课题基金 / 基金详情

戦後フランスにおける政治的なものと政治的主体の思想史-E・バリバールを軸として

戦後フランスにおける政治的なものと政治的主体の思想史-E・バリバールを軸として
战后法国的政治思想史和政治主题——以巴里巴尔为中心
批准号:
14J10355
负责人:
太田 悠介
金额:
$0.5万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2016
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2016-04-22 至 2017-03-31

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
戦後フランスにおける思想と政治の接点を解明するという研究課題のもと、前年までの進捗状況を踏まえ、採用最終年度の本年は以下のふたつの成果があった。1.本研究の軸であるエティエンヌ・バリバールの思想について、ヨーロッパをめぐる近年の著作を考察した口頭発表を台湾国立交通大学主催の若手研究者を中心とするセミナーで行った。同大学がカルチュラル・スタディーズ研究に力を入れていることもあり、聴衆の中心的な関心は必ずしもフランス思想にあった訳ではなかったが、フランスの移民問題と関連づけたヨーロッパ論という発表の視座にたいして、会場とのやりとりからいくつかの示唆を得た。また、同発表をもとにした論文の執筆依頼があった。2.フランス政治哲学を代表するクロード・ルフォール『民主主義の発明』を共訳書として刊行した。社会科学の一分野としての政治にアプローチする政治学にたいし、「政治的なもの」という対象の固有性を主張するフランス政治哲学の特質を確認するのみならず、この訳出を通じて民主主義の原理的考察を深め、またルフォールの思想の背景にあったソヴィエトと東欧の状況についても相当程度洗い出した。ヨーロッパ論と政治哲学をめぐる以上のふたつの成果を補完するものとして、書評を一点発表した。フランスの移民史の古典であるジェラール・ノワリエル『フランスという坩堝』を昨年度に共訳書として刊行したが、同じ著者による作品『ショコラ』の書評である。19世紀末の黒人道化師の笑いを主題とする同書の内容を紹介するとともに、ムハンマド風刺画をめぐる今日のフランスの分断にたいしてもつ現代的意義について論じた。以上のように、戦後フランスの政治と思想の考察という研究課題の内容を充実させることで、ヨーロッパ論、政治哲学という主要なテーマを検討し、さらにはこれらに関連する笑いという補足的なテーマにも考察を広げた。
英文摘要
戦後フランスにおける思想と政治の接点を解明するという研究課題のもと、前年までの進捗状況を踏まえ、採用最終年度の本年は以下のふたつの成果があった。1.本研究の軸であるエティエンヌ・バリバールの思想について、ヨーロッパをめぐる近年の著作を考察した口頭発表を台湾国立交通大学主催の若手研究者を中心とするセミナーで行った。同大学がカルチュラル・スタディーズ研究に力を入れていることもあり、聴衆の中心的な関心は必ずしもフランス思想にあった訳ではなかったが、フランスの移民問題と関連づけたヨーロッパ論という発表の視座にたいして、会場とのやりとりからいくつかの示唆を得た。また、同発表をもとにした論文の執筆依頼があった。2.フランス政治哲学を代表するクロード・ルフォール『民主主義の発明』を共訳書として刊行した。社会科学の一分野としての政治にアプローチする政治学にたいし、「政治的なもの」という対象の固有性を主張するフランス政治哲学の特質を確認するのみならず、この訳出を通じて民主主義の原理的考察を深め、またルフォールの思想の背景にあったソヴィエトと東欧の状況についても相当程度洗い出した。ヨーロッパ論と政治哲学をめぐる以上のふたつの成果を補完するものとして、書評を一点発表した。フランスの移民史の古典であるジェラール・ノワリエル『フランスという坩堝』を昨年度に共訳書として刊行したが、同じ著者による作品『ショコラ』の書評である。19世紀末の黒人道化師の笑いを主題とする同書の内容を紹介するとともに、ムハンマド風刺画をめぐる今日のフランスの分断にたいしてもつ現代的意義について論じた。以上のように、戦後フランスの政治と思想の考察という研究課題の内容を充実させることで、ヨーロッパ論、政治哲学という主要なテーマを検討し、さらにはこれらに関連する笑いという補足的なテーマにも考察を広げた。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
しなやかな笑いが個をつなぐーージェラール・ノワリエル『ショコラ』書評
柔和的笑声将人与人联系在一起——Gérard Noiriel 的《巧克力》书评
DOI: --
发表时间: 2017
期刊: 図書新聞
影响因子: --
作者: [笹田朋孝, 木山克彦 , L.イシツェレン , G.マルガドエルデネ, 白石典之, Michihito Yoshime, 木村淳・小野林太郎・ 丸山真史・木山克彦・坂上憲光・野原健司・坂本泉・鉄多加志, Michihito Yoshime, Ch.アマルトゥブシン・村上恭通・B.バドマーオユイ・L.イシツェレン・G.ガルダン・D.ガラムジャフ・Ju.ゲレルバドラフ・木山克彦・松下憲一・M.ニャムヒ・佐川正敏・笹田朋孝・臼杵勲・栗林誠治・正司哲朗・T.エレグゼン・柳本照男(原文はモンゴル語), 嘉目道人, 嘉目道人, 太田悠介]
通讯作者: 太田悠介
フランス移民問題の再審―G・ノワリエル『フランスという坩堝』が映し出す未来
重新审视法国移民问题:G. Noiriel的《法国的坩埚》所反映的未来
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
Europe as a vanishing mediator. Courage of Etienne Balibar's philosophy
欧洲作为一个正在消失的调解者。
DOI: --
发表时间: 2016
期刊:
影响因子: --
作者: [Michihito Yoshime, Thomas Rockmore, Violetta L. Weibel, Benjamin Crowe, Yukio Irie, Steven H. Hoeltzel, Robert Stern, Eric Nelson, Matthias Kettner, Yasuyuki Funaba, Claude Piche, William Bristow, Halla Kim, 太田悠介]
通讯作者: 太田悠介
共同体論の奇妙な系譜―カール・シュミットからエティエンヌ・バリバールへ
共同体理论的奇怪谱系:从卡尔·施密特到艾蒂安·巴利巴尔
DOI: --
发表时间: 2015
期刊:
影响因子: --
作者: [太田悠介, 早坂由美子, 小澤実, 早坂由美子, 太田悠介]
通讯作者: 太田悠介
9
    エコロジーと民主主義の変容:人新世時代のフランス思想
    • 批准号:
      24K03425
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
    • 资助金额:
      $2.75万
    • 财政年份:
      2024
    • 负责人:
      太田 悠介
    • 依托单位:
    メタゲノムデータを利活用した病院排水における薬剤耐性の分布と特性の包括的精査
    • 批准号:
      23K28241
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
    • 资助金额:
      $5.82万
    • 财政年份:
      2024
    • 负责人:
      太田 悠介
    • 依托单位:
    A comprehensive investigation for the distribution and characteristics of antimicrobial resistance in hospital sewage using metagenomic data
    • 批准号:
      23H03551
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
    • 资助金额:
      $8.99万
    • 财政年份:
      2023
    • 负责人:
      太田 悠介
    • 依托单位:
    βヒドロキシ酪酸はミクログリアの活性化を抑制し緑内障性視神経症の発症を防御する
    • 批准号:
      20K18372
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
    • 资助金额:
      $2.58万
    • 财政年份:
      2020
    • 负责人:
      太田 悠介
    • 依托单位:
    海外基金