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ポストジャポニスム時代（２０世紀初頭）の日仏文化交渉ーー芸術文化政策を中心に

后日本主义时代（20世纪初）的日法文化谈判——以艺术文化政策为中心

基本信息

批准号：
14J02232
负责人：
林久美子
金额：
$ 1.83万
依托单位：
International Research Center for Japanese Studies
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2014
资助国家：
日本
起止时间：
2014-04-25 至 2017-03-31
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-14J02232/
关键词：
日仏文化交渉ジャポニスム美術行政パリ万国博覧会

项目摘要

最終年度である本年度は、これまでの研究実績をまとめて学会発表や論文投稿を行うとともに、2016年10月よりフランスにて資料調査、成果発表を行った。まず、2016年6月には日本比較文学会全国大会にて、フランスにおける日本研究の先駆者の一人であるクロード・メートル（Claude Eugene Maitre 1876-1925）についての口頭発表を行った。メートルの死により、未完に終わってしまった彼の業績は、これまで本格的に論じられることがなかったが、今回、手槁などの一次資料を用いて、彼の目指した総合的な日本研究を明らかにし、ジャポニスム時代からポストジャポニスム時代への移行期を象徴する重要な人物として位置づけた。また、同時期の美術行政面での大きな役割を果たした人物としてレイモン・ケクラン（Raymond Koechlin 1860-1931）を取り上げ、2016年10月のジャポニスム学会シンポジウムで口頭発表を行った。従来研究では、ケクランはジャポニスム時代の証言者としてのみ論じられることが多かったが、日本美術愛好家のネットワークにおいて豊富な人脈を持ち、コレクターらに国立美術館への日本美術寄贈を促す活動を熱心に行っていたことを明らかにした。ルーヴル美術館の日本美術コレクションについては、1893年の日本美術室開設期に絞って、まず『ジャポニスム研究』に投稿論文として発表した。日本美術室開設に至るまでのケクランやジョルジュ・クレマンソー（Geroges Clemenceau 1841-1929）の働きかけや、最初期の具体的な寄贈品についてなど、国立美術館諮問委員会議事録などの一次資料を用いて論じた。2016年10月からのフランスでの資料調査によって、さらにルーヴルの日本美術コレクションについて詳細を明らかにし、2017年3月にギメ美術館にて研究発表を行った。

Final Year: This year's research achievements are reviewed and published. October 2016: Data survey and results are published. June, 2016: A pioneer in Japanese studies, Claude Eugene Maitre (1876-1925), presented his oral presentation at the National Conference of the Japan Comparative Literature Association. In the past, the Japanese government has made great efforts to improve the quality of Japanese products, and improve the quality of Japanese products. In October 2016, the art administrative surface of the same period was selected from the above list, and the oral presentation was made. There have been many studies in the past, many testimonies and discussions from the Pusi era, the rich connections of Japanese art lovers on the Internet, and the enthusiasm for the Japanese art donation promotion event at the National Museum of Art at the National Museum of Art. The Japanese Art Museum opened in 1893 and submitted papers for "Research on Japanese Art Museum." From the opening of the Japanese Art Museum to the opening of the Museum (Geroges Clemenceau 1841-1929), the first detailed collection of special gifts, and the first discussion of the proceedings of the National Museum's Advisory Committee October, 2016 Data survey for Japanese art museum, March, 2017 Research report for Japanese art museum.

项目成果

期刊论文数量（0）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

書評『日仏文学・美術の交流ーー「トロンコワ・コレクション」とその周辺』

书评《日法文艺交流——《特龙索瓦收藏》及其周边》

DOI：
发表时间：
2015
期刊：
比較文学
影响因子：
0
作者：
Hiroya Nakata;Michael W. Schmidt;Dmitri G. Fedorov. Kazuo Kitaura;Shinichiro Nakamura;and Mark S. Gordon;林久美子
通讯作者：
林久美子

フランスにおける総合的日本研究の萌芽――クロード・メートルを例として――

法国综合日本研究的出现——以克劳德·梅特为例

DOI：
发表时间：
2016
期刊：
影响因子：
0
作者：
Hayashi;Kumiko;林久美子;林久美子
通讯作者：
林久美子

Les echanges culturels entre la France et le Japon dans le domaine de l’enseignement du dessin - L’exemple de Felix Regamey

法国和日本在设计领域的文化交流 - 菲利克斯·雷加米的例子

DOI：
发表时间：
2017
期刊：
Japon Pluriel
影响因子：
0
作者：
Hayashi;Kumiko
通讯作者：
Kumiko

日本美術愛好家レイモン・ケクランの活動と人的交流

日本艺术爱好者Raymond Koechlin的活动及个人交流

DOI：
发表时间：
2017
期刊：
ジャポニスム研究
影响因子：
0
作者：
Hiroya Nakata;Dmitri G. Fedorov;Federico Zahariev;Michael W. Schmidt;Kazuo Kitaura;Mark S. Gordon;and Shinichiro Nakamura;林久美子
通讯作者：
林久美子

フランスにおける総合的日本研究の萌芽――クロード・メートルを例として

法国综合日本研究的萌芽——以克劳德·梅特为例