児の規範意識の実態については、継続的に幼稚園での観察調査を行った結果を論文にした。具体的には、『保育学研究』日本保育学会,第53号3,「幼児のゲーム遊びに生じる“ずる”の実態と仲間との相互交渉による意識の変容~縦断的観察からのエピソード分析から~」に掲載される。この論文により、幼児がルールのある遊びを展開する中で経験する葛藤及び、葛藤解決方略としての“ずる”の実態を示すことができた。そして“ずる”に起因する意見の対立が善悪に対する認識の変化を促し、規範意識の形成へと影響していくことを指摘することができた。また、全国の幼稚園教諭を対象に「幼児の規範意識の形成に関する調査」を質問紙形式で実施した。幼児の規範意識が顕在化する場面の記述回答について、テキストマイニングによる形態素分析を行った。結果、日常生活場面では一斉活動に関連するキーワードが多く挙がり、遊び場面では、公平性や公正観に関わる内容が多く挙がった。日常生活上と遊び場面では表出する規範意識が質的に異なるものとして捉えられていることが示された。(2)幼児の規範意識の形成を促す保育者の具体的なかかわり方については、質問紙調査及びインタビュー調査を実施した。質問紙調査の結果、規範伝達の実践において重視する事項は7つの因子で説明された(1.個の発達と充実2.子ども同士の調和的関係・クラス集団の秩序維持3.経験値4.年齢5.ルール生成・自己抑制6.自己主張7.自主性・見守り)。そして保育者の経験年数や園の組織の違いによって実践上の重視事項が異なることが示された。当初予定していたよりも1年早く研究を終了することになったが、研究の目的は概ね達成することができた。今後は、本研究成果が保育実践に寄与するものとなるよう広く結果を開示していくことに努めたい。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
幼児の道徳的規範意識の形成と保育者のかかわりに関する研究(1)―道徳性及び規範意識の形成に関する研究の動向―
儿童道德规范感形成与照顾者参与研究(1) - 道德规范感形成研究动向 -
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Naomi Matsuura, Makoto Ishitobi, Sumiyoshi Arai, Kaori Kawamura, Mizuki Asano, Keisuke Inohara, Tadamasa Narimoto, Yuji Wada, Michio Hiratani, Hirotaka Kosaka, 西川里織, Saori Nishikawa, 湯浅 阿貴子, 湯浅 阿貴子]
通讯作者:
湯浅 阿貴子
保育者はどこまで「道徳性の芽生え」「規範意識の芽生え」と向き合えるか―ルールのある遊び・ゲームを通して考える―
保育员能在多大程度上面对“道德的出现”和“规范感的出现” -通过有规则的游戏和游戏来思考-
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Naomi Matsuura, Makoto Ishitobi, Sumiyoshi Arai, Kaori Kawamura, Mizuki Asano, Keisuke Inohara, Tadamasa Narimoto, Yuji Wada, Michio Hiratani, Hirotaka Kosaka, 西川里織, Saori Nishikawa, 湯浅 阿貴子]
通讯作者:
湯浅 阿貴子
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