神経因性疼痛の原因分子リゾホスファチジン酸による脱髄とミエリン蛋白質分解機構
神経因性疼痛の原因分子リゾホスファチジン酸による脱髄とミエリン蛋白質分解機構
批准号:
21600008
负责人:
植田 睦美
金额:
$2.5万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2009
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2009 至 2011
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英文摘要
これまでに、研究分担者の植田弘師は神経因性疼痛の原因分子としてリゾホスファジン酸(LPA)を発見した。本研究では、神経因性疼痛におけるアロディニアの分子基盤を解明するために、LPA誘発性の脱髄におけるミエリン蛋白質分解の関与とその制御機構について解析を行った。その結果、脊髄後根におけるミエリン蛋白質であるMyelin-associated glycoprotein(MAG)の蛋白質発現は、LPAの脊髄くも膜下腔内投与12時間後から3日間後において有意な発現低下を示し、7日後においても減少傾向が観察された。このMAGの発現低下はLPA_1受容体遺伝子欠損動物において消失した。一方、LPAによるMAGの発現低下は知覚神経線維のEx vivo培養実験においても観察され、この現象はカルパイン阻害薬(Calpain inhibitor XとE-64)により顕著に抑制された。また、LPAの脊髄くも膜下腔内が脊髄後根のカルパイン活性を誘導することを見出した。さらに、カルパイン阻害薬であるE-64dは、LPAによるカルパイン活性化、MAG発現低下および神経因性疼痛のいずれをも顕著に抑制した。一方、坐骨神経の部分結紮による神経因性疼痛モデルにおいても、MAGの発現低下とカルパインの活性化が観察され、E-64dはその両者に加えて神経因性疼痛を顕著に抑制することを明らかにした。完全フロイントアジュバント接種による慢性炎症により、後根神経節と脊髄後角におけるカルパイン活性化は観察されたが、後根における活性化は観察されず、E-64dによっても慢性炎症性疼痛は全く影響されなかった。以上の結果から、LPAおよび神経傷害による神経因性疼痛の誘発機構には、LPA_1受容体を介したカルパイン活性化によるミエリン蛋白質分解機構が重要な役割を果たすことが明らかになった。
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リゾボスファチジン酸と神経因性疼痛-脱髄の関写と分子機構
根磷脂酸与神经性疼痛——脱髓鞘的关系及分子机制
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kimoto, J.L.Zeredo, Y.Kumei, K.Toda, 戸田一雄,木本万里, 馬琳, 上園保仁, 植田弘師,戸田一雄, 謝維嬌]
通讯作者:
謝維嬌
DOI:
10.1124/jpet.109.164830
发表时间:
2010-05-01
期刊:
JOURNAL OF PHARMACOLOGY AND EXPERIMENTAL THERAPEUTICS
影响因子:
3.5
作者:
[Ma, Lin, Uchida, Hitoshi, Ueda, Hiroshi]
通讯作者:
Ueda, Hiroshi
神経障害性疼痛を担うフィードフォワード増幅機構
导致神经性疼痛的前馈放大机制
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
ペインクリニック 30
影响因子:
--
作者:
[Uchida H, Matsumoto M, Ueda H., Yosuke Matsushita, Hitoshi Uchida, Lin Ma, Lin Ma, 植田弘師, 植田弘師, 植田弘師]
通讯作者:
植田弘師
DOI:
10.1523/jneurosci.5541-09.2010
发表时间:
2010-03-31
期刊:
JOURNAL OF NEUROSCIENCE
影响因子:
5.3
作者:
[Uchida, Hitoshi, Ma, Lin, Ueda, Hiroshi]
通讯作者:
Ueda, Hiroshi
DOI:
10.1186/1744-8069-5-64
发表时间:
2009-11-13
期刊:
MOLECULAR PAIN
影响因子:
3.3
作者:
[Ma, Lin, Uchida, Hitoshi, Ueda, Hiroshi]
通讯作者:
Ueda, Hiroshi
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