対テロ政策をめぐる「国際機構間関係」論―国連安保理への《協力》と《抵抗》―

反恐政策的“国际组织关系”论：对联合国安理会的“合作”与“抵抗”

• 批准号: 15J04140
• 负责人: 大道寺 隆也
• 金额: $ 1.09万
• 依托单位: Waseda University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2015
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2015-04-24 至 2017-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15J04140/
• 关键词: 国際機構; 欧州連合; 人権保障; テロリズム対策; 難民; 国際機構間関係; 標的制裁; 国際法; レジーム

本研究の目的は、欧州連合（EU）や欧州審議会（CoE）といった地域的国際機構と、国際連合（国連）等の普遍的国際機構の間に生じる相互作用を題材として、国際関係論および国際法学における「国際機構間関係」の視座を発展させることにあった。この目的のもと平成28年度は、前年度まで実施していた「標的制裁」(国連安保理が主導する、テロリストとの関わりが疑われる個人や団体に対する制裁措置）の権利侵害性に関する研究を継続しつつ、他方、国際機構間関係の枠組が他事例においても妥当することを検証するため、EUの庇護政策を題材として選定し、分析した。同政策を選定するに至った理由は、「標的制裁」と同様に、〈国際機構が個人の権利を侵害し、各加盟国が直截にそれを匡正できない〉という構図が共通するからである。具体的には、EU加盟国に到着した庇護希望者をEU域内で移送するための「ダブリン規則」の権利侵害性が、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)やCoE、ならびに各種NGO等々の《異議申立》を通じて匡正されていった過程を分析し、さらにその理論的含意を検討した。以上の研究は、日本国内における文献調査に加えて、ベルギーに渡航し、ブリュッセル自由大学を拠点として行ったインタビュー調査に基づいている。こうした研究成果は、PhD Research Seminar(ブリュッセル自由大学, 2016年11月)、日本EU学会(同)、12th Graduate Student Conference on the European Union(ピッツバーグ大学, 2017年3月)において報告し、さらに、査読付雑誌『日本EU学会年報』への論文掲載も確定している(2017年5月刊行予定)。

这项研究的目的是在国际关系理论和国际法中发展“国际组织之间关系”的观点，重点是欧盟（EU）等地区国际组织之间发生的互动，欧洲理事会（COE）（COE）和联合国等国际组织（UN）（UN）。为此，在2016年，在继续研究侵犯“目标制裁”的同时（联合国安理会对涉嫌与恐怖分子有关的个人和团体进行的制裁），直到上一年实施，欧盟的庇护政策已被选出，并分析，以验证该框架的框架以确保在其他机构关系中有效。选择该政策的原因是，就像“目标制裁”一样，同样的结构是国际组织侵犯了个人权利，每个成员国都无法直接纠正它们。具体而言，我们分析了都柏林法规的进程侵犯，以运输已对欧盟成员国的寻求庇护者，这是通过难民专员办事处（难民专员办事处，难民委员会的高级专员），COE和各种非政府组织的反对派，并进一步审查了理论意义。除了日本境内的文献调查外，上述研究还基于在比利时和布鲁塞尔自由大学进行的访谈。这些研究结果在博士研究研讨会（布鲁塞尔免费大学，2016年11月），日本欧盟学会（相同）和第十二届欧盟学生会议（匹兹堡，2017年3月）上进行了报道，该论文也已被证实将在Peer-Review ed-Review eu Magaze，日本EU Society年度报告中发表（日本欧盟年度报告）

项目成果

The EU in inter-organizational relations: From ‘inward-looking’ toward ‘intersecting’ legitimation

欧盟的组织间关系：从“内向型”走向“交叉型”合法性

• 发表时间: 2017
• 作者: K. Murakami;S. Tanaka;A. Hirukawa;T. Hiyama;T. Kuwajima;E. Kano;M. Takeguchi;and J. Fujita;Emi Kano;Emi Kano;狩野絵美;狩野絵美;Emi Kano;狩野絵美;狩野絵美;狩野絵美;狩野絵美;狩野絵美;狩野絵美;大道寺隆也;大道寺隆也;大道寺隆也;Ryuya Daidouji
• 通讯作者: Ryuya Daidouji

EU’s Multi-dimensional Influences on the UN Security Council: The EU’s role in the introduction of due process to targeted sanctions

欧盟对联合国安理会的多维影响：欧盟在引入正当程序定向制裁方面的作用

• 发表时间: 2015
• 作者: K. Murakami;S. Tanaka;A. Hirukawa;T. Hiyama;T. Kuwajima;E. Kano;M. Takeguchi;and J. Fujita;Emi Kano;Emi Kano;狩野絵美;狩野絵美;Emi Kano;狩野絵美;狩野絵美;狩野絵美;狩野絵美;狩野絵美;狩野絵美;大道寺隆也;大道寺隆也;大道寺隆也;Ryuya Daidouji;大道寺隆也;Ryuya Daidouji;Ryuya Daidouji;Ryuya Daidouji;Ryuya Daidouji
• 通讯作者: Ryuya Daidouji

EUテロ対策における「二重のリスク」と「連帯」――《テロ発生リスク》と《権利侵害リスク》――

欧盟反恐措施的“双重风险”与“团结”：“恐怖主义发生的风险”与“侵权风险”

• 发表时间: 2015
• 期刊: 早稲田政治公法研究
• 作者: K. Murakami;S. Tanaka;A. Hirukawa;T. Hiyama;T. Kuwajima;E. Kano;M. Takeguchi;and J. Fujita;Emi Kano;Emi Kano;狩野絵美;狩野絵美;Emi Kano;狩野絵美;狩野絵美;狩野絵美;狩野絵美;狩野絵美;狩野絵美;大道寺隆也;大道寺隆也;大道寺隆也
• 通讯作者: 大道寺隆也

欧州共通庇護政策形成をめぐる国際機構間関係―EU内外の諸主体の交錯とその理論的含意

围绕形成欧洲共同庇护政策的国际组织之间的关系：欧盟内外参与者之间的互动及其理论含义

• 发表时间: 2017
• 期刊: 日本EU学会年報
• 作者: K. Murakami;S. Tanaka;A. Hirukawa;T. Hiyama;T. Kuwajima;E. Kano;M. Takeguchi;and J. Fujita;Emi Kano;Emi Kano;狩野絵美;狩野絵美;Emi Kano;狩野絵美;狩野絵美;狩野絵美;狩野絵美;狩野絵美;狩野絵美;大道寺隆也
• 通讯作者: 大道寺隆也

国際テロリズム規制における地域的国際機構の役割――『標的制裁』への適正手続導入過程の分析から――

区域国际组织在规制国际恐怖主义中的作用：“定向制裁”引入正当程序过程分析

• 发表时间: 2015
• 期刊: 国際政治
• 作者: K. Murakami;S. Tanaka;A. Hirukawa;T. Hiyama;T. Kuwajima;E. Kano;M. Takeguchi;and J. Fujita;Emi Kano;Emi Kano;狩野絵美;狩野絵美;Emi Kano;狩野絵美;狩野絵美;狩野絵美;狩野絵美;狩野絵美;狩野絵美;大道寺隆也;大道寺隆也
• 通讯作者: 大道寺隆也