濾胞樹状細胞からのプリオン神経侵入経路の解明
濾胞樹状細胞からのプリオン神経侵入経路の解明
批准号:
22590922
负责人:
小林 篤史
金额:
$2.25万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2012
中文摘要
プリオン感染防止策を考える上で、末梢からのブリオンの神経侵入経路の解明は大きな課題として残されている。リンパ濾胞の濾胞樹状細胞に集められたプリオンがどうやって末梢神経に侵入するのかを解明することが本研究の目的であった。今回われわれはエピトープ・タグで標識された異常型プリオン蛋白を接種材料にして、末梢感染から神経侵入までのプリオンの動態を免疫組織化学・免疫電顕法により経時的に追跡することを目指した。標識にはプリオン蛋白の異常化に影響を与えることがなく、なおかつ抗体の親和性も高い3F4抗体のエピトープ・タグを用いた。このエピトープ・タグはマウスプリオン蛋白の2ヵ所のアミノ酸をヒトプリオン蛋白の配列に置換するだけで形成される(L108M,V111M)。さらに、3F4抗体での検出系がうまく働かない場合にそなえ、T41抗体のエピトープ・タグ(V214I,Q218E)も用意した。われわれはまず、3F4エピトープ・タグあるいはT41エピトープ・タグを導入したマウスプリオン蛋白を発現するノックインマウスを作製し、これらのノックインマウスにスクレイピープリオンを感染させた際に脳内に蓄積する標識異常型プリオン蛋白が本研究の接種材料として利用できるかを検討した。3F4抗体を用いた免疫組織化学的検索ではオートクレープによる抗原賦活化処理をおこなえば標識異常型プリオン蛋白を検出できることが明らかになった。T41抗体についても同様の条件検討をおこなったところ、やはりオートクレープ処理をおこなった場合のみ異常型プリオン蛋白の検出が可能であった。これらの結果から、エピトープ・タグ標識異常型プリオン蛋白追跡のためにはオートクレープによる抗原賦活化処理が必須であることが明らかになった。しかし、オートクレーブ処理は当初の予定に含まれていた免疫電顕法には適さず、別の手段を講じる必要があることが示唆された。なお本研究課題は平成22年12月15日、研究代表者の休職にともない補助事業の廃止を申請した。
英文摘要
プリオン感染防止策を考える上で、末梢からのブリオンの神経侵入経路の解明は大きな課題として残されている。リンパ濾胞の濾胞樹状細胞に集められたプリオンがどうやって末梢神経に侵入するのかを解明することが本研究の目的であった。今回われわれはエピトープ・タグで標識された異常型プリオン蛋白を接種材料にして、末梢感染から神経侵入までのプリオンの動態を免疫組織化学・免疫電顕法により経時的に追跡することを目指した。標識にはプリオン蛋白の異常化に影響を与えることがなく、なおかつ抗体の親和性も高い3F4抗体のエピトープ・タグを用いた。このエピトープ・タグはマウスプリオン蛋白の2ヵ所のアミノ酸をヒトプリオン蛋白の配列に置換するだけで形成される(L108M,V111M)。さらに、3F4抗体での検出系がうまく働かない場合にそなえ、T41抗体のエピトープ・タグ(V214I,Q218E)も用意した。われわれはまず、3F4エピトープ・タグあるいはT41エピトープ・タグを導入したマウスプリオン蛋白を発現するノックインマウスを作製し、これらのノックインマウスにスクレイピープリオンを感染させた際に脳内に蓄積する標識異常型プリオン蛋白が本研究の接種材料として利用できるかを検討した。3F4抗体を用いた免疫組織化学的検索ではオートクレープによる抗原賦活化処理をおこなえば標識異常型プリオン蛋白を検出できることが明らかになった。T41抗体についても同様の条件検討をおこなったところ、やはりオートクレープ処理をおこなった場合のみ異常型プリオン蛋白の検出が可能であった。これらの結果から、エピトープ・タグ標識異常型プリオン蛋白追跡のためにはオートクレープによる抗原賦活化処理が必須であることが明らかになった。しかし、オートクレーブ処理は当初の予定に含まれていた免疫電顕法には適さず、別の手段を講じる必要があることが示唆された。なお本研究課題は平成22年12月15日、研究代表者の休職にともない補助事業の廃止を申請した。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
DOI:
10.1128/jvi.02387-09
发表时间:
2010-04-01
期刊:
JOURNAL OF VIROLOGY
影响因子:
5.4
作者:
[Kobayashi, Atsushi, Sakuma, Nobuyuki, Kitamoto, Tetsuyuki]
通讯作者:
Kitamoto, Tetsuyuki
DOI:
10.1016/j.ajpath.2010.11.069
发表时间:
2011-03-01
期刊:
AMERICAN JOURNAL OF PATHOLOGY
影响因子:
6
作者:
[Kobayashi, Atsushi, Mizukoshi, Kenta, Kitamoto, Tetsuyuki]
通讯作者:
Kitamoto, Tetsuyuki
初期グローバル化時代のインド洋・太平洋経済圏における国際通貨システムの実証研究
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批准号:24K04984
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.25万
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财政年份:2024
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负责人:小林 篤史
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依托单位:
Empirical Study of Establishment of Multilateral Settlement System and Agents in Nineteenth-Century Asia
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批准号:21KK0231
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项目类别:Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (A))
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资助金额:$7.49万
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财政年份:2022
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负责人:小林 篤史
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依托单位:
板状シンチレーターと波長変換ファイバーを用いたPET用ガンマ線測定器の研究
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批准号:17J03590
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.6万
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财政年份:2017
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负责人:小林 篤史
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依托单位:
19世紀のアジアの銀吸収と貿易成長-国際自由港シンガポールの通貨システム-
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批准号:14J09047
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.83万
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财政年份:2014
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负责人:小林 篤史
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依托单位:
東南アジアの経済発展における域内交易の役割-19世紀の仲介商人網と地域物産取引-
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批准号:12J04402
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.64万
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财政年份:2012
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负责人:小林 篤史
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依托单位:
培養細胞を用いたPMCA法によるヒトプリオンの増幅
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批准号:18890017
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)
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资助金额:$1.82万
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财政年份:2006
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负责人:小林 篤史
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依托单位:
海外基金