移民文学のリゾーム性-ドイツのポーランド作家による現代文学

移民文学的根茎性质——波兰作家在德国的当代文学

• 批准号: 08J08110
• 负责人: 井上 暁子
• 金额: $ 0.64万
• 依托单位: The University of Tokyo
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2008
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2008 至 2010
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-08J08110/
• 关键词: 移民文学; ドイツ; ポーランド; 越境; 地域; アイデンティティ; 異文化接触; 移住; 移民; 現代文学; 異文化間性; 他文化

今年度は、博士論文の執筆に費やした。私の博士論文(題目『私の神話、私たちの神話』)は、1980年代にドイツ連邦共和国へ移住した3人のポーランド人作家の文学を、「神話とくわたし語り」」という観点から論じるものである。彼らは皆、1960年代にドイツ=ポーランド国境地帯に生まれた人々で、体制転換以後もドイツで暮らしている。ポーランド語作家ヤヌシュ・ルドニツキや、ドイツ語とポーランド語のバイリンガル作家ダリウシュ・ムッシャーは、国家、地域、歴史、民族的文化的アイデンティティをめぐる様々なディスクールを、移動する一人称語り手の視点から、鋭く脱神話化しつつ、個人とそれらのディスクールとの不安定な関係を描き出している。他方、ポーランド語作家のナタシャ・ゲルケは、ドイツやポーランドといった具体性を一切持ち込まない、寓話的なポストモダン小説を書くことによって、1990年代のポーランド国内で流行する脱神話化傾向と一線を画している(ゲルケの文学については、東京大学現代文芸論紀要『れにくさ』へ寄稿)。さらに、前年度末、ドイツのパッサウ大学で開かれた国際学会での報告内容を、報告集用に書き直した(20枚程度の論文)。国際的なイベントと言えば、2009年11月、名古屋市立大学で2日間にわたり、ドイツ語を執筆言語とする(ないし執筆言語の一つとする)作家5人を招いて、国際シンポジウム「アィデンティティ、移住、越境」(主催は土屋勝彦教授を代表者とする科研費研究グループ)が開催された。パネリストの中には、旧ソ連出身のユダヤ系作家が二人(ヴラディーミル・カミーナー氏、ヴラディーミル・ヴェルトリープ氏)が含まれており、私の研究対象であるポーランド人作家ムッシャーと比較することができた。また、多和田葉子氏や、その他のトルコ系の作家による報告も、「今日のドイツ語文学」について考察する上で、大変参考になった。名古屋市立大学訪問の後、ヴェルトリープ氏の講演について報告を頼まれ、そのテキストは東京大学文学部スラヴ語スラヴ文学研究室のHPにアップされた。さらに、2009年6月、北海道大学スラブ研究センターを訪問し、博士論文の一部を報告した。2010年3月には、再びスラブ研究センターを訪問し、私が論じている移民作家の文学と、ドイツ=ポーランド国境地帯の「地域文学」との共通点と差異について考察し、資料収集にあたった。「ドイツ・ポーランドにまたがる越境的文学研究」という私の専門分野は、日本で先行研究者のいない、未踏の沃野であるが、私の研究は、理論的な応用可能性と普遍性をもち、異文化接触や越境文化論に大きな貢献をする可能性を秘めている。この研究を一日も早く、形にしたい。

This year's doctoral thesis writing fee. Private doctoral thesis (title "Private myth, private myth"), 1980's in the United States to move to the Republic of China, three people to the author of literature,"myth","language","point","discussion",". In the 1960s, the country's population grew, and the system changed. The author of the German language, the author of the German language, the author of the German Other aspects, such as the writer's writing style, the concreteness of the text, the content of the novel, the book's popularity in the 1990s, the trend of demythologization, and the trend of demythologization in the country.(Notes on Modern Literature of Tokyo University) At the end of the previous year, the University opened a report on the contents of the report collection (20 papers). In November 2009, Nagoya City University invited five writers to participate in the International Conference on Science and Technology, and the International Conference on Science and Technology was held in Nagoya City University. In the middle of the production process, the old and the old are connected with the two writers (any one of them, any one of them). The author of the book, the author of the book After visiting Nagoya City University, he gave a lecture and a report. He also gave a lecture and a report to the Faculty of Literature, University of Tokyo. In June 2009, Hokkaido University published a doctoral thesis. March, 2010- "Cross-border literary research" includes the possibility of cross-border cultural contacts, cross-cultural contributions, and the possibility of cross-border cultural contributions. This research is a day of early, early, early and early.

项目成果

譬えなき譬え話-ナタシャ・ゲルケの『フラクタル』

无与伦比的寓言——娜塔莎·戈尔克的《分形》

• 发表时间: 2010
• 期刊: 東京大学現代文芸論研究室論集『れにくさ』 2(掲載確定(校正中))
• 作者: 成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;Norio Narita;Norio Narita;Norio Narita;成田憲保;成田憲保;Norio Narita;井上暁子
• 通讯作者: 井上暁子

ドイツ在住ポーランド人作家ルドニツキの文学における<わたし>語り

旅居德国的波兰作家鲁德尼基的文学叙事

• 发表时间: 2009
• 期刊: 科研費B「世界文学における混成的表現形式の研究(2008-2010年)」主催・シンポジウム報告集
• 作者: 成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;Norio Narita;Norio Narita;Norio Narita;成田憲保;成田憲保;Norio Narita;井上暁子;井上暁子;井上暁子;井上暁子
• 通讯作者: 井上暁子

ドイツ在住ポーランド人作家ルドニツキにおける<わたし>語り

旅德波兰作家鲁德尼茨基的《我》的叙述

• 发表时间: 2008
• 作者: INOUE;Satoko;井上暁子
• 通讯作者: 井上暁子

<わたし>語りをこえて-ポーランド人作家ルドニツキの文学における自伝性

<I>超越叙事——波兰作家鲁德尼茨基文学中的自传

• 发表时间: 2009
• 期刊: 西スラヴ学論集 第12号
• 作者: 成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;Norio Narita;Norio Narita;Norio Narita;成田憲保;成田憲保;Norio Narita;井上暁子;井上暁子;井上暁子
• 通讯作者: 井上暁子

ポーランド=ドイツ国境地帯における現代ポーランド文学

波德边境地区的波兰现代文学

• 发表时间: 2009
• 作者: 成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;成田憲保;Norio Narita;Norio Narita;Norio Narita;成田憲保;成田憲保;Norio Narita;井上暁子;井上暁子;井上暁子;井上暁子;井上暁子
• 通讯作者: 井上暁子