全天X線監視装置および多波長観測による活動銀河核の系統的探査と宇宙論的進化の研究
全天X線監視装置および多波長観測による活動銀河核の系統的探査と宇宙論的進化の研究
批准号:
10J00193
负责人:
廣井 和雄
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2012
中文摘要
今年度初めは、すばる・XMMニュートンディープサーベイ(SXDS)のデータを用いた赤方偏移が3を超える遠方宇宙における活動銀河核(AGN)の空間密度の進化と隠されたAGNの割合の評価に関する解析結果を論文にまとめた。中旬からは、全天X線監視装置(MAXI)の37か月間のデータを用いた高銀緯天体カタログ第二版の作成を行った。前回の研究からの発展として、データ量の大幅増加、バックグラウンドモデルの再現性の向上、データスクリーニング精度の向上、ハードネス比の取得、などが挙げられる。その結果、銀緯Ibl>100の領域から500個のX線源を検出することができ、これは前回の実に3.5倍以上になる。検出限界は、最も深いところで~0.4mCrabに達し、これは4-10keVというエネルギーバンドで行われた全天モニタによる観測では過去最高の感度である。また、MAXIによる4-10keVバンドでの全天サーベイは、高エネルギーバンドのSwift/BATサーベイや低エネルギーバンドのROSATサーベイなどと相補的なものであり、近傍宇宙における銀河団やAGNといったX線天体の系統的探査を行う上で、非常に貴重なサンプルを提供する。年度後半は、これまでの研究結果を博士論文としてまとめる作業を行った。MAXIとSXDSのX線データを用いてAGNの空間密度と隠されたAGNの割合を近傍宇宙と遠方宇宙のそれぞれで導出し、AGNの宇宙論的進化について調査するという内容で、「遠方宇宙における隠されたAGNの割合は、近傍宇宙のそれに比べて有意に大きくなっている」という結論を得ている。本研究の独創的なところのひとつは、隠されたAGNの割合を評価する際、これまでにないほどに丁寧な方法で観測バイアスを補正し、過去最大の精度で信頼のできる値を求めたところにある。ここで得られた各種の値は、AGNの宇宙論的進化の理論研究を行う上で参照されるべき重要なものであり、また、銀河との共進化を調査する上で非常に役立つと期待される。
英文摘要
今年度初めは、すばる・XMMニュートンディープサーベイ(SXDS)のデータを用いた赤方偏移が3を超える遠方宇宙における活動銀河核(AGN)の空間密度の進化と隠されたAGNの割合の評価に関する解析結果を論文にまとめた。中旬からは、全天X線監視装置(MAXI)の37か月間のデータを用いた高銀緯天体カタログ第二版の作成を行った。前回の研究からの発展として、データ量の大幅増加、バックグラウンドモデルの再現性の向上、データスクリーニング精度の向上、ハードネス比の取得、などが挙げられる。その結果、銀緯Ibl>100の領域から500個のX線源を検出することができ、これは前回の実に3.5倍以上になる。検出限界は、最も深いところで~0.4mCrabに達し、これは4-10keVというエネルギーバンドで行われた全天モニタによる観測では過去最高の感度である。また、MAXIによる4-10keVバンドでの全天サーベイは、高エネルギーバンドのSwift/BATサーベイや低エネルギーバンドのROSATサーベイなどと相補的なものであり、近傍宇宙における銀河団やAGNといったX線天体の系統的探査を行う上で、非常に貴重なサンプルを提供する。年度後半は、これまでの研究結果を博士論文としてまとめる作業を行った。MAXIとSXDSのX線データを用いてAGNの空間密度と隠されたAGNの割合を近傍宇宙と遠方宇宙のそれぞれで導出し、AGNの宇宙論的進化について調査するという内容で、「遠方宇宙における隠されたAGNの割合は、近傍宇宙のそれに比べて有意に大きくなっている」という結論を得ている。本研究の独創的なところのひとつは、隠されたAGNの割合を評価する際、これまでにないほどに丁寧な方法で観測バイアスを補正し、過去最大の精度で信頼のできる値を求めたところにある。ここで得られた各種の値は、AGNの宇宙論的進化の理論研究を行う上で参照されるべき重要なものであり、また、銀河との共進化を調査する上で非常に役立つと期待される。
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3年間のデータに基づくMAXI/GSC高銀緯天体カタログ
基于 3 年数据的 MAXI/GSC 高纬度对象目录
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Hiroi K., et al.]
通讯作者:
et al.
The First MAXI/GSC Catalog in the High-Galactic-Latitude Sky
高银河纬度天空中的第一个 MAXI/GSC 星表
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[K.Hiroi., et al]
通讯作者:
et al
DOI:
10.1088/0004-637x/758/1/49
发表时间:
2012-08
期刊:
The Astrophysical Journal
影响因子:
--
作者:
[K. Hiroi;Y. Ueda;M. Akiyama;M. Watson]
通讯作者:
K. Hiroi;Y. Ueda;M. Akiyama;M. Watson
MAXI/GSC銀河系外天体カタログ
MAXI/GSC 河外天体目录
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[K.Hiroi., et al, 廣井和雄]
通讯作者:
廣井和雄
Local X-Ray Luminosity Function of Active Galactic Nuclei Determined from the First MAXI/GSC Catalog in the High Galactic-Latitude Sky
根据高纬度天空中第一个 MAXI/GSC 星表确定的活动星系核的局部 X 射线光度函数
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[K.Hiroi., et al]
通讯作者:
et al
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