英国労働党政権の教育政策の展開と変容に関する分析
英国労働党政権の教育政策の展開と変容に関する分析
批准号:
20530741
负责人:
大田 直子
金额:
$2.75万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2008
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2008 至 2010
中文摘要
平成20年度は主に労働党政権第一期(1997年から2001年程度)を対象として、教育政策の分析を行った。その結果、ブレア政権の教育政策の主たる目的は、生涯学習社会の構築にあり、そこから逆に照射された義務教育制度の整備をであることを明らかにした。しかし、生涯学習社会における自らが学び、自らに投資する学習者像を義務教育制度を通じて養成するという目的は、基礎学力水準の向上という目的とは短期間的には相反する様相を呈している。テストを前提とした従来の学習スタイルが保持されていたからである。また生涯学習社会の構築のために、高等教育の拡充がいくつかのタイプの新たな学位号の導入によって図られたことがわかった。大学に1年でも在学したことを資格と結び付けているのである。日本でも昨今言われている学士力、社会人基礎力といったものとの比較は重要となるであろう。あらたに検討すべき問題として、イギリスにおける「個人」の復権というプロジェクトの存在についてである。これこそイギリスの教育改革の背景に存在していたさらに大きな課題だったのではないか。とくに若者の政治的無関心は、日本にも共通する課題でもある。そんななか、格差に対する新たな挑戦としてステークホルダー論、また具体的にはイギリスで導入された通称Baby Bond(すべての新生児に対する薪補助金制度)などが注目される。今後はこれに関する研究を進める必要があることがわかった。シチズンシップ教育との関連性も重要である。
英文摘要
平成20年度は主に労働党政権第一期(1997年から2001年程度)を対象として、教育政策の分析を行った。その結果、ブレア政権の教育政策の主たる目的は、生涯学習社会の構築にあり、そこから逆に照射された義務教育制度の整備をであることを明らかにした。しかし、生涯学習社会における自らが学び、自らに投資する学習者像を義務教育制度を通じて養成するという目的は、基礎学力水準の向上という目的とは短期間的には相反する様相を呈している。テストを前提とした従来の学習スタイルが保持されていたからである。また生涯学習社会の構築のために、高等教育の拡充がいくつかのタイプの新たな学位号の導入によって図られたことがわかった。大学に1年でも在学したことを資格と結び付けているのである。日本でも昨今言われている学士力、社会人基礎力といったものとの比較は重要となるであろう。あらたに検討すべき問題として、イギリスにおける「個人」の復権というプロジェクトの存在についてである。これこそイギリスの教育改革の背景に存在していたさらに大きな課題だったのではないか。とくに若者の政治的無関心は、日本にも共通する課題でもある。そんななか、格差に対する新たな挑戦としてステークホルダー論、また具体的にはイギリスで導入された通称Baby Bond(すべての新生児に対する薪補助金制度)などが注目される。今後はこれに関する研究を進める必要があることがわかった。シチズンシップ教育との関連性も重要である。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
自立した学習者の創出と基礎学力
培养独立学习者和基本学术技能
DOI:
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发表时间:
2009
期刊:
『揺れる世界の学力マップ』明石書店
影响因子:
--
作者:
[浅井春夫、杉田聡、村瀬幸浩、田代美江子, 他6名, 大田 直子]
通讯作者:
大田 直子
イギリス教育行財政制度の歴史と構造の分析
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批准号:01790065
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (Research Fellowship)
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资助金额:$1.22万
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财政年份:1989
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负责人:大田 直子
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依托单位:
海外基金