ニッケル触媒を用いた含硫黄複素環化合物の新規合成法の開発とその応用
ニッケル触媒を用いた含硫黄複素環化合物の新規合成法の開発とその応用
批准号:
12J00362
负责人:
井波 輔
金额:
$1.73万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2012
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2012 至 2014
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英文摘要
本研究はニッケル触媒を用い、従来は報告例の少なかった遷移金属触媒による含硫黄複素環化合物の簡便な合成法を確立することを目的として行ってきた。最終年度である今年度は、これまでの2年間で得られた知見を基にして、これまでに報告例のなかった、硫黄を含むヘテロ芳香環の直接的な切断を伴った環化付加反応を2つ見いだした。一つ目は炭素2位にトリフルオロメチル基を有するベンゾチアゾールとアルキンの環化付加反応である。本反応の直接的な生成物は7員環のベンゾチアゼピンであるが、反応系を加熱することで硫黄の脱離が促進され、6員環であるキノリン環を得ることができる。本反応は形式的に硫黄原子とアルキンの置換反応と見なすことができ、非常に興味深い反応である。また、反応機構解明のために当量実験を行った結果、鍵中間体である酸化的付加体を得ることに成功し、その構造を単結晶X線構造解析によって同定することができた。これによって本反応が芳香環の直接的な切断を伴って進行していることを実験的に確認した。さらに。この反応で得られた知見を基にして、ベンゾチオフェンを基質として用いた場合にも同形式の反応が進行することを見いだした。ベンゾチオフェンを基質として用いた場合、7員環生成物であるベンゾチエピンを良好な収率で得ることができた。本反応では、2位の置換基として、一般的に電子供与性の置換基と見なされるメトキシ基や、電子求引性基として見なされるフルオロ基のどちらも用いることができることを明らかとした。これら二つの反応は、これまで全く報告例のなかった芳香環の直接的な切断を経る環化付加反応であり、得られる生成物が重要な構造を有しているだけでなく、学術的にも非常に興味深い反応である。
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ホスフィンによって触媒・加速される無水チオフタル酸と共役ポリインによる縮合多環チオフェンの合成
膦催化加速硫代邻苯二甲酸酐和共轭多炔合成稠合多环噻吩
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[井波輔, 倉橋拓也, 松原誠二郎, 井波輔, 井波輔]
通讯作者:
井波輔
Phosphine Catalyzed Unique Transformation of Thioanhydrides and Polyynes to Polyoyclic Thiophene Derivatives
膦催化硫代酸酐和多炔独特转化为多环噻吩衍生物
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[井波輔, 倉橋拓也, 松原誠二郎, 井波輔, 井波輔, 井波輔]
通讯作者:
井波輔
Nickel-catalyzed Decarbonylative Cycloddition with ThioiSatin : Acceleration of Decarbonylation by Sulfur Coordination
镍催化硫醇环加成反应:通过硫配位加速脱羰反应
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[井波輔, 倉橋拓也, 松原誠二郎, 井波輔, 井波輔, 井波輔, 井波輔]
通讯作者:
井波輔
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
影响因子:
--
作者:
[井波輔, 倉橋拓也, 松原誠二郎]
通讯作者:
松原誠二郎
DOI:
10.1021/ol5026102
发表时间:
2014-11-07
期刊:
ORGANIC LETTERS
影响因子:
5.2
作者:
[Inami, Tasuku, Kurahashi, Takuya, Matsubara, Seijiro]
通讯作者:
Matsubara, Seijiro
共 6 条
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