膵癌の発生と進展におけるGirdin遺伝子の役割:癌幹細胞の新生と癌浸潤への関与
膵癌の発生と進展におけるGirdin遺伝子の役割:癌幹細胞の新生と癌浸潤への関与
批准号:
22K07010
负责人:
浅井 直也
金额:
$2.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
1)膵癌幹細胞マーカーの検討:マウスにおける膵癌モデルであるKPCマウスにおいてはDoublecortin-like kinase 1(Dclk1)が幹細胞マーカーとして特異性が高いと報告されるが、ヒト膵癌でDclk1免疫染色を行ったところ、発現様式と陽性細胞の割合には検体ごとに大きな差が見られた。癌幹細胞マーカーはマウスとヒトでの差異が大きいと考えられたため、当初の計画ではDclk1を利用した計画を立てていたが、利用する癌幹細胞マーカーについて再検討する事とした。2)実験系の検討:本研究計画ではKPCマウスの使用を予定したが、上記の結果を考慮し、ヒト膵癌の細胞株・組織・オルガノイドを利用した実験系を優先する事とした。受精鶏卵を用いた培養系を試したところ、実体顕微鏡を用いた観察では分解能が低いために、個細胞レベルでのライブイメージングは困難であることが分かった。代替手法として、膵臓の器官培養および膵癌培養に適するとの報告があった豚膀胱の間質組織を基質に用いて、各種の膵癌細胞株の3D培養を試みた。2週間の培養後に組織を調べると、癌細胞は重なりあって増殖し、腺管構造や間質浸潤も見られるなど、生体での癌病変を模倣した組織像を呈し、蛍光顕微鏡による経時的観察が可能であったことから、今後の研究に利用することとした。3)ミトコンドリア機能が及ぼす影響の検討:癌幹細胞の低酸素環境への適合性から、酸素を消費するミトコンドリアとの関連に着目し、ミトコンドリア活性化作用を有する ”mitochonic acid 5” を培養液に添加してsphere assay を行なった。通常酸素濃度下においてsphereの数には変化がなかったものの、sphereのサイズ縮小や腺腔形成が誘導されたことから、ミトコンドリア機能が癌の分化に影響を与える可能性が示唆された。
英文摘要
1)膵癌幹細胞マーカーの検討:マウスにおける膵癌モデルであるKPCマウスにおいてはDoublecortin-like kinase 1(Dclk1)が幹細胞マーカーとして特異性が高いと報告されるが、ヒト膵癌でDclk1免疫染色を行ったところ、発現様式と陽性細胞の割合には検体ごとに大きな差が見られた。癌幹細胞マーカーはマウスとヒトでの差異が大きいと考えられたため、当初の計画ではDclk1を利用した計画を立てていたが、利用する癌幹細胞マーカーについて再検討する事とした。2)実験系の検討:本研究計画ではKPCマウスの使用を予定したが、上記の結果を考慮し、ヒト膵癌の細胞株・組織・オルガノイドを利用した実験系を優先する事とした。受精鶏卵を用いた培養系を試したところ、実体顕微鏡を用いた観察では分解能が低いために、個細胞レベルでのライブイメージングは困難であることが分かった。代替手法として、膵臓の器官培養および膵癌培養に適するとの報告があった豚膀胱の間質組織を基質に用いて、各種の膵癌細胞株の3D培養を試みた。2週間の培養後に組織を調べると、癌細胞は重なりあって増殖し、腺管構造や間質浸潤も見られるなど、生体での癌病変を模倣した組織像を呈し、蛍光顕微鏡による経時的観察が可能であったことから、今後の研究に利用することとした。3)ミトコンドリア機能が及ぼす影響の検討:癌幹細胞の低酸素環境への適合性から、酸素を消費するミトコンドリアとの関連に着目し、ミトコンドリア活性化作用を有する ”mitochonic acid 5” を培養液に添加してsphere assay を行なった。通常酸素濃度下においてsphereの数には変化がなかったものの、sphereのサイズ縮小や腺腔形成が誘導されたことから、ミトコンドリア機能が癌の分化に影響を与える可能性が示唆された。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
DOI:
10.1111/gtc.13019
发表时间:
2023-03-12
期刊:
GENES TO CELLS
影响因子:
2.1
作者:
[Hayashi,Takanori, Kobayashi,Naomi, Utsumi,Toshiaki]
通讯作者:
Utsumi,Toshiaki
DOI:
10.1007/s00535-022-01865-9
发表时间:
2022-06
期刊:
JOURNAL OF GASTROENTEROLOGY
影响因子:
6.3
作者:
[Hisamori, Shigeo, Mukohyama, Junko, Koul, Sanjay, Hayashi, Takanori, Rothenberg, Michael Evan, Maeda, Masao, Isobe, Taichi, Valencia Salazar, Luis Enrique, Qian, Xin, Johnston, Darius Michael, Qian, Dalong, Lao, Kaiqin, Asai, Naoya, Kakeji, Yoshihiro, Gennarino, Vincenzo Alessandro, Sahoo, Debashis, Dalerba, Piero, Shimono, Yohei]
通讯作者:
Shimono, Yohei
Antitumor effect of polyphyllin D on liver metastases of neuroblastoma
重植素D对神经母细胞瘤肝转移的抗肿瘤作用
DOI:
10.1007/s00383-022-05146-7
发表时间:
2022
期刊:
Pediatr Surg Int.
影响因子:
--
作者:
[Kondo Y, Watanabe S, Naoe A, Takeuchi T, Niimi A, Suzuki M, Asai N, Okada S, Tsuchiya T, Murayama M, Yasui T, Inoue M, Suzuki T.]
通讯作者:
Suzuki T.
遺伝子改変マウスを用いた、新規アクチン結合蛋白とそのファミリーの解析
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批准号:18657060
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$2.18万
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财政年份:2006
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负责人:浅井 直也
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依托单位:
Ret蛋白の変異によって生じる多様な臨床病態の解析
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批准号:10152221
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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资助金额:$2.56万
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财政年份:1998
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负责人:浅井 直也
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依托单位:
変異型Ret蛋白による細胞癌化に特異的なシグナル伝達の解析
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批准号:09770144
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.22万
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财政年份:1997
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负责人:浅井 直也
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依托单位:
Ret蛋白の変異によって生じる多様な臨床病態の解析
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批准号:09254222
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$2.37万
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财政年份:1997
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负责人:浅井 直也
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依托单位:
retプロトオンコジーンの変異による細胞癌化機構の解析
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批准号:08770153
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.77万
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财政年份:1996
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负责人:浅井 直也
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依托单位:
海外基金