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リポソーム膜を利用する反応場デザインならびに人工酵素への挑戦

リポソーム膜を利用する反応場デザインならびに人工酵素への挑戦
使用脂质体膜的反应场设计以及对人工酶的挑战
批准号:
16J05458
负责人:
岩崎 文彦
金额:
$1.22万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2016
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2016-04-22 至 2018-03-31

项目摘要

项目成果

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特別研究員以前の私の研究において,脂質分子の自己集合系によって構成される脂質二重膜小胞体リポソームが化学反応の場としてはたらく可能性を明らかにした.この効果はリポソームと反応基質が複数の相互作用を通して複合体を形成し,反応に有利な環境を形成している可能性がわかった.リポソーム-基質間における複数の相互作用の形成は酵素-基質間の相互作用に似ていることから,リポソームを人工酵素として不斉選択的な反応に応用できる可能性を検討した.水―有機溶媒2相系,ミセル系,リポソーム系でそれぞれアルキル化反応を検討したところ,リポソーム系でのみ不斉選択的な生成物 (S体) が得られた.リポソームを構成する脂質を変更したものでも同様の反応を行ったところ,転化率にばらつきはあるものの全ての系でS体が高い選択率 (e.e. > 90%) で得られた.特に興味深い点として,一般によく使用されているL体ではなくD体の脂質によって構成されたリポソームを共存させて反応を行った際にもS体の生成物が出来るという結果が得られた.これらの結果を踏まえて選択性が得られたメカニズムを考察すると,脂質分子のキラリティではなくリポソームが形成する階層的な誘電環境が重要であると考えられる.今回用いた反応基質は親水的な面と疎水的な面に分かれることが報告されており,面の疎水性に従ってリポソーム膜内に配向される.面の方向性と静電相互作用,水素結合性の相互作用などが協奏的にはたらくことによって高い選択性が達成されたものと考えられる.以上の結果より,両親媒性分子の集合状態を制御することにより,アルキル化反応の転化率や選択性を制御できる可能性を明らかとした.今後,水溶媒中における界面反応を制御する際の手法の一つとしての展開が期待される.
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会议论文
生物発想化学工学グループ(馬越研究室)
生物化学工程组(马越实验室)
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
アルコール修飾AOTベシクル膜の特性解析ならびにPADPA重合反応への応用
醇改性AOT囊泡膜特性分析及其在PADPA聚合反应中的应用
DOI: --
发表时间: 2016
期刊:
影响因子: --
作者: [Fumihiko Iwasaki, Keishi Suga, Yukihiro Okamoto, Hiroshi Umakoshi, 岩崎 文彦・菅 恵嗣・岡本 行広・馬越 大]
通讯作者: 岩崎 文彦・菅 恵嗣・岡本 行広・馬越 大
ベシクル膜表層を反応場として利用する界面重合反応の評価
以囊泡膜表层为反应场的界面聚合反应评价
DOI: --
发表时间: 2016
期刊:
影响因子: --
作者: [Fumihiko Iwasaki, Keishi Suga, Yukihiro Okamoto and Hiroshi Umakoshi, 岩崎 文彦・菅 恵嗣・岡本 行広・馬越 大, 岩崎 文彦・菅 恵嗣・岡本 行広・馬越 大]
通讯作者: 岩崎 文彦・菅 恵嗣・岡本 行広・馬越 大
ベシクル膜デザインに基づく水溶媒中での有機合成プロセスの制御
基于囊泡膜设计的水溶剂有机合成过程控制
DOI: --
发表时间: 2017
期刊:
影响因子: --
作者: [Fumihiko Iwasaki, Keishi Suga, Yukihiro Okamoto and Hiroshi Umakoshi, 岩崎 文彦・菅 恵嗣・岡本 行広・馬越 大]
通讯作者: 岩崎 文彦・菅 恵嗣・岡本 行広・馬越 大
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