在外クルド人のアイデンティティ理解と権利要求-コミュニティの比較調査を通じて

了解海外库尔德人的身份和权利诉求——通过社区比较调查

• 批准号: 10J07753
• 负责人: 高橋 誠一
• 金额: $ 0.9万
• 依托单位: Hosei University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2010
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2010 至 2011
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-10J07753/
• 关键词: 在外クルド人; ナショナル・アイデンティティ; シティズンシップ; 帰化; 多文化主義; 市民的統合; ネオリベラリズム; コミュニティの結束; ナショナル・アイデンティ; シティズンショップ; ドイツ

ヨーロッパ各国に居住する在外クルド人たちのアイデンティティとシティズンシップおよび両者の関係性を、現地コミュニティを対象としたフィールドワークを通して明らかにする、という目的のもと、今年度は以下のような研究を行った。昨年度のドイツでの調査に引き続き、今年度はイギリスとスウェーデンで調査を行った。まず、シティズンシップの保有状況を体系的に把握するため、British LibraryとNational Libraly of Swedenで関連する資料を収集した。そのうえで、アイデンティティ理解とシティズンシップの保有状況および両者の関係性について、より実証的に明らかにするためロンドンとストックホルムでインタビューや聞き取り調査を実施した。調査結果の概要は、以下の通りである。1.国籍の保有状況。スウェーデンではほとんどのクルド人がスウェーデン国籍を取得している。一方で、イギリスでは出身国により国籍の保有状況に違いがみられる。2.アイデンティティと国籍の関係性。在外クルド人たちにとって、クルド人であること、とホスト国の国籍を取得することは、別個の問題として理解されている。3.アイデンティティ理解。クルド人たちは、出身国の相違にもかかわらず「共通のクルド人」であるという意識・理解を強くもっている。ただし、イギリスの場合、コミュニティは出身国ごとにわかれており、日常的な接触や交流はあまりみられない。4.今日的な問題。クルド人たちは、独自のアイデンティティを強くもつ一方で、同時にそれぞれのホスト社会への高い関心や意識ももっている。ただし、そのようなホスト社会への高い関心・意識は、現在の市民的統合と呼ばれる統合政策(および、そのネオリベラリズムとの親和的な関係性)に起因している部分も大きく、その政治性について批判的に検討する必要がある。以上の成果に関しては、その一部を移民政策学会で報告した。

For example, if you want to go to the hospital, you can go to the hospital. Last year's survey was conducted in the United States, and this year's survey was conducted in the United States. The British Library and the National Library of Sweden are collecting data on the status of retention systems. The investigation was carried out on the basis of the following facts: Summary of the survey results, the following is a summary of the survey results. 1. Status of nationality retention. It's not easy to get a country name. A country of origin, nationality, retention status, etc. 2. The relationship between nationality and nationality. The nationality of a foreign country can be obtained through the following questions: 3. The reason for the loss of information. "Common people" is a strong sense of understanding. For example, in the case of a child, the child is born in the country of origin, and the child is born in the country of origin. 4. Today's problem. The people of the world are the only ones who care about the world. The high level of social concern, awareness, and integration of the citizens of the present day, and the necessity of critical discussion of the causes of the integration policy (the relationship between the two), the political nature, and the affinities. A report by the Immigration Policy Institute

项目成果

ドイツにおける在外クルド人のアイデンティティ理解と権利要求-ナショナル・アイデンティティの境界と範域をめぐって

了解旅居德国库尔德人的身份和权利诉求——关于民族认同的边界和范围

• 发表时间: 2010
• 作者: M.Kitamura;T.Inohara;高橋誠一
• 通讯作者: 高橋誠一

<他者>の統治とシティズンシップ-包摂/排除のメカニズムとそのグレーゾーンをめぐって

<其他>的治理和公民身份 - 包容/排斥机制及其灰色地带

• 发表时间: 2011
• 期刊: 社会志林
• 作者: 中島可友奈;高橋誠一
• 通讯作者: 高橋誠一

ネオリベラルな統合モデルにおける移民コミュニティの位置づけに関する一考察-イギリスにおけるクルド人コミュニティを事例として

新自由主义一体化模式中移民社区的地位研究——以英国库尔德社区为例

• 发表时间: 2011
• 作者: M.kitamura;T.Inohara;高橋誠一
• 通讯作者: 高橋誠一