戦前期大蔵省専売局による塩需給調整政策の展開―植民地塩による調整機能を中心に―

战前时期财政部专卖局食盐供需调节政策的制定 - 聚焦殖民盐的调节功能 -

• 批准号: 10J02653
• 负责人: 前田 廉孝
• 金额: $ 0.7万
• 依托单位: Keio University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2010
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2010 至 2012
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-10J02653/
• 关键词: 塩専売制度; 大蔵省; 農商務省; 産業保護; 台湾; 関東州; 日露戦争; 醤油醸造業; 高梨兵左衛門家; 野崎武吉郎家; 大日本塩業株式会社; 台湾製塩業; 関東州製塩業; 対外進出; 日本経済史; 東京商品取引所; 定期取引(先物取引); 指標価格形成機能; 大日本塩業協会; 「公益専売」

本年度は、以下2点の研究を中心に進めた。第1は、昨年度からの継続として、戦前期台湾・関東州製塩業における日系資本の進出過程について、野崎武吉郎家と大日本塩業株式会社を事例に考察したことである。そして、日清・日露戦直後から進出した日系資本は基本的に内地への原料調達を担う意図を有さなかった一方で,内地で食塩需要が急拡大した第1次大戦期以降は曹達会社など食塩需要者が勢力圏下製塩業へ進出した。以上を踏まえ,原料資源が有する国家にとっての重要性が変容した第1次大戦期を画期に,日系資本による対外進出の動機が変化した可能性を示唆した。第2は、食塩の生産、流通、消費に関する一昨年度及び昨年度の成果と本年度における上記の成果を踏まえた上で、塩専売制度の導入と運用の過程を一括して考察したことである。具体的には、塩専売制度の導入が製塩業政策上の議論で取り上げられた1897年から、塩専売事業収支が赤字へ転落した1919年までを対象とした。こうした考察により、まず先行研究で指摘されてきたように、塩専売制度導入前において農商務省は、内地塩より安価・高品質な台湾・外国塩の輸移入量が増加しつつあった状況の下で、同制度に内地製塩業を保護する役割を期待していたことが確認された。しかし、その一方で大蔵省は、内地製塩業について政策的な保護を要する産業とは見なしておらず、塩専売法を議会へ提案した1904年の直前においても、塩専売制度に産業保護機能は求めていなかったことが明らかになった。但し、日露戦後において塩専売制度は世論の厳しい批判に晒されたことによって1907年度から大蔵省も政策方針の修正を余儀なくされ、経費の増加を要さない範囲内において、食塩の廉価安定供給体制の構築を目指した。こうした政策方針は、実際には1908年度から継続的に塩専売事業益金が減少したにも関わらず、1918年度まで堅持されていたことが明らかになった。

This year, に and the following two points を research を centers に will advance to めた.​ そ し て, nissin, dew 戦 straight after か ら access し た Japanese mainland capital は basic に へ の tuning up raw materials for を bear う meaning 図 を have さ な か っ た で a party, the mainland で food salt need が urgent company, big し た first big 戦 period onwards は cao da な society ど food salt under the forces of the requester が sha-lu へ salt making industry in and out of し た. Above tread を ま え, raw material resources が have す る countries に と っ て の importance が - let し た first stage big 戦 を painting に, Japanese capital に よ る outside seaborne in and out of の motivation が variations change し た possibility を sucking in し た. 2 は, eat salt の production, circulation, consumption に masato す る last year and annual の び yesterday results と this year に お け ま る on record の results を tread え た で, salt 専 売 system の import と applying を の process a enclosed し て investigation し た こ と で あ る. System of specific に は, salt 専 売 の import が system salt industry policy の comment on で take り げ ら れ た 1897 か ら, salt 専 売 career with 収 が deficit へ planning falls し た 1919 ま で を like と seaborne し た.​ し か し, そ の side で は 蔵 province, mainland system salt industry に つ い て な を protection policy is to be す る industry と は see な し て お ら ず, salt 専 売 method を congressional bill へ し た 1904 の way に お い て も, salt 専 売 system protection function に industry は o め て い な か っ た こ と が Ming ら か に な っ た. But after し, day dew 戦 に お い て salt 専 売 system は の world theory 厳 し い critical に sun さ れ た こ と に よ っ て 1907 か ら large 蔵 も policy の correction を Yu Yi な く さ れ, 経 の raised gal を さ な い van 囲 within に お い て, food salt の inexpensive の 価 stable supply system constructs を refers し た. こ う し た policy は, be interstate に は 1908 か ら 継 続 に of salt 専 売 enterprise profit gold が reduce し た に も masato わ ら ず, 1918 annual ま で insist さ れ て い た こ と が Ming ら か に な っ た.

项目成果

明治・大正期における食品製造業者の輸移入原料調達-醤油醸造業者高梨家(千葉県東葛飾郡野田町)を事例に-

明治、大正时期食品制造商的进口原材料采购 - 以酱油酿造商高梨家（千叶县东葛饰郡野田町）为例 -

• 发表时间: 2012
• 期刊: 経営史学
• 作者: 加賀野井秀一、松葉祥一、澤田哲生;他;根無一信;Kazunobu Nemu;根無一信;根無一信;根無一信;根無一信;前田廉孝
• 通讯作者: 前田廉孝

明治後期商品取引所における定期取引-東京商品取引所食塩取引を中心に-

明治末期商品交易所的常规交易 - 以东京商品交易所的食盐交易为中心 -

• 发表时间: 2011
• 期刊: 歴史と経済
• 作者: Chao Li;Aidong Wang;Xiaoying Ma;Mohammad Pourkheira ndish;Shun Sakuma Ning Wang;Shunzong Ning;Eviatar Nevo;Christiane Nawrath;Takao Komatsuda;Guoxiong Chen;前田廉孝
• 通讯作者: 前田廉孝

戦前期台湾・関東州製塩業における日系資本の進出過程-野崎武吉郎家と大日本塩業株式会社を中心に-

战前日本资本向台湾及关东盐业扩张的过程——以野崎武吉郎家族和大日本盐业公司为中心

• 发表时间: 2012
• 作者: Sakuma S.;Salmon B.;Komatsuda T.;前田廉孝;佐久間 俊;前田廉孝
• 通讯作者: 前田廉孝

(西南学院大学経済学部前田研究室Web-site)に研究業績一覧を挙げて

（西南学院大学经济学院前田研究室主页）列出了研究成果。

戦前期台湾・関東州製塩業における日系資本の進出過程-野崎家と大日本塩業株式会社を中心に-

战前日本资本向台湾及关东地区盐业扩张的过程——以野崎家族和大日本盐业公司为中心

• 发表时间: 2012
• 期刊: 社会経済史学
• 作者: Shun Sakuma;Mohammad Pourkheirandish;Goetz Hensel;Jochen Kumlehn;Nils Stein;Akemi Tagiri;Naoki Yamaji;Jian Feng Ma;Hidenori Sassa;Takato Koba;Takao Komatsuda;前田廉孝
• 通讯作者: 前田廉孝