腸炎ビブリオの病原因子T3SS1の遺伝子発現誘導条件の検討
腸炎ビブリオの病原因子T3SS1の遺伝子発現誘導条件の検討
批准号:
21K13496
负责人:
射場 仁美
金额:
$2.83万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
点击翻译按钮获取中文摘要
英文摘要
腸炎ビブリオは日本で分離・同定された食中毒原因菌である。2セットの3型分泌装置であるT3SS1とT3SS2を保有し、病態形成に重要な役割をもつことが明らかとなっているT3SS2についてはこれまでの研究で、病態との関わりが明らかとなっているが、T3SS1については未だ、発現が誘導される条件や、病態との関わりが明らかとなっていない。本年度は、腸炎ビブリオが保有するT3SS1の遺伝子発現が誘導される条件の検討をGFPの蛍光強度を測定することで可能となるか評価した。T3SS1の遺伝子発現はDMEMでの培養で上昇することが報告されているため、T3SS1関連遺伝子であるvscQのプロモーターコントロール下でGFPを発現させた腸炎ビブリオをDMEMで培養後、GFPの蛍光強度を測定した。その結果、3%NaClでの培養と比較して、有意に蛍光強度が高くなった。また、T3SS1のポジティブレギュレーターのExsA、ネガティブレギュレーターのExsDのそれぞれの遺伝子欠損株にvscQ pro-gfpを導入した結果、ΔExsAではDMEMで培養しても、GFP蛍光強度が上昇せず、ΔExsDでは上昇することが確認できた。これらの結果から、GFPの蛍光強度を測定することで、T3SS1遺伝子の発現状況を評価できることが確認できた。T3SS2は胆汁酸での遺伝子発現上昇が起こることが報告されているので、T3SS1が影響を受けるのかの評価を行ったところ、胆汁酸ではT3SS1の遺伝子発現に影響がないことが明らかになった。また、Hela細胞にvscQのプロモーターコントロール下でGFPを発現させた菌を感染させたところ、細胞と接している菌でGFPの蛍光強度が上昇する結果が得られた。以上より、宿主細胞との接着により、T3SS1遺伝子の発現が誘導される可能性が示唆された。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Vibrio parahaemolyticusの病原因子T3SS1遺伝子発現は宿主細胞接着によって誘導される
宿主细胞粘附诱导副溶血弧菌毒力因子T3SS1基因表达
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[射場仁美;下畑隆明;下畑隆明;上番増喬;馬渡一諭;高橋章]
通讯作者:
射場仁美;下畑隆明;下畑隆明;上番増喬;馬渡一諭;高橋章
海外基金