自由民主主義の危機とデモスの再検討―哲学とフェミニズムの導入による学際的研究

重新审视自由民主与民主的危机：哲学与女权主义的跨学科研究

• 批准号: 22K01308
• 负责人: 山崎 望
• 金额: $ 2.58万
• 依托单位: Komazawa University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2022
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2022-04-01 至 2026-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22K01308/
• 关键词: 民主主義; 政治的なもの; 現代思想; ジャン＝リュック・ナンシー; アセンブリ; ジュディス・バトラー; 非暴力; デモス; 他者をめぐる哲学; 人民をめぐる哲学; フェミニズム

現代思想と民主主義論の接点を模索するべく、先端的な研究に従事している若手研究者を研究会に招聘して議論を行った。第一回の研究会においては、ジャン＝リュック・ナンシーの思想を検討すべく、伊藤潤一郎『ジャンリュックナンシーと不定の二人称』をテキストに、ジャック・デリダの研究者である板倉圭佑氏を招聘して研究報告をしてもらうと共に、著者の伊藤潤一郎氏も招聘し、議論をした。「誰でもよいあなた」という「不定の二人称」という観点から、ナンシーの世界の自己変容運動について着目した。第二回の研究会においては、フェミニズムの観点からジュディス・バトラー『非暴力の力』をテキストに、ジョルジ・アガンベンの研究者である長島皓平氏を招聘して報告を行い、また研究分担者の山本圭氏からは「政治的なもの再考」の研究報告をした。上記のように、研究会には若手の現代思想研究者を招聘して議論を活性化し、政治学との接点を探っている。現段階では、バタイユ研究の横田祐美子氏、バトラー研究の五十嵐舞氏、ネグリの翻訳もある清水知子氏にも研究会に参加を依頼し研究を進めている。ナンシーとバトラーを中心にした検討によって、政治を成立させている条件である「政治的なもの」をめぐる思考と、現存する秩序の偶発性を重視するナンシーやバトラーの思考の隔たりについての検討という課題が浮かび上がっている。

Modern thought and democratic theory are the key to the development of democracy. The first round of the research meeting was held to discuss the ideas of Junichiro Ito and Junichiro Itakura. "Who's there?" The second chapter of the research meeting will be held in the middle of the research report on the recruitment of researchers from Nagashima Hirohira and the research report on the reexamination of politics from Yamamoto Kei. In the past, the research society has been engaged in the recruitment of modern thought researchers, and the discussion of political science has been active. At the present stage, Yumiko Yokota, Yukiko Shimizu, Yukiko Shimizu, Yukimoto, Yukiko Shimizu, Yu The conditions for the establishment of the political system include the consideration of political issues and the importance attached to the eventuality of existing order.

项目成果

徘徊するシュミットとマルクスの亡霊

施密特和马克思的游魂

• 发表时间: 2022
• 期刊: 国際政治
• 作者: 田村哲樹;Masahiko Asada;錦田愛子;羽渕由子・田中晶子・安田裕子・田中周子・赤嶺亜紀・上宮愛・仲真紀子・佐々木真吾;柴田潤子;Dai YOKOMIZO;稲垣浩;Satoru Mori;大澤 彩;山崎望;Mariko Kawano;Terada Takefumi;辻康夫;田髙寛貴;原田大樹;アーロン・S.モーア著 塚原東吾監訳;天野 修司;秦 正樹;川地 宏行;泉川泰博;稲垣浩;錦田愛子;安田裕子・Jaan Valsiner・土元哲平・宮下太陽・小澤伊久美・伴野崇生・滑田明暢・サトウタツヤ;柴田潤子;山崎望
• 通讯作者: 山崎望

「アゴニズムを制度化する―熟議と闘技の論争の第二ラウンドのために」山崎望編『民主主義に未来はあるのか？』所収

《制度化的斗争：第二轮商议与武术辩论》山崎希主编，《民主有未来吗？》

• 发表时间: 2023
• 作者: ウィリアム・E・ショイアマン;森 達也;井上 弘貴;秋田 真吾;藤井 達夫;安藤 丈将;宮杉浩泰;谷本純一;松尾隆佑;鵜飼健史;中野勝郎;松尾隆佑;長谷部恭男・杉田敦・加藤陽子;山崎望;山崎望;Kei Yamamoto;山本圭
• 通讯作者: 山本圭

自助社会を終わらせる

结束自助社会

• 发表时间: 2022
• 作者: 河村 有介;Yusuke Kawamura;Yusuke Kawamura;河村有介;Yusuke Kawamura;Yusuke Kawamura;Yusuke Kawamura;千手崇史;濱口弘太郎;千手崇史;濱口弘太郎;千手崇史;千田航;千田航;千手崇史;濱口弘太郎;千田航;千手崇史;千田航;濱口弘太郎;宮本 太郎
• 通讯作者: 宮本 太郎

「民主主義の危機と可能性 ー宇野重規への書評」

《民主的危机与可能性——宇野茂德书评》

• 发表时间: 2022
• 期刊: 『法と哲学』
• 作者: ウィリアム・E・ショイアマン;森 達也;井上 弘貴;秋田 真吾;藤井 達夫;安藤 丈将;宮杉浩泰;谷本純一;松尾隆佑;鵜飼健史;中野勝郎;松尾隆佑;長谷部恭男・杉田敦・加藤陽子;山崎望;山崎望
• 通讯作者: 山崎望

民主主義に未来はあるのか？

民主还有未来吗？

• 发表时间: 2022
• 作者: 山崎望;早川誠他
• 通讯作者: 早川誠他