キラル識別集合とスピン変換過程の関係の確立
キラル識別集合とスピン変換過程の関係の確立
批准号:
10J08936
负责人:
橋部 朋孝
金额:
$0.9万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2011
中文摘要
スピンクロスオーバー(SCO)現象の共同効果をキラリティをプローブとして明らかにすることを研究目的とする。SCO現象は一義的には高スピン状態と低スピン状態間を相互変換する単分子挙動と捉えられるが、ヒステリシスや多段階スピン転移は分子間の共同効果が支配している。ところが、分子間の共同効果とスピン転移パラメーター(転移温度、ヒステリシス幅、多段階スピン転移)との相関は全く解明されていない。分子の共同効果とSCOの相関関係を明らかにするには、同形構造をもち全く異なるSCO挙動をもつ錯体の合成と、新しい手段による研究が必要である。この研究では分子の凝集様式にキラリティを導入して、SCO転移機構の解明を計る。今年度はキラル集積するSCO錯体の合成とキラル制御により異なる集積構造をとる錯体を中心に研究を行った。今年度はキラル集積するSCO錯体の合成と配位子のキラル制御によりホモキラル集積構造をとる錯体を中心に研究を行った。2-メチル-4-ホルミルイミダゾールと光学活性を持つ1-フェニルエチルアミンの縮合物を二座配位子として用いた組成式[Fe^<II>(HL)_3](ClO_4)_2を持つ一段階のSCO挙動を示す錯体を合成した。二座配位子が金属イオンに配位する際、右巻き(Δ型)と左巻き(Λ型)の二種類の鏡像異性体が考えられる。この錯体は配位子にキラリティを有し、R体のキラル部位を持つ配位子を用いた場合、中心の鉄(II)イオンに配位子が左巻きに配位し、S体の配位子を用いた場合、右巻きに配位していた。この錯体はR体がΛ型、S体がΔ型の光学異性体を優先的に生成するが、自然分晶するためR-Λ型とS-Λ型の両方が同一結晶に集積することはなかった。結晶内はすべて同じキラリティの錯体が水素結合によるホモキラルな一次元鎖を構築していた。このFe(II)錯体は、キラル結晶で急激なSCO転移を示した最初の報告例である。この研究はInorganica Chimica Actaに掲載されている。
英文摘要
スピンクロスオーバー(SCO)現象の共同効果をキラリティをプローブとして明らかにすることを研究目的とする。SCO現象は一義的には高スピン状態と低スピン状態間を相互変換する単分子挙動と捉えられるが、ヒステリシスや多段階スピン転移は分子間の共同効果が支配している。ところが、分子間の共同効果とスピン転移パラメーター(転移温度、ヒステリシス幅、多段階スピン転移)との相関は全く解明されていない。分子の共同効果とSCOの相関関係を明らかにするには、同形構造をもち全く異なるSCO挙動をもつ錯体の合成と、新しい手段による研究が必要である。この研究では分子の凝集様式にキラリティを導入して、SCO転移機構の解明を計る。今年度はキラル集積するSCO錯体の合成とキラル制御により異なる集積構造をとる錯体を中心に研究を行った。今年度はキラル集積するSCO錯体の合成と配位子のキラル制御によりホモキラル集積構造をとる錯体を中心に研究を行った。2-メチル-4-ホルミルイミダゾールと光学活性を持つ1-フェニルエチルアミンの縮合物を二座配位子として用いた組成式[Fe^<II>(HL)_3](ClO_4)_2を持つ一段階のSCO挙動を示す錯体を合成した。二座配位子が金属イオンに配位する際、右巻き(Δ型)と左巻き(Λ型)の二種類の鏡像異性体が考えられる。この錯体は配位子にキラリティを有し、R体のキラル部位を持つ配位子を用いた場合、中心の鉄(II)イオンに配位子が左巻きに配位し、S体の配位子を用いた場合、右巻きに配位していた。この錯体はR体がΛ型、S体がΔ型の光学異性体を優先的に生成するが、自然分晶するためR-Λ型とS-Λ型の両方が同一結晶に集積することはなかった。結晶内はすべて同じキラリティの錯体が水素結合によるホモキラルな一次元鎖を構築していた。このFe(II)錯体は、キラル結晶で急激なSCO転移を示した最初の報告例である。この研究はInorganica Chimica Actaに掲載されている。
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会议论文
光学活性部位を有する鉄二価錯体の三次元キラル構造とスピンクロスオーバー現象
具有光学活性位点的二价铁配合物的三维手性结构和自旋交叉现象
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[西遼佑, 三木宏史, 友枝明保, 柳澤大地, 西成活裕, Tomotaka Hashibe, 橋部朋孝]
通讯作者:
橋部朋孝
Effect of Chirality on Assembly Structure and Spin Crosgover Ploperty of Iron (II) Complexes [Fe(HL^<R or RS>)_3]CI-PF_6
手性对铁(II)配合物[Fe(HL^<R或RS>)_3]CI-PF_6组装结构和自旋交叉性能的影响
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[西遼佑, 三木宏史, 友枝明保, 柳澤大地, 西成活裕, Tomotaka Hashibe, 橋部朋孝, 梶原洋一, 橋部朋孝]
通讯作者:
橋部朋孝
2-Methyl-4-formylimidazoleとButylamineの1:1縮合物を二座キレート配位子とするトリス型鉄(II)錯体のキラル識別集積構造
以2-甲基-4-甲酰基咪唑与丁胺1:1缩合物为二齿螯合配体的三型铁(II)配合物的手性判别集成结构
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[西遼佑, 三木宏史, 友枝明保, 柳澤大地, 西成活裕, Tomotaka Hashibe, 橋部朋孝, 梶原洋一, 橋部朋孝, 梶原洋一, 橋部朋孝]
通讯作者:
橋部朋孝
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