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中国周縁部におけるツングース系接触言語の研究―シベ語(満洲語口語)を中心に

中国周縁部におけるツングース系接触言語の研究―シベ語(満洲語口語)を中心に
中国周边通古斯接触语言研究——以锡伯语(满语口语)为中心
批准号:
08J10217
负责人:
児倉 徳和
金额:
$0.64万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2008
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2008 至 2009

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
本年度は、主にテンス・アスペクトに関わる補助動詞のうち、ila-(立つ・止まる)、bi-(ある)、o-(なる)の機能について研究を行い、成果を公表した。まずila-について、他の動詞・形容詞に後続して補助動詞として用いられる場合の機能を検討し、結論として、ila-はアスペクトとして「進行」を表すが、動詞語幹に屈折的に付加される進行アスペクト接辞-maXeiと異なり、「話し手が直接目撃した事態」を表すと論じた。次にbi-について、従来間接経験を表すとされてきたbi-が、談話においてどのように用いられるかを論じた。そして結論としてbi-は「話し手の視点」を導入する機能を持ち、その使用が、聞き手への配慮による、話し手自身の客観的把握に動機づけられていると主張した。最後にo-について、従来のアスペクトの観点からの分析に対して、ila-とbi-の研究の成果を受けて、ムードの観点も取り入れて論じた。そして結論として、o-は「話し手の判断」を表し、その使用がbi-と同様、聞き手を通した自己の客観的把握に動機づけられていると主張した。本年度研究成果から分かったことは、シベ語の補助動詞の使用は、発話現場における話し手・聞き手の関わりを動機としているということである。更に昨年度の研究成果から、定動詞・形動詞・動名詞という述語形式の機能も、話し手と聞き手で共有された知識を表すか否かにより使い分けられることが分かっているが、本年度の補助動詞に関する一連の研究成果から、シベ語は、話し手と聞き手の関わりが、(補助動詞を含めた)述語全体の形式的選択に体系的に関わっていることが示され、シベ語の文法を体系的に記述するという当初の目標を達成することに成功したと考える。
英文摘要
本年度は、主にテンス・アスペクトに関わる補助動詞のうち、ila-(立つ・止まる)、bi-(ある)、o-(なる)の機能について研究を行い、成果を公表した。まずila-について、他の動詞・形容詞に後続して補助動詞として用いられる場合の機能を検討し、結論として、ila-はアスペクトとして「進行」を表すが、動詞語幹に屈折的に付加される進行アスペクト接辞-maXeiと異なり、「話し手が直接目撃した事態」を表すと論じた。次にbi-について、従来間接経験を表すとされてきたbi-が、談話においてどのように用いられるかを論じた。そして結論としてbi-は「話し手の視点」を導入する機能を持ち、その使用が、聞き手への配慮による、話し手自身の客観的把握に動機づけられていると主張した。最後にo-について、従来のアスペクトの観点からの分析に対して、ila-とbi-の研究の成果を受けて、ムードの観点も取り入れて論じた。そして結論として、o-は「話し手の判断」を表し、その使用がbi-と同様、聞き手を通した自己の客観的把握に動機づけられていると主張した。本年度研究成果から分かったことは、シベ語の補助動詞の使用は、発話現場における話し手・聞き手の関わりを動機としているということである。更に昨年度の研究成果から、定動詞・形動詞・動名詞という述語形式の機能も、話し手と聞き手で共有された知識を表すか否かにより使い分けられることが分かっているが、本年度の補助動詞に関する一連の研究成果から、シベ語は、話し手と聞き手の関わりが、(補助動詞を含めた)述語全体の形式的選択に体系的に関わっていることが示され、シベ語の文法を体系的に記述するという当初の目標を達成することに成功したと考える。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
シベ語の補助動詞ila-について
关于 Sibe 助动词 ila-
DOI: --
发表时间: 2009
期刊: 東京大学言語学論集 28
影响因子: --
作者: [植松圭吾, ほか, 高槻泰郎, 高槻泰郎, Yasuo Takatsuki, 高槻泰郎, 高槻泰郎, 高槻泰郎, Tadashi Kajiya, Tadashi Kajiya, 梶谷忠志, 梶谷忠志, 梶谷忠志, 梶谷忠志, 梶谷忠志, 田代尚路, 田代尚路, 林将央, 林将央, 林将央, 堀朋平, 堀朋平, 堀朋平, 堀朋平, 児倉徳和, 児倉徳和]
通讯作者: 児倉徳和
シベ語の述語形式と情報のステータス-話し手と聞き手の共有知識の観点から-
Sibe中的谓语形式与信息状态——从说者与听者共享知识的角度——
DOI: --
发表时间: 2008
期刊: 語学教育フォーラム 16
影响因子: --
作者: [植松圭吾, ほか, 高槻泰郎, 高槻泰郎, Yasuo Takatsuki, 高槻泰郎, 高槻泰郎, 高槻泰郎, Tadashi Kajiya, Tadashi Kajiya, 梶谷忠志, 梶谷忠志, 梶谷忠志, 梶谷忠志, 梶谷忠志, 田代尚路, 田代尚路, 林将央, 林将央, 林将央, 堀朋平, 堀朋平, 堀朋平, 堀朋平, 児倉徳和, 児倉徳和, 児倉徳和]
通讯作者: 児倉徳和
論錫伯語的動詞bimbi在篇章中的効能(シベ語の動詞bimbiのテクスト機能)
Sibean 动词 bimbi 的功能(Sibe 动词 bimbi 的文本功能)
DOI: --
发表时间: 2009
期刊:
影响因子: --
作者: [KOGURA, Norikazu, 児倉徳和]
通讯作者: 児倉徳和
シベ語の動詞o-について
关于锡伯语动词 o-
DOI: --
发表时间: 2010
期刊: 環北太平洋の言語 15
影响因子: --
作者: [植松圭吾, ほか, 高槻泰郎, 高槻泰郎, Yasuo Takatsuki, 高槻泰郎, 高槻泰郎, 高槻泰郎, Tadashi Kajiya, Tadashi Kajiya, 梶谷忠志, 梶谷忠志, 梶谷忠志, 梶谷忠志, 梶谷忠志, 田代尚路, 田代尚路, 林将央, 林将央, 林将央, 堀朋平, 堀朋平, 堀朋平, 堀朋平, 児倉徳和]
通讯作者: 児倉徳和
6
    「主語卓立」対「主題卓立」類型論の再構築
    • 批准号:
      24K00061
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
    • 资助金额:
      $11.73万
    • 财政年份:
      2024
    • 负责人:
      児倉 徳和
    • 依托单位:
    中国西北部諸言語の記述・対照研究-話し手・聞き手の関わりから見た文法現象の諸相
    • 批准号:
      11J03594
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for JSPS Fellows
    • 资助金额:
      $1.54万
    • 财政年份:
      2011
    • 负责人:
      児倉 徳和
    • 依托单位:
    海外基金