教育における公共性パラダイムに関する思想史的研究

教育公共性范式的历史研究

• 批准号: 22K02294
• 负责人: 村松 灯
• 金额: $ 2.33万
• 依托单位: Teikyo University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2022
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2022-04-01 至 2025-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22K02294/
• 关键词: 教育; 公共性; 学校選択制; 政治

2022年度に実施した研究の成果として、以下の2点が挙げられる。第一の成果は、1990年代の教育学において公共性論がどのように受容されたのかについて、代表的な論者の議論を検討することを通して整理したことである。政治学における公共性のパラダイム転換を受けて、教育学では当初、教育行政や学校経営に関わる分野、特に学校選択制をめぐって「公共性」が問題となった。その背景として、臨教審の答申をはじめ、新自由主義的改革の波が教育にも及んでいたことがある。こうした新たな改革動向に関する批判的検討のなかで、いわゆる戦後教育学とは異なる思考枠組みが求められ、教育の公共性をどのように考えるかが改めて問われることとなったのである。ただし、「公共性」の内実や、それをどのような射程で捉えるかについては各論者によって異なっており、いくつかの問題圏に分けることができる。また、こうした論者による強調点の違いは、それぞれの理論的基盤（デューイやアレント等）の違いに、少なからず対応しているものと考えられる。第二の成果は、2000年代以降における公共性パラダイムの展開をあとづけるため、その政治的・社会的な背景を整理したことである。検討にあたっては、とりわけ福祉システムや産業構造の変容に着目した。小玉（1999）は、1990年代アメリカの教育改革において、「公共性」が「争奪の対象」となっていたことを指摘するが（小玉重夫『教育改革と公共性』東京大学出版会）、2000年以降日本型福祉の矛盾が顕在化していくなかで、「公共性」は再び「争奪の対象」となっていく。

The results of the research conducted in 2022 are as follows: The first achievement is that in the 1990s, the theory of public nature was accepted and discussed by the representative theorists. Political science, education, education, school administration, school selection, etc. The background of the reform of neo-liberalism The new trend of reform is critical, and the new trend of reform is critical. Ta da Shi, the internal support of "publicity", the range of "public", the range of "public", the differences between various commentators, and the division of the problem circle. The author points out that there is a contradiction between the theory and the theory. The second achievement is to organize the background of public and social affairs in the 2000s. The structure of the industry is very important. Kodama (1999), 1990s education reform,"publicity" and "competition" and "criticism"(Kodama Shigeo "Education Reform and Publicity" Tokyo University Press), 2000 Japanese-style well-being contradictions and "publicity" and "competition" and "criticism."

项目成果

教育における公共性パラダイムの形成と展開

公共教育范式的形成和发展

• 发表时间: 2023
• 作者: 木村 光男;大井 雄平;埜嵜志保;埜嵜志保;鄭修娟;JUNG Sooyeon;吉村 敏之;吉村 敏之;本田 伊克;吉村 敏之;前島正俊・豊歳寛・吉村敏之;杉原 薫;早坂 淳;早坂淳;早坂淳;田所祐史;田所祐史;田所祐史;田所祐史;村松灯・田中智輝
• 通讯作者: 村松灯・田中智輝