课题基金 / 基金详情

多発性硬化症に併発する難治性視神経炎の発症メカニズム解明と神経保護療法の試み

多発性硬化症に併発する難治性視神経炎の発症メカニズム解明と神経保護療法の試み
阐明与多发性硬化症相关的难治性视神经炎的发病机制并尝试神经保护治疗
批准号:
08J40002
负责人:
原田 知加子
金额:
$1.66万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2008
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2008 至 2010

项目摘要

项目成果

原田 知加子的其他基金

相似基金

相关文献

中文摘要
翻译
多発性硬化症の疾患モデルである実験的自己免疫性脳脊髄炎(EAE)を作製して、視神経炎の治療研究を行った。Apoptosis signal-regulating kinase1 (ASK1)およびOlig1という2つの遺伝子がEAEの発症やミエリン再生に与える影響を明らかにするため、それぞれの遺伝子欠損(KO)マウスを用いた実験を行った。ASK1は網膜神経節細胞にアポトーシスを誘導することを報告済みであるが(Harada et al. Am J Pathol, 2006)、最近ではToll様受容体の下流で自然免疫に関与することが注目されている。Olig1はオリゴデンドロサイトの発生に必須のbHLH (basic helix-loop-helix)型の転写因子であることが知られている。両KOマウスに対してEAEを惹起したところ、いずれのマウスとも野生型マウスよりも症状が軽く、特にOlig1 KOマウスでは発症率そのものの低下や、病期の進行に遅延がみられることがわかった。また新たに合成したASK1阻害剤をEAEマウスに投与したところ、視神経炎の症状緩和に有効であることが確認された(EMBO Molecular Medicine, 2010)。一方、網膜Mullerグリア細胞および網膜神経節細胞から特異的に神経栄養因子受容体TrkBが欠損する2種類の領域特異的ノックアウトマウスの作製を完了した。そしてMuller細胞に発現する神経栄養因子受容体が神経細胞への分化や周囲の神経細胞保護に重要な役割を持つことを、初めて直接的に証明することに成功した(Harada et al. Nature Communications, 2011)。今後はこれらのマウスにおいてもEAEを作製するほか、前出のASK1阻害剤による治療研究などをさらに進めていく予定である。
英文摘要
多発性硬化症の疾患モデルである実験的自己免疫性脳脊髄炎(EAE)を作製して、視神経炎の治療研究を行った。Apoptosis signal-regulating kinase1 (ASK1)およびOlig1という2つの遺伝子がEAEの発症やミエリン再生に与える影響を明らかにするため、それぞれの遺伝子欠損(KO)マウスを用いた実験を行った。ASK1は網膜神経節細胞にアポトーシスを誘導することを報告済みであるが(Harada et al. Am J Pathol, 2006)、最近ではToll様受容体の下流で自然免疫に関与することが注目されている。Olig1はオリゴデンドロサイトの発生に必須のbHLH (basic helix-loop-helix)型の転写因子であることが知られている。両KOマウスに対してEAEを惹起したところ、いずれのマウスとも野生型マウスよりも症状が軽く、特にOlig1 KOマウスでは発症率そのものの低下や、病期の進行に遅延がみられることがわかった。また新たに合成したASK1阻害剤をEAEマウスに投与したところ、視神経炎の症状緩和に有効であることが確認された(EMBO Molecular Medicine, 2010)。一方、網膜Mullerグリア細胞および網膜神経節細胞から特異的に神経栄養因子受容体TrkBが欠損する2種類の領域特異的ノックアウトマウスの作製を完了した。そしてMuller細胞に発現する神経栄養因子受容体が神経細胞への分化や周囲の神経細胞保護に重要な役割を持つことを、初めて直接的に証明することに成功した(Harada et al. Nature Communications, 2011)。今後はこれらのマウスにおいてもEAEを作製するほか、前出のASK1阻害剤による治療研究などをさらに進めていく予定である。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
軸索伸長におけるDock3とWAVEの機能解析
Dock3 和 WAVE 在轴突生长中的功能分析
DOI: --
发表时间: 2010
期刊:
影响因子: --
作者: [行方和彦(発表者), 原田知加子, 郭暁麗, 原田高幸]
通讯作者: 原田高幸
正常眼圧緑内障とグルタミン酸輸送体
正常眼压青光眼和谷氨酸转运蛋白
DOI: --
发表时间: 2008
期刊: あたらしい眼科 25(12)
影响因子: --
作者: [Namekata, K., 原田知加子]
通讯作者: 原田知加子
Interleukin-1 stimulates glutamate uptake in glial cells by accelerating membrane trafficking of Na^+/K^+-ATPase via actin depolymerization
Interleukin-1 通过肌动蛋白解聚加速 Na^ /K^ -ATP 酶的膜运输,从而刺激神经胶质细胞中谷氨酸的摄取
DOI: --
发表时间:
期刊: Molecular and cellular biology (In press)
影响因子: --
作者: [T.Saito, N.Iwata, S.Tsubuki, Y.Takaki, J.Takano, S-M Huang, T.Suemoto, M.Higuch, T.C.Saido, Harada T, Nakamura K, Namekata K., Harada C., Nakamura K., Harada C., Mitamura Y., Nakamura K., Harada C., Kase S., Namekata K]
通讯作者: Namekata K
DOI: 10.1016/j.neulet.2009.09.029
发表时间: 2009-11-13
期刊: NEUROSCIENCE LETTERS
影响因子: 2.5
作者: [Namekata, Kazuhiko, Harada, Chikako, Harada, Takayuki]
通讯作者: Harada, Takayuki
7
    遺伝子治療による視神経の保護・再生療法の検討
    実験的自己免疫性脳脊髄炎に併発する視神経炎の病態解析と治療法の探索
    グリア-神経相関作用を用いた網膜変性疾患の治療的研究
    海外基金