インターネット上の知財権侵害に関する抵触法上の研究

网络知识产权侵权的法律冲突研究

• 批准号: 22K01170
• 负责人: 嶋 拓哉
• 金额: $ 1.91万
• 依托单位: Hokkaido University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2022
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2022-04-01 至 2026-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22K01170/
• 关键词: インターネット; 知財権侵害; 不法行為; 法定専属管轄; 暗号資産取引; 分散型台帳システム; 国際裁判管轄; 準拠法

令和4年度は本研究課題に関連して，特にインターネットが抵触法体系に及ぼす影響を中心的な題目として検証作業を行い，自身の見解を論文として公表するに至った。わが国の法体系では，オンラインとオフラインとで異なる法規制体系を用意しておらず，所謂二重性（duality）は存在しない。従って，オンライン上の活動であってもオフラインを前提とした一般規定による規律が及ぶこととなる。しかしながら，オフラインを基礎とするこれまでの抵触法では地理的連結点を重視してきたものの，オンライン上の活動は地理的要素が希薄であり地理的特定性に欠ける。それ故に伝統的な抵触法体系とインターネットの利用との間には緊張関係が生じることとなる。令和4年度の調査研究活動においては，民訴法3条の3第5号の国際裁判管轄規定，分散型台帳システムによる暗号資産取引，電子的な手段による域外送達や刑事手続における域外的な証拠収集と執行管轄権による制限との関係等について各々検討することを通じて，伝統的抵触法体系とオンライン上の活動との間に生じる，かかる緊張関係を具体的に説明し，かつ詳細に分析することが出来たと考えている。次に，登録知財権を巡る国際的な法定専属管轄規定（民訴法3条の5第2・3項）を対象とする調査研究を実施し，その成果を論文として公表した。この規定を巡っては，立案担当者の見解及び通説は反射的効果を肯定するほか，登記・登録の移転・抹消請求訴訟をその対象に含めるが，本研究では，欧州連合ブリュッセルIbis規則24条等を対象とする比較法的視点をも採り入れた結果，いずれの点についても立案担当者の見解・通説は説得的とは言い難いとする見解に辿り着いた。なお，本研究課題の周辺論点として，不法行為地管轄（民訴法3条の3第8号），不法行為準拠法（法の適用に関する通則法17条）に関する研究も実施し，判例評釈として公表した。

在2022财年，关于本研究主题，我们进行了审查过程，尤其是互联网对法律制度相互矛盾的影响的中心主题，并开始发表我们自己的观点作为论文。在日本的法律体系中，在线和离线没有不同的法律和监管系统，也没有所谓的双重性。因此，即使在线活动也将根据一般法规进行纪律处分，这些法规假定离线。但是，尽管以前基于离线的法律冲突强调了地理联系点，但由于缺乏地理元素，在线活动缺乏地理特异性。这在传统的法律冲突系统与互联网的使用之间产生了张力。在2022年的研究和研究活动中，我们认为，通过研究第3-3条的国际管辖权规定，《民事诉讼法》第5号，使用分布式分类账面系统的加密货币交易，在电子手段和刑事诉讼中的外部证据管辖权与执法管辖之间的关系，我们能够具体解释和分析传统活动和在线行为，并分析传统活动和在线范围，并在线进行统治。接下来，我们进行了研究，重点介绍了围绕注册知识产权的国际专有法定管辖权法规（第3-5条，《民事诉讼法》第2款和第3段），并将结果作为论文发表。关于这项规定，计划者的观点和下议院肯定了反思性的效果，该主题包括要求转让注册，注册或取消的诉讼，但是这项研究还涵盖了比较的法律观点，其中涵盖了欧盟布鲁斯尔法规的第24条，并且已经表达了对任何观点的观点和关注者的观点，这些观点很难说明了任何点的观点。此外，还针对侵权领域的管辖权（第3-3条，《民事诉讼法》第8条）和统治侵权行为的法律（《一般法规法》第17条）也作为先例的主题，并作为案例研究发表。

项目成果

Online Service Providerを巡る国際的な法規律 ―― 抵触法の視点からの考察

关于在线服务提供商的国际法律法规——法律冲突角度的思考

• 发表时间: 2022
• 期刊: 北大法学論集
• 作者: 種村佑介「イングランド国際不法行為法における当事者自治の原則 Party Autonomy in English Private International Law of Torts」（担当: 分担執筆;範囲: 375-402）;Shinji Higaki;桧垣伸次;中村 民雄;嶋拓哉
• 通讯作者: 嶋拓哉

北朝鮮帰国事業を巡る訴訟における裁判権免除，不法行為地管轄・緊急管轄等

朝鲜遣返项目相关诉讼中的管辖豁免、侵权管辖、紧急管辖权等

• 发表时间: 2022
• 期刊: ジュリスト
• 作者: 種村佑介「イングランド国際不法行為法における当事者自治の原則 Party Autonomy in English Private International Law of Torts」（担当: 分担執筆;範囲: 375-402）;Shinji Higaki;桧垣伸次;中村 民雄;嶋拓哉;嶋拓哉;嶋拓哉;嶋拓哉
• 通讯作者: 嶋拓哉