抗血小板薬の標的酵素あるいは受容体の修飾を検出するバイオマーカーによる薬効評価
抗血小板薬の標的酵素あるいは受容体の修飾を検出するバイオマーカーによる薬効評価
批准号:
21659145
负责人:
樋坂 章博
金额:
$1.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
财政年份:
2009
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2009 至 2010
中文摘要
チエノピリジン系抗血小板薬は、標的受容体であるP2Y12を不可逆的に修飾する事で薬効を発現すると考えられている。本研究は、この修飾型と非修飾型の受容体の存在比をLC-MS/MSを用いて測定可能とし、抗血小板治療のバイオマーカーとする事を目的とする。本年度はP2Y12をトリプシンまたはキモトリプシン処理により得られる、ユニークな配列のペプチド10種を還元アルキル化後、LC-MS/MSによる定量分析条件を設定した。これらのペプチドはチエノピリジンの推定修飾箇所を含むようにデザインされた。またHEK293FT細胞を用いてP2Y12の発現細胞を構築した。この発現系細胞等を用いて、P2Y12のトリプシンおよびキモトリプシン消化を行い、LC-MS/MSを用いて複数の目的ペプチドを検出した。P2Y12は血小板の細胞膜に多量体として局在し血小板凝集作用を示すが、チエノピリジンはこれを単量体または2量体に変換する。SDS-PAGEにより多量体と、単量体および二量体を分離し、それぞれをゲル内消化後、候補ペプチドをLC-MS/MSで定量したが、残念ながらチエノピリジンの活性代謝物によるP2Y12の選択的修飾は確認できなかった。ごく最近、クロピドグレルの活性化には本研究で想定したCYP2C19よりも、有機リン農薬の分解などに関わるPON1が重要であるとの報告が発表された(Bouman HJ, et al. Nature Medicine 2011 ; 17 : 110-6)。したがって、本研究でもさらに測定系の精度を向上させるとともに、活性代謝物生成の系を再構築して当初の目的を達成する予定である。
英文摘要
チエノピリジン系抗血小板薬は、標的受容体であるP2Y12を不可逆的に修飾する事で薬効を発現すると考えられている。本研究は、この修飾型と非修飾型の受容体の存在比をLC-MS/MSを用いて測定可能とし、抗血小板治療のバイオマーカーとする事を目的とする。本年度はP2Y12をトリプシンまたはキモトリプシン処理により得られる、ユニークな配列のペプチド10種を還元アルキル化後、LC-MS/MSによる定量分析条件を設定した。これらのペプチドはチエノピリジンの推定修飾箇所を含むようにデザインされた。またHEK293FT細胞を用いてP2Y12の発現細胞を構築した。この発現系細胞等を用いて、P2Y12のトリプシンおよびキモトリプシン消化を行い、LC-MS/MSを用いて複数の目的ペプチドを検出した。P2Y12は血小板の細胞膜に多量体として局在し血小板凝集作用を示すが、チエノピリジンはこれを単量体または2量体に変換する。SDS-PAGEにより多量体と、単量体および二量体を分離し、それぞれをゲル内消化後、候補ペプチドをLC-MS/MSで定量したが、残念ながらチエノピリジンの活性代謝物によるP2Y12の選択的修飾は確認できなかった。ごく最近、クロピドグレルの活性化には本研究で想定したCYP2C19よりも、有機リン農薬の分解などに関わるPON1が重要であるとの報告が発表された(Bouman HJ, et al. Nature Medicine 2011 ; 17 : 110-6)。したがって、本研究でもさらに測定系の精度を向上させるとともに、活性代謝物生成の系を再構築して当初の目的を達成する予定である。
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PK-PD理論に基づいた医薬品評価のポイント
基于PK-PD理论的药物评价要点
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
月刊薬事
影响因子:
--
作者:
[樋坂章博]
通讯作者:
樋坂章博
代謝酵素,トランスポーターによる薬物間相互作用,個人間変動が薬効、副作用に与える影響の解析:創薬科学の魅力-東京大学大学院薬学系研究科からの発信
分析代谢酶和转运蛋白引起的药物间相互作用,以及个体差异对药物疗效和副作用的影响:药物发现科学的吸引力 - 东京大学药学研究生院传播
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[樋坂章博, 鈴木洋史]
通讯作者:
鈴木洋史
CYPの発現量の個人間変動モテ□リング(講演)
CYP表达水平个体差异的监测(讲座)
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Tatsumi, K., 樋坂章博]
通讯作者:
樋坂章博
薬物間相互作用はどこまで予測できるか(特別講演)
在多大程度上可以预测药物之间的相互作用?(专题讲座)
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Flajnik, M.F., 日比谷信, 樋坂章博]
通讯作者:
樋坂章博
Principles of pharmacokinetics : Predicting human pharmacokinetics in drug discovery. in "Mass Spectrometry in Drug Metabolism and Disposition : Basic Principles and Applications"
药代动力学原理:预测药物发现中的人体药代动力学。
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yamamoto T, Hisaka A, Suzuki H.]
通讯作者:
Suzuki H.
共 10 条
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